刈羽村からの緊急報告と要請
(了解を得て、一部を紹介します)


■ 投票結果尊重を求める運動
 私たちの声を村政にとどける会の議論を踏まえ、刈羽村の住民投票結果の尊重を求めるグループは以下の行動を展開しています。

● 対話集会での追求
 村長のMOX工場視察の訪欧や対話集会計画に危機感を持った村民有志は、緊急に会合を持ち、対策を協議しました。参加者は「住民投票で決着済み、今更対話集会に参加したくない」「集会ボイコットは推進派が多数の口実となる」との議論を踏まえ、参加して「思いを話す」ことになりました。
これまでの発言には次のものがあります。
・プルサーマル問題は住民投票で決着済み。
・住民投票条例制定で、議会も村長も判断を有権者に委ねた。投票結果は反対多数、議会も村長もプルサーマルを云々する権限はない。対話集会は条例違反だ。
・対話集会は、新たな対立と混乱を招く。

● 啓蒙チラシ入れ、戸別訪問
 県内外の人たちの協力を得て、プルサーマルや原子力の現状に対するチラシ入れ、街頭宣伝、戸別訪問を繰り返しています。隣接の柏崎市議会の社会クラブ議員は全戸の戸別訪問を実施しています。
村民からは「去年と考えは変わらない。対話集会はけしからん。参加しない。暑いのに遠方からの応援に感謝する」等の声がかかっています。

● 対話集会参加者500に対し、署名1000、意向調査2000を対置する。
 刈羽村には20集落があり、1400世帯、5000人が生活しています。有権者は4200人程です。
 対話集会参加者は、8月12日現在、14集落が完了し、残り6集落5会場となりました。
 完了した14集落は770世帯で有権者は2400人程ですが、対話集会参加者は360人でした。最終参加者は500人程度と推定されます。
 対話集会の発言は、賛否両論があります。対話集会で全有権者の意志は判断できません。
 そこで、対話集会で民意を判断することに反対し、住民投票結果の尊重を求める署名を始めます。署名は、対話集会参加者の2〜3倍を目指します。
 また、全有権者の意向調査を実施します。全有権者に往復ハガキを郵送し、返信用で回答を得て、集約します。意向調査の客観性を担保するために、開票まで郵便局止めとして、郵便局に管理してもらいます。回収率は有権者の過半数を目指します。
 これらの運動、中でも往復ハガキによる意向調査には数十万円の費用がかかりますが、スタートしました。小さな村の運動では大きな負担となっています。

■ 住民投票運動を担うみなさんに物心両面のご支援を要請します
 住民投票は、対象となった課題を有権者が直接判断する手法で、形骸化した現行の議会制度を補完する有効な手法だと考えます。幾多の困難を克服して投票実施まで到達した事例はあまりありません。
 住民投票の結果を無視した事例としては、沖縄県名護市の住民投票で基地建設が反対多数となったのに、市長が賛成して辞職したことがあります。出直しの市長選挙では、県知事の移転反対表明もあり、基地問題は争点になりませんでした。結果として争点隠しの市長選が行われ、基地容認の市長が当選しましたが、基地問題が動き出すには知事の交代や長い時間が必要でした。
 刈羽村の品田村長は、投票実施1年で、対話集会を実施して住民投票結果を逆転しようとしています。
 対話集会は、住民投票運動に対する挑戦でもあります。
 対話集会で住民投票結果を変更できる事例をつくってはなりません。対話集会は住民投票運動に対する挑戦でもあります。
 対話集会策動に対抗する刈羽村の運動にご支援、ご協力をお願いします。
                                        (KT)



トップ