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調査結果(エリア別)新宿東口調査実施日:2005年2月20日 調査エリア:新宿駅東口・歌舞伎町 2月20日。スタッフは大久保駅に集合して打ち合わせと称した腹ごしらえをし、1時から参加者を交えて担当地区に散ることしました。私の担当は、新宿駅東口。新宿区は、外国籍住民が人口の9.7%超、しかも東口は日本きっての繁華街「歌舞伎町」がある場所です。さて、どんな多言語表示が見つかるでしょうか。 まずは、金融機関から。ATMは、ほとんどの金融機関で日/英の表示が選べますが、UFJ銀行は、その他にポルトガル語、中国語、韓国語も選べました。店内の案内表示は日本語のみの場合が多く、外貨両替の表示のみ英語で併記されたりしています。「日本語の読めない外国人=両替に来る人」ぐらいの認識なのか?とちょっと疑問に思いました。 一方、目についたのが警告的な文書の多言語化です。 「警察官立寄所」の表示が5カ国語に訳されていたり、「機械警備実施店」「防犯カメラ作動中」が英語でも表示されていたり。そんなものより先に店内の案内を英語で示したら、と思いながら視線を周囲にめぐらすと、びっくりするような文書が(写真1)。 「不審な外国人はいませんか?」って、不審な日本人だっているでしょ!と、ちらしに向かってつっこみたくなります。防犯意識を高める目的なら、「現金をおろした後は、周囲に注意しましょう」としたほうが効果的に思います。外国人だけがお金をおろした人を狙うのではないですし。 これを、他の言葉に置き換えてみましょう。 「不審な若者はいませんか?」「茶髪の人物に注意」。私も茶髪ですが、不愉快なだけで意味があるとは思えません。なぜ「不審者」でなく「不審な外国人」なのでしょうか。「外国人=注意するグループ」という意識を植え付けたいのではないか、と思いますし、実際、そういうチラシを目にしたら「外国人って怖いのね、気をつけないと」と感じる人も少なくないと思います。 このようなちらしの有無や掲示方法は金融機関ごとに様々で、金融機関7つのうち4つ(うち1つはATMごと)に掲示していました。 それにしても、外国籍住民が多く「東京に外国人観光客を」というかけ声を耳にする割には、親切な表示があまり目に入ってきません。歩道脇の案内板では「ぽい捨ては2万円以下の罰金」が日/英なのに、そのすぐ下の地図は日本語のみだったりします。 街中で一番目についたのは「歌舞伎」町にかけているのか、歌舞伎役者のような目を大きく書いた看板です(写真2・写真3)。写真2、写真3は似ていますが、内容が少し違い、写真3のほうが強い口調の警告文になっています。 写真3は日本語と英語で書かれていますが、英語で書かれている内容には、日本語にある「街行く人よだまされるな」がありません。「騙される日本人と騙す外国人」という図式が作成者の頭の中にあるのでしょうか。 同じ新宿でも西口にはこのようなちらし、看板は見あたらなかったそうです。(なお) |
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