チェルノブイリ事故から26年、そして、原発ゼロの日に
福島原発事故と大飯原発再稼働を見つめなおそう
フォトジャーナリスト広河隆一 チェルノブイリ・フクシマ写真展
(2012年5月5〜6日 開催)


アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。

【みなさまから寄せられたご意見・ご感想】
(今回の写真展で印象に残ったことや大飯原発の再稼働などについて、ご意見・ご感想などをお聞かせください。)



◆チェルノブイリはあまり報道されることもなくなってきているので、まだ多くの人が苦しみ今後もどこまでこの状態が続けて行くのかと思う。安易に原発再開するなどとても考えられない。また正確な情報も伝わってこないし、あまり何も知らされないまま、事が進んでいくのが恐ろしい。(女性・40代)

◆チェルノブイリはあまり報道されることもなくなってきているので、まだ多くの人が苦しみ今後もどこまでこの状態が続けて行くのかと思う。安易に原発再開するなどとても考えられない。また正確な情報も伝わってこないし、あまり何も知らされないまま、事が進んでいくのが恐ろしい。(女性・40代)

◆今、ちょうど学校でチェルノブイリについて勉強しているので、いい機会になりました。今まで原発のことはあまり知らず、深く考えたこともあまりなかったので、これを機にいろいろ調べてみたいと思いました。(女性・10代)

◆今日5月5日は日本の原発がすべて止まる日に広河さんの写真展を企画してくださってありがとうございます。チェルノブイリ原発事故で、自分の子どもが親より先に次々と死んでしまう姿は身が引き裂かれます。二度と誰かの犠牲の上で原発を動かすことは人間の罪だと思います。(女性・40代)

◆チェルノブイリの現状と福島原発事故(ある意味で日本全体)の未来を重ね合わせて考えさせられるものでした。(いつもメールニュース送っていただいています。ご苦労様です。)(男性・50代)

◆再稼働なんて考えられません。これ以上汚染が広がるのは困る。原発のある所は自然の豊かなきれいなところばかり。若狭も原発なくして、きれいな海と山を取り戻したい。(女性・50代)

◆テレビやネットで見るよりも、直接的に訴えかける感があり迫力があった。原発報道に少しずつ慣れてきたところがあるので再度認識するよい機会になりました。(女性・30代)

◆チェルノブイリ原発のその後を伝えるニュースでは興味本位な部分が多かったですが、1枚1枚の写真が伝えることは本当だと思い、とても勉強になりました。
 日本の将来を考え、実行に移す世代として何が必要で世界で何ができるかを考えさせられた30分でした。ありがとうございました。(40代)

◆原発の事故が発生してからでは手遅れ。完全な対策が確定してからでないと再稼働は絶対してはならない。電力不足が叫ばれているが自然エネルギーの利用と節電対策で充分補える。(70代以上)

◆美浜の会の多角的な御とりくみの中で再々写真展を開催してくださりありがとうございました。
広河隆一写真展事務局(女性)

◆大飯原発再稼働について、地元住民にとっては危険であることは理解できても複雑な気持ちであろう… (男性・40代)

◆私は大阪に住んでいるので関西電力使用者です。なのに"原発"はどこの電力会社も都会からかけ離れた場所にあります。変な話です!
 "福島原発事故"があって世間に知れ渡り…何なんでしょうね。今までのほほんと暮らしてきた日本の人(私もです)未だに温度差を感じていますが。「小山(小出?)先生の活動」からいろいろと学びました。ネットでしか参加できていないですが…。機会を与えてくださり、ありがとうございました。 (40代〜50代)

◆原発の煙から出る中にエーテル体を傷つける物質があり以前は老人の痴呆が主でしたが、世界的にアルツハイマーが若年にまで影響をおよぼすようになった話を知っていましたので、原発は絶対反対です。 (60代)

◆原発の再稼働は絶対に許してはいけません。人道的にも原発そのものはありえないものです。
  ところで雇用の問題ですが、たとえば関電が子会社等(ex関電CSフォーラム、Kオプティコム)に委託している通信の仕事などをさせてあげてはどうでしょうか。関電は電柱を握っているのでケイタイ会社等の仕事をいろいろ持っています。通信の仕事は地方でもできます。初期投資もたとえば会議室にパソコンを並べるだけですむので、ほとんど費用はかかりません。人件費はかかりますが、今時電話機もパソコンに内蔵されているシステムがあるので要りません。
 あと電力会社の総括原価方式等のおかしな経済の仕組みですが、これも関西圏の経済学者の方々が集まって、集会等を行い、環境や人々の暮らしを破壊するようなこのような経済の仕組みを考え直してはいかがでしょうか。それこそ関西圏にはアホほど経済学部があるの大学があるのです。おそらく偉い先生も、前途有望な?若者もいっぱいいるのです。世の中や環境がよくなる経済の仕組みを考えるべきです。企業からの献金で大学が骨抜きになってはいけません。メディアもスポンサーの圧力に負けない矜持を持ってほしいものです。
 5月5日本日午後11時、原発全停止を心から喜び、維持していかねばなりません。
 関電も政府も敵ではありません。話し合ってこんがらがっているひもを解けばよいのです。みんながいい方向に行くように考えればよいのです。もちろん欲は少なくしなければいけませんが。既得権益にしがみつく人を説得しなければいけませんが…。(女性・50代)

◆脱原発を確信しました!! 西宮で署名活動しても関心が薄くて…悲しいくらいです。未来の子どもたちのためにも、又、被ばくされている福島の子どもたちに何ができないかと事故を身近に感じようとやってきました。脱原発の意思表示を一人一人ができるような活動をしていきたいと思っています。資料参考に身近な人にも伝えていきます!!(50代)

◆大飯原発の再稼動、反対です。安全性の保証など納得できる充分な説明ないのに、どうして稼動の話がでるのか理解できません。Days Japan定期購読していますので、雑誌にて写真は拝見していましたが、やはり展示会場で拝見させて頂けて良かったです。(40代・女性)

◆福島の原子炉の様子を8ヶ月も公開していなかったということに怒りをおぼえた。その期間にどれだけの汚染が広がったのかと考えると恐ろしい。とにかく扱い方処理の方法がわからないもの、原発は反対!!
地球レベルで物事を考えるべきだと思います。福島・東北の方々の体が心配です。TVで言ってたが、高度経済成長の時、リスクを過小評価しすぎたのだと思います。写真展であらためて原発の怖さがわかりました。
これからも一人でも多くの人にみていただきたいと思いました。(40代・女性)

◆チェルノブイリの事故があってちょっとしてからガンが発症したりすることにおどろいた。事故はもう終わったのかもしれないけど、被害者はまだまだ油断できないと思う。いつ病気が出てくるのかも分からないから。実際福島で政府がちゃんとしてくれない事になってるから。原発は何かと便利かもしれないけど、もし事故が起こったあとの事をちゃんと考えてからにしてほしい。でも、やっぱり反対。ニュースを見るたび、政府は何を考えてるのかな・・・と思う。(10代・女性)

◆反対という意識が増大しました。(60代)

◆チェルノブイリ後25年経って状況は少しでもましになっているのではと想像していましたが影響は逆に世代をこえて広がっていると、写真から実感させられました。福島の今後が本当に心配です。(50代・女性)

◆チェルノブイリの今は25年後の福島なのだとつくづく思う。そして今後地震大国の日本を考えると核はどんな形でも使用してはならないと思う。(50代・女性)

◆裁判の争点と仮処分の意味について知りたくて参加しました。再稼動を止めるための提訴、関電の答弁のこれからが最大の攻略ポイントをつくり出すことになるとのことでしたが、不正を裁判で法にてらして認めさせることが本当に難しいと感じました。
大飯原発の再稼動反対。
 5〜6年後の広河さんのファインダーに映る現実を考えると怖いです。写真で伝わる悲劇の前で立ちすくんでしまった。(2回目ですが)
 戸別訪問のアンケート行動、本当にお疲れ様です。この成果は大きな力になっていたことに又、敬意です。(50代・女性)

◆困難に対した人の受けとり方の顔が見れたのはよかった。写真に取った人の心情を後で見れるようにした方がいいと思う。ダイレクトではないが思いをこう伝える人がいることに、それを支える人に感謝します。(10代・男性)

◆福島の現状について知りたい
 おおい町民の声は複雑。その土地に住む者にしかない感覚だと思う。しかし雇用も大切だがひとたび事故が起きてしまえばもうそこには住めなくなる訳だから、何が一番大切かをちゃんと考えないといけない。町の将来と言うが、原発に依存している内は将来に希望はないと思う。(20代・女性)

◆福島原発事故について起こってはいけないことが起こりました。現在も関心をもってテレビ・新聞等で確認し見つめています。大飯原発再稼動も反対、政府も信用出来ない。

◆広島・長崎 そして第五福竜丸、チェルノブイリ。さまざまなメッセージを自らのもにしていなかった事がこのような事態をまねいたのだと思う。もう決してわすれたくないし、伝えつづけなくてはいけないと思う。(30代・女性)

◆新聞やニュースなどでは、本当のおそろしさが全然伝わっていない。チェルノブイリ事故の教訓が生かされていない。人間のおろかさを知ると共に今後に私達もできる事を再度考え子供達に明るい未来を残したい。(40代・女性)

◆先日訪問したおおい町のことを思い出しながら展示物を見ました。美浜ニュースのガル、ゆれ等の分かりにくいところをおさらいしながら見ました。先日、ベラルーシ・ウクライナから来られたDr.達の被曝被害の報告や環境汚染のことなども思い出しながら広河さんの写真を見ました。(60代・女性)

◆写真の力は訴えるパワーが違いますね。広河さん応援しているジャーナリストです。大資本に負けず、すごいです!おおい町でのインタビューお疲れさまでした。自然エネルギー開発で雇用をという声が目にとまりました。安全な被曝量など無いのだと改めて思いました。(50代・女性)

◆福島の本当の姿は忘れ去られようとしていると思いました。私の今の生活では(周りの人たち、メディア)何もなかったかのように世の中が進んでいる感じです。少しずつでも自分のできる事を探して皆に伝えたいです。(30代)

◆大飯原発差し止め裁判原告集会にあわせての写真展、タイムリーで良かったです。"DAYS JAPAN"の販売やチラシなどもあれば・・・。(60代・女性)

◆大飯原発の再稼動に反対します。(40代)

◆たまたま6Fでの研修に参加していて、昼休みにエレベーター前のポスターで知りました。今すぐには身体に表れていないだけでこれからの世代の健康が心配です。福井に連立している原発のお世話にはなってきた大阪府民ですが、原発に替わる産業で将来が考えられないでしょうか、再稼動は反対です。(50代・女性)

◆広河さんの3.11以後の福島現地の写真がすごかった。事故後一変する住民の姿、さらに追いつづけて伝えてほしいと思う。3.11の1周年以後マスコミも原発事故の実態を報道しなくなっていると思う。それは事故隠しだと思う。マスコミは「エネルギーが足りない」と言いつづけているが、次の原発事故で日本がなくなることになるという現実を伝えてほしいと思う。(50代・男性)

◆福島の数年先の姿をチェルノブイリの写真に見るようで恐ろしかったです。(60代・男性)

◆チェルノブイリの現実が福島の子供達にもおこるのではと思うと・・・。こんなに広河さん達が現地に行って警告を発しているのに原発事故がおこり、なおかつ避難もさせないこの国はどうなっているのか、さらに原発の再稼動なんて考えるのは許せない。先日は森住さんの映像もみてフリーのフォトジャーナリストの人達の動きの早さに感謝の気持ちで一杯です。DAYS JAPANはいつも応援してます。(50代・女性)

◆5/6朝日新聞朝刊のコラムというコーナーで福島支局(?)のトップの人が「重要なインペイはなかった」「福島をチェルノブイリにしてはならない」「除染の技術が低い(旧ソ連は)」「廃村にできたのは国有地だから」などと云っている。もうチェルノブイリになってしまっているし、今でもデータのインペイはされている。こんなマスコミはやはり許せない。(50代・男性)

◆原発の再稼動は絶対いけない。チェルノブイリの広大な所でも写真で見るような被害が多いのに、まして日本は国土がせまく日本政府・東電の発表もまったく信用出来ない。福島の方々、それに現状を思うととても原発はいりません。(60代・男性)

◆20年30年と経過しても人々が死につづけていることにショックを受けました。福島周辺の人たちも早く逃れてほしいです。(50代)

◆原発の再稼動停止については周辺地域の経済が成り立つ様にすることも先決。原発はもう不要(50代・男性)

◆すごいの一言です。今でも苦労されている人達の写真を撮ることが出来るのは何度か現場に通ってなければ出来ないことだと思われます。感動させていただきました。ありがとうございます。(40代)

◆"原発は麻薬だ"ネットで見かけた言葉ですが、お金でしばりつけ、無しでは立ち行かない地域を作ってしまう。腹立たしいことです。福島も福井は一次産業や観光をフェアトレードで行えば充分に立ち行ける場所だったと思います。   (40代・女性)

◆5年後、10年後にガン・白血病等発症したり、事故後8年で生まれて脳の悪性腫瘍発症し死亡するなど、原発事故後永年に渡り、その被害が出ているのであり、日本に於いても、健康調査を確立しないといけないと考えます。又、国からの各個人への補助が18才に打ち切られる事はひどいと思います。(チェルノブイリ事故による)
 福井県おおい町のアンケートにもあったように、原発を稼動しない事から生じる雇用の不安に対する政策を国、県に対し求める事の必要性を強く感じました。(60代・女性)

◆今日は偶然に広河隆一さんのすばらしい報道写真に出合え嬉しかったです。チェルノブイリ事故から早や26年も経ったんですね。体内被ばくで生まれた子供さんも成人され現在なお甲状腺ガン等で病気と戦っている写真を観ていたら、原発事故が起こした後遺症はまだ途方もなく 数多くの人々を対象として続くわけですから、改めて原発の再稼動、廃止の問題に限らず国民皆に根底から時間をかけ問い直す必要があると思います。(50代)

◆2011.3.28の南相馬市で放射線の検査を受ける女性と検査員の姿の違いに「国は市民を守らない」ということを改めて感じた。やはり原発は即停止すべきだと強く思う。2009年(24年経っても)になっても、被曝の影響は出続けるという現実。広く一般の人に伝えていきたい。(60代・女性)

◆美浜の会制作のいろいろな資材、有意義に使わせていただければいいなと思います。昨年の8月には平和集会で資料をおかりできて内容のある展示ができました。ありがとうございました。広河さんの所からお借りした写真、なつかしく拝見しました。福島はこれから・・・。 (60代・女性)

◆「チェルノブイリでも経験したことのない高濃度の放射能」というコトバが印象的だった。福島と広範囲の地球の汚染の実態、人々の健康の問題にもっと光を当てるべきだと改めて思う。被害の(そして近い将来起こるであろう)深刻な実態を知るなら再稼動など論外だと思う。政府の判断基準のあまりのデタラメさに怒り心頭だ。(50代・男性)

◆数年でなく10年たって発症という晩発性ガンが児童や青少年の生命をうばうという恐ろしい実態が見えてきます。これが日本でも再現されるのか・・・・と。内視鏡手術による甲状腺ガン治療は日本が世界の最先端、この技術を今から多くの日本人医師に広めてほしい。再稼動阻止→廃炉のプロセスで、原発立地自治体の経済自立を進めるため「電源交付金」ではなく「廃炉貢献交付金」制度に切りかえるというぐらいの発想転換を政策的に行うべきではと思う。(60代・男性)

◆以前深刻に考えたことなんて全くなかったです。つい先日まで岩手の被災地支援に行っていました。生で現実に触れ、その支援から福島はどうなっているのか・・・気になり始めました。仕事の後輩が退職し、今、福島で暮らしています。もう他人事ではなくなりました。原発、低予算で発電できるとのこと、でも放射性廃棄物の行き先は?今もないんですよね。将来的にどうするかの話もない。そこにかかるであろう予算を考えたら素人でも原発が経済的とは思えません。原発=核という認識は間違いではない気がします。(男性)

◆関電などが言い募る今夏の"電力不足"予想は関電自身の試算によるもの。つまりマッチポンプ。そんな試算を無批判に垂れ流すマスコミもグル。「冷房が止まって老人が熱中症で亡くなっても良いのか」と言うが、原発で実際に働く下請け労働者の被曝は見て見ぬふり。原発推進派こそが、格差社会の搾取の上に胡坐をかく守銭奴。(男性)

◆意見:下記の理由により、再稼動に反対です。
1.ストレステストにつき、原子力安全・保安院は安全確認をしないまま、テストを妥当としました。原子力安全委員会は、安全確認をしないまま、保安院の結論を確認しました。この様なゴマかしのダブルチェックで、政府が安全確認されたと言っても誰も信じない。
2.エネルギー不足の問題と原発の安全性は関係ない。危険な原発を再稼動させてはならない。
3.管理方法も処分方法も技術もない使用済核燃料がどんどん増えるので、原発は稼動してはならない。
4.原発行政には、ウソと闇の部分が多い。情報開示もできない政策は中止にすべきだ。
 感想:おおい町の人の声の中に「事故がおきたら、おおい町民が加害者になる」というのがあったが、私はそれは事実だと考えます。都会の人が電力を使用しているという言い方もあるが、都会の人は原発の電気を拒否する権利はない。無理やり押しつけられ、原発立地地元は富を得ている。そして原発が安全でないことは立証されている。  (50代・男性)

◆5/6原発稼動0の日〜。永久に維持するのが最大の課題
  ↑敵失によるところだ   ↑我々のとりくみ次第
 敵(原子力村《マフィア》)は強大だから。ガンバロー(50代)

◆チェルノブイリの写真を見て、小児がんの恐ろしさを知った。この日本でもこの先10年、20年同様の症状の出る子供が発生するだろうと思うと今更ながら放射能の恐ろしさを実感できる。自分は大阪に住んでいるが、京大助教の小出裕章先生の話をずっと聞いている。ただただ国策として推進してきた原発に対し、今どうすべきかをあらためて考える。関西もこの夏は電力不足で計画停電だ!!とさわいでいるが、これは政府の半分おどしとも感じる。先生の云うようこの際原発とは手を切り、自然エネルギーの開発に全力を注ぐべきと考える。(60代・男性)

◆悲しみでいっぱいで、何も書く気力がありません。とにかく原発のない自然エネルギーの力を信じなければ、今後の子ども達の未来は閉ざされてしまうにほかはないのです。(40代・女性)

◆今回の福島原発事故で政府や電力会社(東電)は何もしてくれないことが証明された。むしろパニックを避けるために事実を隠蔽した事実が残った。核廃棄物にしても、後始末できないのなら、原発はやめるべきだし廃炉にすべきだと思う。(30代・男性)

◆私は2011年3月11日、東京で東日本大震災にあいました。翌日、福島第一原発が爆発し、混乱の中、正しい情報を得る事が出来ず、私たちは被曝しました。9月半ば頃大阪に避難し、自分なりに情報を集めたりしていますが、どう考えても、原発を稼動させなくても電力は足りると思います。チェルノブイリや福島原発事故に学び、二度と事故を起こさないようにするためには「原子力を手放す決心を私達日本人はすべきだと思います。原子力は制御不能だし、放射能汚染は消えないからです。命をうばうエネルギーなんていらない。その為に一人一人、少し位の不便は辛抱できるはずです。私は原発はすべて大飯にかぎらず反対です。思いをすべて簡潔に文章にするのは難しいですが・・・。(30代・女性)

◆これくらいのことは皆しっているだろうと思っていたことが、案外知らない人が多かったり(ネット などで多くの情報に接することができるが、こちらがアクセスしないと見ることができないものでもあるので)、運動として持続していく理論の構築が必要だと思ったり・・・。(50代・男性)

◆広河さんの写真はどこかで見たことがあるような・・・というものが多かったように思いますが(特にチェルノブイリのもの)、福島第一の3・4号機の姿は大きい写真で見ると衝撃的でした。大飯原発周辺の方のアンケート調査結果をピックアップでなくすべて読めたのがよかったです(展示内容やパンフの一部はHPと同じだったように思ったので)。再稼動については現時点では早いと思いますが、地元の仕事や関西での電気の使い方をもっと具体的に考えていかないと、脱原発は失速してしまうと思います。日本海側には何度も観光で行ってますが、きれいな道路や温泉施設や道の駅なども交付金が使われているならそれらがなくなれば観光もなりたたなくなるでしょうし、関西では企業の電力使用はある程度必要だと思うけれど、高層マンションなどに住んでいるとどんなに節電しても電気がとまるとほとんど生活していけません。目の前に川がたくさんあるのに飲み水にも生活用水にも使えないという矛盾から正していかずに、原発なくてもなんとかなる、は云えないと思います。何年かは持ちこたえても、必ずまた電気が必要だということになると思います。そもそも一人暮らしが多すぎることが電力のムダづかいだと思うし、今の都会の人のライフスタイルを根本的に見直さないと電気をへらして生活しましょうという動きはいつかとだえてしまうと思います。原発は稼動をとめてもとめっぱなしで放っとくわけにいかないのでは?廃炉にしてからも危険がないように、また放射性廃棄物を無毒化できるような技術を研究するために、止めた原発を利用したり雇用をうみだしていくことはできないのでしょうか。それにも被曝はともないますが・・・。関西にすんでいても今まで日本海側の原発に無関心だったのですが、考えるきっかけができたのだから、考えていかないといけないと思います。現地の人に勝手だといわれても。(40代・女性)

◆◎「348人の方のアンケート結果をきちんとまとめ真実の声として提出された取り組み」に誠意を感じます。「表に出せない声」の貴重なききとりです。
◎地味な写真展ですが、すごく意味がありました。チェルノブイリ原発で10年たって発病した子どもたち一人ひとりの写真が心に残ります。〈まっ白なウエディングドレスを着て棺に納められたターニャ〉「わたしの番がまわってきたわ」の言葉。発病して1年後のことですよね。「廃墟のプリピャチ幼稚園」「消防士さんたちのお墓」(放射線の影響の強さをすごく感じさせます)
◎フクシマ「置き去りにされたやせ細った馬」「放射線量の測定検査をうける女性」「原子力――豊かなくらし」の看板、「病院」「公園をはずした 1日1時間以内」
◎大阪府の地図貴重です。ホームページも教えて頂きありがとうございました。(60代・女性)

◆改めて放射能の怖さを知った。事故がおこってから後悔しても遅い。人間をくるわす大きな障害、病気が発生する。今がまんしてもなくすべきだ。働き口の問題などあるが、申したいのはただ稼動には反対だ。(20代・男性)

◆チェルノブイリ事故後、今も多くの人が苦しんでおられ亡くなっている。福島で被ばくした人達の今後が心配です。再稼動は常識的に考えて絶対にゆるしてはなりません。政府や企業は自分達の利益のことしか考えていません。マスコミはチェルノブイリの悲惨さや原発の恐さ、原発の回りに住んでいる住民の声をもっと報道する義務があります。(50代・女性)


(12/05/08UP)