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無実のゴビンダさんの無罪放免を求めて東京で集会 無実のゴビンダさんを支える会が2003年3月23日集会を開き、彼の即時無罪放免を求めた。この会はネパール人ゴビンダ・プラサド・マイナリさんの支援のために結成されて市民グループで、集会では他の冤罪事件についても報告がなされた。 ゴビンダさんは1997年3月23日に東京電力社員の日本人女性殺害の容疑で逮捕されたが、2000年4月14日、東京地裁は証拠不十分で彼に無罪を言い渡した。しかしながら、驚いたことに東京高裁は検察の勾留請求を認め、彼は無罪放免とはならなかった。 東京高裁の高木俊夫裁判長はこの東京地裁の無罪判決を覆し、同年12月22日彼に無期懲役の判決を言い渡した。 当初、警察は超過滞在でゴビンダさんを逮捕し、別件の殺人事件で彼を調べた、と集会の参加者のひとりは述べている。 集会では兄のインドラさんのメッセージが読み上げられた。彼はこの2月に来日したもので、最高裁に弟の即時無罪放免を求める要請書を提出した。 2月12日付けのジャパンタイムズによると、兄のインドラさんは要請書の中で、「私の弟が十分なお金を稼いでいる国で重罪を犯すなんてありえない、と強く信じています。ネパール社会で普通の暮らしをして行こうと計画していたのですから」と書いたという。 続いて、この集会に参加するために来日したゴビンダさんの妻のラダさんが発言した。彼女は参加者に彼らのふたりの娘たちは事情を知らず、また、年老いた両親は健康がすぐれず、息子のことを大変心配している、と切々と訴えた。 この後、ロサールさん事件を含めて、日本での冤罪事件の状況について報告や講演がなされた。 別の冤罪事件の被害者であるYさんは、集会に寄せたメッセージの中で、「(前略)改めることなく多発する我が国の司法のエン罪事件は、日本の文化が、人間の尊厳に対する意識の惨憺たる状況であることを示しています。エン罪事件の救援は、単に無実の人を救うことだけでなく、私たち日本人に、人間としてどうあるべきか、そしてどういう国家を形成すべきかを鋭く問うものです。ゴビンダさんの存在は、日本と日本人に、人間の尊厳について、根源的に問い掛けています。ゴビンダさんの存在に答える闘いを、心より願う次第です」。 また集会に向けて、ゴビンダさんは次のような手紙を日本語で寄せた。 「Dear みなさん、ナマステ!無実のゴビンダです。 きょうは、わたしのためにたくさんのかたがあつまってくださって、どうもありがとうございます。 わたしは、6ねんまえの3がつ23にちにたいほされました。でも、わたしはかみさまにちかって、なにもわることをしていません。 なんのしょうこもないのに、わたしをゆうざいにしたこうさいはんけつ、まちがいです。むじつなのに、このせまいへやにとじこめられ、まいにちひとりぼっちですわっているだけ。このせいかつながつづけると、あたまもからだもびょうきになる。このなかにいる、ほかのひとたちと、はなしすることも、できない。‘ダメ’といわれました。だから、とつてもさみしいです。 みなさんのおかげで、2がつにおにいさんとおよそ9ねんぶりにめんかいできました。 すこしだ、え。さびしいことなくなりました。おくさん(ラダ)も、みなさんがにっぽんによんでくださいました。どうもありがとうございました。みなさんのしえん、なさけ、わすれません。ネパールには、‘しんじつは、かならず、かつ’ということがあります。それをしんじて、がんばります。みなさん、どうぞよろしくおねがいします。 無実のゴビンダ。プラサド。マイナリ |
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