裁判の傍聴にご参加を!
9月27日(水)国相手の大飯原発止めよう裁判
(大阪地裁)
    ★2名の原告が意見陳述します(児玉さん、黒田さん)
 
   ★地震動のデータ改ざんは「誤記」だった?!
 
     「正誤表」は国の書面の2か月後

 
  10:45 傍聴券の抽選(大阪地裁 別館南側玄関前)
  11:00 第23回法廷 大阪地方裁判所 202号大法廷
  法廷終了後~13:30 報告会・交流会 大阪弁護士会館 920号室
 




皆様へ
9月27日(水)、国相手の大飯原発3・4号止めよう裁判が近づいてきました。
今回の法廷は、いつにも増して重要です(詳しくは下記の【焦点】参照)。

原告の意見陳述は、前回裁判長が変わったため、やっと認められました。
(新しい裁判長は最高裁から来ています)
そして、地震動のデータ改ざんについて、国が釈明してきましたが、なんとも怪しいものです。

意見陳述を支え、国の後講釈で怪しげな「釈明」を追及していきましょう。
そのために、傍聴席を埋めましょう。ぜひご参加を!

原告と国の新しい書面は下記にあります。原告陳述は法廷でご期待を。
http://www.jca.apc.org/mihama/ooisaiban/ooisaiban_gyouso_room.htm

【今回の法廷の焦点】
----------------------------------------------------------------------
● 2名の原告が意見陳述します。再稼働反対の思いを直接裁判長に訴えます。
----------------------------------------------------------------------
 〇京都府北部の児玉正人さん
  30km圏内の被害地元の南丹市住民として訴えます
 〇大阪府の黒田静代さん
  福島の子どもたちの保養活動を続ける中で経験した事故被害の深刻さを訴えます
----------------------------------------------------------------------
● データ改ざんについて国の釈明→「誤記」だった?!
----------------------------------------------------------------------
地震動過小評価について、データ改ざん論文の証拠をさらに改ざんした国ですが、今回新たに提出してきた準備書面18で、釈明しています。なんと
・国が3月22日の準備書面16で採用した論文「宮腰ほか(2015)」のデータは「誤記」だった。
・国は3月段階でそのことに気づいていたので訂正した。
・証拠採用した論文「宮腰ほか(2015)」は、「正誤表」が出されている。
と釈明しています。

しかし、「正誤表」が出たのは5月30日。国の書面の2か月後。国は早くから「誤記を知っていた」のに、そのことには何も触れず、3月に準備書面を出していたというわけです。
何やら怪しすぎます。さらにもう一つの問題もありますが、法廷で説明します。

私たちは、4月にはこのテータ改ざん問題を指摘していました。
地震動問題で改ざんデータまで持ち出し、なりふりかまわず過小評価にまい進する国 

法廷と報告会で、この問題について追及していきます。

----------------------------------------------------------------------
● 原告は、国の書面を批判した汚染水問題の新たな準備書面を提出しました。
----------------------------------------------------------------------
◇報告・交流会では、
・法廷の内容についての解説・議論
・パブコメも始まった火山灰問題についての紹介
・再稼働反対の関西各地の取り組み(新たに30km圏内に入る滋賀県今津町や旧朽木村での戸別訪問の様子等)も紹介し議論します。

大飯原発3号の来年1月原子炉起動を止めるために、裁判と福井・関西各地の運動をつなげていきましょう。
裁判の傍聴と報告・交流会へのご参加、よろしくお願いします。


2017.9.22
おおい原発止めよう裁判の会
 連絡先:美浜の会気付け
 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

(2017/9/22UP)