裁判の傍聴にご参加を!(大阪地裁)
 
1月30日(木)国相手の大飯原発止めよう裁判
国は火山灰層厚について書面は出せず。関電が提出予定→批判していこう
 交流会
  関電告発、蒸気発生器細管減肉問題、白浜町の核ゴミ拒否条例
  テロ等対処施設の遅れによる原発の停止、老朽原発の再稼働問題も議論します

 
 ※手荷物検査があります。14:30頃には裁判所に到着し、直接法廷に来てください。
○15:00 第32回法廷 大阪地裁202号大法廷
○法廷終了後に報告・交流会:大阪弁護士会館 920号室
 今年から裁判のペースが2か月に1回と早くなります(1/30、3/16、5/12)。裁判も終盤に差し掛かっています。傍聴・支援をよろしくお願いします。

◆関電の大飯、高浜、美浜原発の火山灰対策に関し、2018年12月規制委は、非公開の会議で、火山灰層厚10センチという過小評価を、直ちに基準「不適」合とする案を否定し、関電に再評価させるという時間稼ぎの案を決定しました。議事録を作らず資料も回収・廃棄していたことが報道で明らかになりました(1月4日・5日毎日新聞)。基準不適合と早期に結論を出せば、大飯原発等の運転停止を迫る市民の声が一層高まることを恐れたからに違いありません。

 裁判で国は、火山灰に関して、原告の主張を反論する書面を出していません。今回の非公開会合でのやりとりの経過を含めて、全て公にすべきです。

 原告は、原告適格の書面を提出します。国は、原告適格についての書面と地震の専門家の書面を出すとしています。参加人の関電が火山灰について書面を出す予定です。出された書面に対して反論していきましょう。

◆関電の原発マネー不正還流事件では、全国から3,272人もの市民が12月13日、大阪地検に告発しました。「告発する会」は、「起訴を求める!大阪地検前行動」を呼びかけています。多くの皆さんの参加で、起訴を実現させましょう(1月27日午後1時~2時。大阪地検前)。

◆一方関電は、高浜4号炉の定期検査で見つかった蒸気発生器細管の減肉について、原因だと推定する「異物」を発見・特定することなく、予定を繰り上げて1月末にも原子炉を起動し、2月末には営業運転を狙っています。高浜3号は1月6日から定検に入りました。同様の細管減肉が確認されれば、4号の運転を即刻中止するよう求めていきましょう。

◆法廷終了後の報告・交流会(17:15頃まで)
・当日の法廷のやり取りや書面について、弁護団から説明を受け、議論します。

・交流会では、関電原発マネー徹底究明を求める告発/高浜4号炉の蒸気発生器細管減肉/和歌山県白浜町の核のゴミ拒否条例制定(12月18日町議会で可決)等を紹介します。

 今年は、テロ等対処施設が期限に間に合わないため、高浜3・4号は夏以降停止します。他方で関電は、40年超えの老朽原発(高浜1・2、美浜3号)の再稼働を狙っています。また、福井県外での「中間貯蔵」候補地も今年確定するとしています。関電の原発をめぐる状況を議論し、老朽原発の再稼働を止め、「中間貯蔵」等を阻止していきましょう。

 多くの皆さんの参加で傍聴席を埋めましょう。知り合いの方に声をかけ一緒にご参加ください。

2020年1月10日
おおい原発止めよう裁判の会 連絡先:美浜の会 気付
 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581


(2020/1/11UP)