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7月29日 参議院議員会館 B107号室
 10万を超えた「原発さよなら署名」の提出と政府交渉
  泊3号の本格運転再開を止めよう!4ヶ月も続く異常な調整運転を停止させよう
  定検で停止中の原発の運転再開を止めよう
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 全国95団体の呼びかけで始まった「原発さよなら署名」の第一次集約数は10万筆を超えました!署名やカンパを集めてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
 29日の署名提出と政府交渉にぜひ参加してください。

 署名は全国各地から寄せられています。ドイツなど海外からも。
 署名活動は初めてという方、3・11までは原発に関して無関心でいたという多くの皆さんが、原発から撤退する以外に、子供たちの生命や生活、環境や自然を守ることはできないと感じて、署名を集めてくださいました。

 また、この署名は、玄海2・3号の運転再開を阻止する運動、各地の原発の閉鎖を求める運動、福島の子どもたちを放射能から守るために取り組まれた年20ミリシーベルト基準撤回、避難拡大の運動など、事故後の各地の様々な活動と共に進められてきました。
 福島第一原発事故によって、生活の基盤を根こそぎ奪われた人々、被ばくを強いられた人々の「原発さえなければ」という苦悩と怒りと結びつきながら署名活動に取り組んできました。

 大事故の責任をとって、脱原発への転換を速やかに決定することを求める署名です。
署名の第一次提出と政府交渉に参加し、署名に託された多くの皆さんの意思を伝えましょう。

 定期検査中の原発の運転再開を許さず、すべての原発が運転を停止する状況をつくりあげ、脱原発を具体的に実現していく方向を目指していきましょう。

 経産省は玄海3・4号の運転再開に失敗し、また大飯1号は16日にECCSの故障によって4ヶ月続けていた調整運転を停止しました。現在の焦点は、北海道電力の泊3号の本格運転再開を止めることです。4ヶ月も続く異常な調整運転を停止させましょう。
 北海道庁前では、連日座り込みが続けられています。
 泊3号は、法的にも「調整運転」という定期検査中の原発です。しかし経産大臣や枝野官房長官は、事実上売電しているから「稼働中」原発とみなし、政府自らが求めたストレステストも棚上げにして、電源車の配備等の緊急安全対策だけで本格運転を再開しようとしています。全国の連携した力で、泊3号の本格運転入りを止めていきましょう。

 政府が新たに導入するストレステストが福島原発事故の実態を踏まえたものなのか、地震動で配管が破損したのではないか、また、経産省の緊急安全対策で炉心溶融が防げるのか、長期間の全電源喪失を考慮しない安全設計審査指針が破綻した現実を踏まえ、既存の原発の安全性がなりたたない問題等を具体的に追及し、定検で停止中の原発の運転再開を止めていきましょう。

●原発さよなら署名の提出と政府交渉
 7月29日(金) 参議院議員会館 B107号室(地下1階)

 ○署名と署名数の最終集約 12:00〜12:45
   参議院議員会館のロビーで署名の最終集約をします。
   署名数と集約団体名・住所を書いたメモ用紙を渡してください。
   同時に、署名用紙の実物も渡してください。

 ○集合 12:45までに参議院議員会館ロビーに集合。その後B107号室へ
 ○13:00〜14:00 事前の打ち合わせ・交渉内容確認
 ○14:00〜16:00 署名提出と政府交渉
   原子力安全・保安院の出席は確定。原子力安全委員会と事故対策本部の出席を要請中。
 ○16:00〜16:30 その場で記者会見(記者は交渉の場から居ることになります)。
 ○16:30〜18:00 参加者の交流会

2011年7月27日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/  mihama@jca.apc.org


(11/06/27UP)