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本で唯一のフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN11月号絶賛発売中!
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DAYS JAPAN(広河隆一責任編集)11月号は、大手メディアが決して取り上げない、
山口・祝島の原発を拒否する人々のフォトルポルタージュを、表紙と14ページの大特集で掲載しています。
27年にわたる闘いと、この10月に強行された原発建設着工までを、日本のメディアとして唯一密着取材。
メディアが隠してきた、隠そうとする現実を、DAYS JAPANが伝えます。
また、来日中のセバスチャン・サルガドの「アフリカ」を18ページにわたって大特集。
好評連載、チョムスキー・斎藤美奈子・橋本勝

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以下、掲載内容です
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写真・文/那須圭子
写真/広河隆一とDAYS JAPANフォトジャーナリスト学校生徒

★帰ってきたサルガド 写真/セバスチャン・サルガド

コラム「現場から」原子力が本当の救済策なのか 写真・文/コリン・コバヤシ
コラム「OUTLOOK」カネ勘定だけでは量れないダム建設問題の根幹とは 斎藤美奈子

ノーム・チョムスキー特別連載8「レバノン・イランの茶番劇」
マンガ●DAYS ウォッチ19 日本訪問 橋本勝

私の取材機材21 ジーン・チャン
世界のフォトエージェンシー21 The Cover Story

[営みの地球]60幻の鳥 ケツァール 写真・文/浅尾省五

トピックス
日本●祝島の原発建設が焦点に東京でNO! NUKEフェスタ 写真/中務俊之 文/伴英幸
インドネシア●5年間に4回の地震、津波 写真/マナン・ヴァツヤヤナ
アフガニスタン●泥沼化した「対テロ戦争」に出口なし 写真/カルロス・バリア
パレスチナ●イスラエル軍の爆破の瞬間 写真/コビ・ギデオン

早稲田大学・京都フォトジャーナリズム・フェスティバルのお知らせ

表紙:http://www.daysjapan.net/
Photo by Shogo YAZAWA
祝島では上関原発の建設を拒否する人々が、毎週月曜の夕方に原発反対デモを行っており、その回数は1040回を超えた。原発着工を許さない闘いに全国の注目が集まっている。

編集内容お問い合わせは下記まで
DAYS JAPAN編集部
Tel 03-3322-4133 Fax 03-3322-0353
〒156-0043東京都世田谷区松原1-37-19武内ビル302
URL http://www.daysjapan.net/
ブログhttp://daysjapanblog.seesaa.net/

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DAYS JAPANとは
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★発刊の経緯
9・11 事件の後、人々の間でメディア不信が広がりました。
私たちが知らなければならなかった情報の多くが、私たちの元には届きませんでした。
メディアの流した情報が、戦争への道を促した場合もありました。
時代は危険な方向に突き進みました。
メディアを私たちの手に取り戻したい。
そのような思いで、次のような雑誌の発刊を考えました。

■「人間の命と尊厳」「自然の環境」を守る雑誌。
■「権力の監視」というジャーナリズム本来の役割を担う雑誌。
■「差別、抑圧、飢餓、男性の女性に対する暴力」などに取り組む雑誌。
■フォトジャーナリズムを中心にした雑誌。
■世界の最高水準のドキュメンタリー写真を掲載する雑誌。

DAYS JAPAN という誌名は、かつて講談社より出版されていて、廃刊になった雑誌にちなんだものです。
昔この雑誌にかかわっていた人間が中心になって、かつての雑誌の志を復活させたいという声のもとに、新雑誌を発刊させました。

★発刊の趣旨
今、情報はあふれているものの、どの情報を信頼していいのかわからない状況に私たちは置かれています。アフガニスタン、パレスチナ、イラクと次々と戦争があるたびに既存の大手メディアへの信頼感は少しずつ薄れ、あらゆる情報にバイアスがかかっていることを、誰もが感じています。戦争前に戦争誘導型の記事が現われたり、その戦争の遂行に水を差す記事や写真は、編集部の上層部に差し止められたり、「読者投書」欄の意見も注意深く除かれています。
アフガニスタンの戦争でもイラク戦争でも、現場から責任を持って報告するフォトジャーナリストはいないわけではありませんでした。でも日本ではそうした写真が陽の目を見ることは比較的少なかったのが実情です。日本のメディアがそうした写真をあまり掲載したがらなかったからです。
すぐれた写真を撮るフォトジャーナリストは存在する。しかし発表するメディアが少なすぎる。つくづくそう思ったのです。
日本のフォトジャーナリズムは、今、危機に瀕しています。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしい方向に突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うということなのです。
新聞のネット移向、テレビ離れなど多くのことが言われていますが、内実のことが語られないことはまれです。何を伝えなければならないか、何を知らなければならないのか。DAYS JAPANは声に応えていきたいと思っています。


(09/10/21UP)