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調査結果(エリア別)

横浜


調査実施日:2005年2月19日
調査エリア:関内駅周辺、市庁舎周辺、伊勢佐木通り、福富町


 2月19日(土)11時、 凍るような雨の中、JR関内駅に集合。ウォーカーはカラバオの会のメンバー4人。もうちょっと暖い散歩を期待していたのに……とボヤいたのは、最年長のウオーカー。
 手始めにJR関内駅を見る。料金案内地図も自動券売機も日本語表記だけ。これでは日本語のできない人は切符も買えない。「JR」などと称しておきながら、名は体を表さずの見本だ。続いて横浜市営地下鉄を見たが、ここはすべてローマ字表記がついているから、アルファベットが読める限り、何とかなる。

 役所関係では、中区役所の看板が4カ国語(日、英、中、韓)で書かれている (写真1)。土曜日なので中を確かめることができなかったが、南区と中区は、ゴミの出し方の案内もすべての集積所に、日、英、中、韓、スペイン語、ポルトガル語の6言語のポスターで表示しており、頑張っているという感じ(写真2)は南区のもの)。
 ある銀行のキャッシュコーナーを覗いたが、まず表の看板からして日本語だけ。ATM機の表示も室内の案内もすべて同様。国際都市のド真ん中で、他言語の顧客をいっさい考えないで営業しているとはいい度胸だ。

伊勢佐木町、福富町などの名だたる盛り場の表通りと裏通りを何度も往復する。この辺の店にやたらに詳しいウォーカーのウンチクを聞きながら、昼食を挟んで3時間余り歩いて、何もないなぁ、今日は収穫なしで終わりにするかと言い始めた矢先、ウォーカーの一人が、福富町町内会の掲示板の前で立ち止まった。全面日本語ばかりの掲示物の端にひときわ目立つ黄色地の縦書きポスター(写真3)。中央に「防犯カメラ作動中」と日本語、左右に中国語と韓国語。「伊勢佐木防犯協会、福富町町内会」の連名。なぜこれだけが日・中・韓なのか……とあきれながら歩いて行ったら、あるある、ビルの入り口やアーケードの支柱など、数カ所に同じポスターがあった。あったねぇ……と思わず歓声(?)。

 ところが、解散してからの帰途、ある信用組合の入り口に「伊勢佐木警察署」という名入りの掲示が貼ってあるのを見つけた。「警官巡回中」という意味らしい中国語と、アラビア語かペルシャ語らしい2カ国語。明らかに日本人は対象にしていない。何でここにこの3言語なのか。ここの警察は、交通安全の呼びかけなどの多言語表示はまったく考えず、ドロボー宛ての警告だけ多言語化している。厚顔無恥、露骨過ぎる差別ではないか。

 寒さの中、歩いた甲斐があったというか……、あまりにも悲しい収穫だった。



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