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調査結果(エリア別)

埼玉


調査実施日:2005年4月9日
調査エリア:JR浦和/川口/蕨駅およびその周辺


 今回の調査では、参加者7人(大人6人、子ども1人)が2〜3人ずつに別れ、3つのエリアを調査しました。調査した3ヶ所は埼玉県でも東京に近く、比較的外国人も多く暮らしていると言われています。しかし、今回は東京との差をまざまざと感じる結果となりました。

 調査の日、絶好のお花見日和、暖かな陽気の中で、3グループはそれぞれの駅に移動しました。川口は東口、浦和は西口、蕨は東口。それぞれデパートや金融機関が多い出口を選びましたが、まず驚いたのは、大手銀行と言われるところのATM表示の殆どが、日本語のみだったことです。都内では、英語切替え可能は標準装備でしたが、小さい金融機関も含め、サービス案内、都内で見られた様な多言語訳防犯ポスターも殆ど見受けられませんでした。それぞれ駅前にあるので外国人の利用者もあるとおもいますが、一連の調査の中では初めての事です。

 一方駅の構内では、切符販売機はどれも英語表示切替え可能であったものの、案内においては県庁のある浦和で出口案内が日・英・韓・中の4カ国語で表示されている以外、川口、蕨の案内は、日・英の2カ国語のみの表記でした。特に蕨駅では改札前のメイン時刻案内が、日本語表記のみで、とても不便な印象をうけました。また浦和では、改札を出て駅前の観光案内に立ち寄りましたが、外国語の資料や案内はみあたらず、またその他の駅周辺のスーパーやコンビニ、不動産会社を回りましたが、ほぼ日本語のみの結果、あるいは郵便局などでかろうじて日・英表記に留まる程度となりました。

 今回あえてあげるならば、川口東口の武蔵野銀行において「貴重品は肌身はなさず」と注意を喚起するポスター (写真1)が貼られていて、そこに描かれた犯人像が金髪だったり、「ワタシワカリマセン」とカタカナで話しかけたりと、外国人であると思わせるものであったことと、浦和駅近くの銀行入り口に、「ひったくり・置き引き注意」と日・英表記で掲示されていたこと(写真2)のみで、今回特に少ないなかで見つけたものが、このようなビラであったことがとても残念でした。埼玉県南部と東京都、地理的には非常に近く、また外国人が多く暮らしているという点では、埼玉も様々な多言語表示が有って然るべきのように思いますが、今回「外国人が一切暮らしていない」かのような印象を受けただけに、東京よりも問題が根深いように思いました。差別的なビラはともかく、外国籍住民にも暮らしやすい町づくりがすすむ事を一埼玉県民として願います。(マリ)



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