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調査結果(エリア別)

四谷


調査実施日: 2004年12月19日
調査エリア:四谷駅構内(JRとメトロ)、四谷駅をはさんで四谷三丁目駅までと麹町駅までの商店街


差別ウオッチウオークをやるにあたり、まず、一度歩いてみて、調査票の使い勝手などを考えようということになり、12月19日にプレ調査を実施。プレ調査の場所に選んだのは、四谷。というのは、いくつか四谷駅構内と周辺の事例が集まっていたからです。

実際に四谷三丁目駅までを歩いて驚いたことは、露骨な差別表現のある掲示物と多言語による防犯警告の掲示物(実に3種類!)が探すのに困らないほど張られていたことです。「多言語警告ストリート」と命名してしまいたくなるくらいでした。

まず、露骨な差別表現があるものが2種類。「引き出した現金が狙われる〜あなたの近くに不審な外国人がいませんか」と、「スリ被害に注意〜不審なアジア系外国人をみたら即110番」(写真1)というものでした。これは、郵便局、金融機関(信用組合・信用金庫)に張られていた。「不審な外国人」「不審なアジア系外国人」というのは、いったい何を持って判断するのでしょう? 自分が外国に行ったときに、このような掲示をみつけたとしたら、「ああ、気をつけよう」と思うでしょうか?

そして、多言語による警告ですが、「110番と声かけで泥棒が嫌う街づくり」と日本語・中国語・韓国語・英語で書かれているステッカーが大小2種類(写真2)、同様の文章で赤枠のもの(こちらも大小2種類)そして、緑の横断幕のようなものが郵便局、金融機関、コンビニ、ビル、マンション、地域の掲示板など町中のあちこち張られているのです。

この界隈での多言語での情報をここでちょっと比較してみましょう。JRの駅構内の案内をのぞくと、商店街での韓国語の情報は、写真2以外には金融機関での「警察官立寄所」だけ。中国語は、コンビニでのファックス利用説明があった以外は韓国語と同じ。英語にしても、通り名やバス停、避難所案内、ゴミ集積所、コンビニの分別ゴミ箱、大手銀行のATMという必要最低限のものはありましたが、お得な情報や付加サービスは、不動産屋での英語対応可という掲示とスーパーでのポイントカードの英語案内(写真3)の二つのみだけでした。

もうひとつ考えたいことは、この地域でなんらかの事件があったにせよ、写真2のようなステッカーを町中にはりまくることが問題の解決になるのでしょうか。また、写真2が日本語のみであったとしても、この表現自体もどうなのでししょうか。

ところで、反対側の麹町方面も歩いてみたですが、露骨な差別表現や多言語による掲示物はほとんどみうけられませんでした。写真1、2ともに、四谷警察によるものでしたが、警察の管轄が四谷警察と麹町警察でわかれていることが違いの理由なのかもしれませんね。(こと)







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