2012 年 12 月 14 日付「大飯原発事故のとき−原子力規制庁試算に基づく放射能拡散」を訂正するにあたって

 2012.12.14 付で公表したこの表題の文書では、事故時に各方位に向かう放出放射能量は、全放出量×年間方位出現頻度に従うとしていました。この点は、規制庁に電話で確認した上での判断によるものでした。
 ところが、12 月 21 日に金子修一・原子力防災課長に面談しての回答では、どの方位にも全放出量が向かうようにして計算したとのことです。責任ある立場の回答なのでそれを重視して再検討した結果、各方位全量放出と規制庁の試算結果との間に矛盾はないことを確認しました。
そのため、前記の文書を改訂することにしました。改訂の主点は、20%放出や 50%放出の区別を無くし、どの方位にもすべて 100%放出としたことです。
 すでに前の検討結果を使用された方々には、多大なご迷惑をおかけしますが、今回の見解に基づく訂正をよろしくお願いします。

2012年12月23日 美浜の会

(12/12/23UP)