福井と関西が危ない
大飯原発3・4号の再稼働を止めよう!
12/16 関西・福井の交流集会



皆様へ
12月13日に広島高裁は、火山問題で、伊方原発3号機の運転を禁じる仮処分決定を出しました。弁護団の鹿島啓一さんから、この決定の意義について特別報告をしていただくことになりました。火山の問題は全ての原発に関係します。
12月16日の集会に、ご参加ください。

[集会案内]
特別報告:広島高裁の伊方3号機仮処分決定の意義について
      (伊方3号機運転差止仮処分裁判 弁護団 鹿島啓一さん)
 

ゲストのお話
 地元おおい町からの訴え(宮崎宗真さん)
 福島原発事故の避難者からの訴え(菅野みずえさん)


◇日 時:12月16日(土)13:30〜16:30 (開場13:15)
◇場 所:大津市ふれあいプラザ 大会議室 (明日都(アスト)浜大津5階)
      
JR「大津駅」から歩約10分/ 京阪「浜大津駅」から歩約3分
◇参加費:一般500円、大学生以下300円
◇主 催:避難計画を案ずる関西連絡会

12月13日に広島高裁は、火山問題で2018年9月30日まで伊方原発3号機の運転を禁じる仮処分決定を出しました。火山の問題は、大飯原発をはじめ全ての原発に関係しています。弁護団の鹿島啓一さんから、決定の意義について特別報告をしていただきます。

関西電力は、神戸製鋼データ改ざん問題で、調査に時間を要するとして大飯原発3・4号の再稼働を2か月延期すると発表しました(11月30日)。来年3月に3号、5月に4号の原子炉を起動する予定です。2か月の延期ではなく、再稼働を止めていきましょう。

関西と福井各地では、再稼働反対の活動を進めています。自治体への申し入れ、30km圏内の滋賀県高島市・京都府綾部市での戸別訪問等々、地元の皆さんと共に取り組んでいます。高齢者が多く、狭い避難道路で避難は困難、福島原発事故の責任も取っていない国が再稼働するなど許せない等の声を聞き、それを自治体にも伝え、再稼働に反対するよう求めてきました。

他方、福井県知事は11月27日に、福井県民や関西住民の声を無視して再稼働に同意を表明しました。さらに、再稼働と併せて、使用済燃料の「中間貯蔵施設」を福井県外に立地するよう関電に求めています。同日の私たちの申入れに対して京都府は、「中間貯蔵には一貫して反対」と表明しました。関西各地から、原発の運転を継続するための核のゴミ捨て場「中間貯蔵施設」反対の声を強め、関電と福井県にけん制をかけていきましょう。

集会では、お二人のゲストのお話を受けて、この間の取り組みを交流し、今後の活動を議論します。また、関電の被ばく過小評価、地震動過小評価の問題についても紹介します。

集会の内容(予)

〇特別報告:広島高裁の伊方3号機仮処分決定の意義について
       (伊方3号機運転差止仮処分裁判 弁護団 鹿島啓一さん) 
○ゲストのお話
 ・地元おおい町からの訴え(宮崎宗真さん)
 ・福島原発事故の避難者の訴え(菅野みずえさん)
○関電の被ばく過小評価批判、地震動の過小評価批判(小山英之さん)
○各地の取り組みと交流
 ・福井:若狭町での住民アンケートの取り組みなど
 ・京都:綾部の戸別訪問報告など
 ・滋賀:今津・朽木の戸別訪問報告、住民説明会の報告など
 ・大阪・兵庫:30km圏の避難先として自治体申し入れ
 ・「中間貯蔵施設」反対:和歌山・京都
○議論
○集会アピール

2017年12月14日
避難計画を案ずる関西連絡会
連絡先団体:グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹波の会/脱原発はりまアクション/原発防災を考える兵庫の会/美浜の会



(2017/12/14UP)