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調査した駅はJRが多いが、東京メトロ、京王線、小田急線、京成線、西武池袋線、西武新宿線、東部東上線、京浜急行線なども一部ではあるが調査した。駅には、私たちが思っていた以上に様々な表示物が設置されている。そのため、かなり細かく項目を立てて調査した。駅での多言語化はある程度浸透しており、多くが日英2か国語での表示となっている。なかには日・英・中・韓の4か国語表示もあり、今後の改善が期待される。他方、サービス情報は日本語のみのものが多い反面、注意・警告表示は多言語化されているものが多い。
個別にみると、「精算機」は、JR主要駅ではほぼ日・英・中・韓の4か国語表示されているが、他では日英2か国語での表示となっている。「出口案内」「乗換え案内」も、JR主要駅ではほぼ日・英・中・韓の4か国語表示され、小田急(新宿)と京成(上野)でも同様に4か国語表示だった。
「みどりの窓口」表示は、日英2か国語と日本語のみがほぼ半々であり、JR三河島駅だけ日・英・中・韓の4か国語であった。「駅周辺案内図」は日英2か国語がほとんどだが、その一部分が中・韓でも表示されていたところも結構あった。
特徴的な表示として、京王新宿では、「女性専用車両」表示が日英2か国語になっている。小田急新宿では、「インフォメーション」「ロープウェイ代替輸送案内」「小田急百貨店への案内」が日・英・中・韓の4か国語になっている。京成上野では、「観光情報センター」が日・英・中・韓の4か国語であり、「観光案内パンフ」は日・英・中・韓に加えて、スペイン語・ドイツ語・フランス語でも作成されていた。JR新宿では、「車椅子出口」が日英2か国語で表示されていた。京急品川では、「消火栓」が表示だけでなく、使い方を含めて日英2か国語で書かれていた。
注意・警告表示では、「切符紛失注意」という日・英・中・韓4か国語の警告ビラが、JR駅の多くで見られた。「監視カメラ作動中」の表示は、JRにはなかったが、小田急新宿と西武新宿で日英2か国語で見られた。小田急新宿では、「テロ対策」ポスターが日英2か国語表記となっており、東京メトロ・四谷では、「特別警戒実施中」「テレビモニター」表示が日英2か国語となっていた。JR御徒町では、「重点警備中」表示が日本語はなく、英・中・スペイン語・タガログ語でなされていた。京急品川では、「危険物禁止」が日・英・中・韓4か国語表記となっていた。
駅のトイレでは、日本語表記だけしかされていないものが多いが、「男女別表示」はほとんどマークで示され分かりやすくなっている。JR大塚では、日・英・中・韓4か国語で表記されていた。「多目的トイレ」表示は、日本語のみが多いが、マークや英語表記があるところもあった。JR新宿では、「トイレ使用方法」や「ティッシュ販売」が日英2か国語表記され、東京メトロ・四谷では、「非常ボタン」「トイレットペーパー補充方法」が日英2か国語で説明されていた。
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「銀行・支店名」は、日本語と英語での表記にとどまっている。エリアにより、A.日本語のみがほとんど、B.多くが日英表記、C.大手都市銀行のみ日英表記で他は日本語のみと、大きく3パターンに分れた。「郵便局」は、日英2か国語での表示が比較的多い。
「CD/ATM」は、大手都市銀行はほとんど日英2か国語での対応がなされている。郵便局も日英表示が多い。他の金融機関では日本語のみがほとんどだった。ただ、UFJ銀行だけは、日・英・中・韓・ポルトガル語の5か国語で対応されている。
「警察官立寄所」は、表示がないか、日本語のみが多い。しかし、荒川区内の郵便局では日・中・韓の3か国語で表示され、東京三菱銀行は各エリアとも日・英・中・韓・スペイン語・ペルシャ語の6か国語で表示されている。
「機械警備実施」は、表示しているところが半分ほどであったが、表示しているところでは日英表記が多い。「ひったくり注意」は、表示がないところも多く、あっても日本語のみがほとんどだが、東京三菱銀行だけは日英2か国語表記している。
このほか、新宿東口エリアでは、大手都市銀行のほとんどが「外貨両替所」を日英2か国語表記している。他地域では見られないものだ。また、新宿・池袋・上野の郵便局には、18か国語でATM利用マニュアルが置かれている。
四谷駅から新宿東口にかけてのみ、金融機関でも外国人への差別・警告ビラが見られる。四谷警察署の作成によるもので、「スリ被害に注意 不審なアジア系外国人を見たら即110番」「不審な外国人はいませんか」(日本語のみ)「110番と声かけで泥棒が嫌う街づくり」(日・英・中・韓の4か国語)などと表現されている。
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昨秋には、警視庁作成の「この街は 通報する街 見てる街」という表示がよく町内会掲示板に貼られていたが、今回はほとんどなくなっており、かえって外国人の存在を全く意識していないかのように、日本語表記の行事案内・キャンペーンものしか見られなかった。わずかに大久保エリアでは、「住居表示街区案内」が日英2か国語表示で貼られていた。
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全般的には、あまり多言語化は進んでいないようだ。しかし、港区麻布支所では、施設案内は日英2か国語だったが、「電話健康相談」については日・英・中・韓・スペイン・タイ語の6か国語表記となっている。また、豊島区では、多くの公共施設が日・英・中の3か国語表示となっており、地域の多民族化を反映している。
他方、四谷3丁目にある消防博物館では、テロ警告のみ日英2か国語表記されている。
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「警報装置設置」については、日英2か国語表示が多く見られた。ATMが日英2か国語となっているところが半分ぐらいあった。「両替お断り」表示は少なかったものの、英語表記のみや、日・英・中の3か国語表記だったりした。ゴミ箱は、日英2か国語表示が半分ほど見られた。
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日本語表示で日本人しか意識していないところが多かった。しかし、「外国人歓迎」という表示をしているところも2カ所ほどあり、また、池袋東口には日・英・中・韓の4か国語で検索が可能となっているタッチパネル式の装置を用意しているところもあった。
他方、大塚や大久保・新宿エリアでは、「外国籍相談」「日本国籍の方」「日本人の方限定とさせていただきます」などと外国人を排除する表示をしているところも見られた。
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見たのは都バスがほとんどであるが、「行き先」は日英2か国語表記になっている。しかし、停留所名は日本語のみのところもあった。京成バス、京王バスは、日本語表記のみ。成田空港行きのバスは、日・英・中・韓の4か国語表示であった。
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説明書きや電話画面が、ほとんど日英2か国語表記になっており、外国人の利用者を意識している。他方、大塚では、「電話器・コードを故意に傷つけたり破損した場合は通報して逮捕します」という表示が12か国語で表記されている。
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多くのところで日英2か国語表記になっており、大久保・三河島では日・英・中・韓の4か国語表示であった。
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あまり確認できていないが、四谷・麹町では日英2か国語表記になっており、大久保では日・英・中・韓の4か国語表示であった。
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「防犯カメラ設置」や「ここの場所に座るな」が、日英2か国語表記になっているところがあった。また、四谷では、外国人への差別・警告ビラが一般のビルやマンションにも貼ってある。
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・東池袋では、街中におかれた案内地図が日・英・中・韓の4か国語表示となっており、四谷でも日英2か国語になっていた。
・六本木の駐車場では、日英2か国語で基本情報が書かれていたが、防犯カメラについては日・英・韓・アラビア文字の4か国語表示となっていた。
・「防犯カメラ作動中」については、東新宿で日英2か国語や日・英・中・韓の4か国語で多数表示されており、アメ横では日・英・中・韓・ペルシャの5か国語で3メートルおき位に置かれていた。
・池袋では、「放置自転車撤去警告」は、日・英・中の3か国語表示で、大人の背丈ほどもある大きな看板がいたるところに置かれている。
・「たばこのポイ捨て禁止」が、東新宿では日英2か国語で、大久保では日・英・中・韓の4か国語で表示されている。 |
注:カテゴリー分析は、東京エリアにおける分析結果です。
また、金融機関に関しては、ATMコーナーのみを調査した結果です。 |