1月10日 パブコメ出そう!学習・討論会
 高浜3・4号の再稼働を止めよう


 原子力規制委員会は12月17日、高浜原発3・4号の「審査書案」をまとめました。新規制基準に適合しているというお墨付きです。これから1ヶ月パブコメを実施し、基本設計の「合格証」にあたる「審査書」をまとめ、再稼働に突き進もうとしています。

 しかし、「審査書案」は、多くの問題で危険性を軽視しています。規制委員会は17日の会合で、「プルサーマルは前提」と述べました。ところが、新基準に即して、MOX燃料を使った場合の重大事故対策の有効性評価は全面的になされていないのです。その他、福島原発事故のような汚染水対策もない等々です。

 パブコメは来年1月16日が〆切りです。全国からパブコメを出し、規制委員会の審査に異議を訴えましょう。また、避難計画を審査しないことも大問題です。

 1月10日に、パブコメ出そう!学習・討論会を開きます。
 多彩な面々が「ここが問題!」と説明し、議論します。ぜひ、ご参加ください。

日時
 2015年1月10日(土) 13:30〜17:00

場所 ドーンセンター 4階 大会議室3
     (京阪・地下鉄谷町線「天満橋」1番出口 歩約8分)

主催 避難計画を案ずる関西連絡会(連絡先団体は末尾参照)
    おおい原発止めよう裁判の会事務局

参加費 500円(カンパ歓迎)


内容(予定)

[1]パブコメ書こう 高浜3・4号の安全性問題

 ・プルサーマルの重大事故対策は全面的に審査せず

 ・重大事故が起これば炉心に注水せずに燃料は溶けるにまかせる

 ・事故から19分で炉心溶融、90分でメルトスルー ・・避難できない

 ・汚染水対策なし

 ・地震の規模(地震モーメント)は過小評価。少なくとも4.7倍に。

 [規制委員会の審査書案 約430頁]


[2]避難計画では住民の安全は守れない

 ・土砂災害警戒区域等に避難所

 ・要援護者の避難は?「3日間のろう城」と屋内退避

 ・避難元自治体への申し入れから見えてきたもの
  (12/10小浜市、12/15宮津市、12/19高浜町・おおい町)

 ・今後の活動についての議論


2014年12月20日

避難計画を案ずる関西連絡会/おおい原発止めよう裁判の会事務局
 (関西連絡会の連絡先団体:グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹波の会/
  脱原発はりまアクション/原発防災を考える兵庫の会/美浜の会)


 この企画の連絡団体:
  グリーン・アクション
   京都市左京区田中関田町22-75-103  TEL: 075-701-7223  FAX: 075-702-1952
  美浜の会
   大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階  TEL:06-6367-6580  FAX:06-6367-6581

(2014/12/20UP)