(創刊:2001年8月18日)
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★メディアの危機を訴える市民ネットワーク┃メ┃キ┃キ┃・┃ネ┃ッ┃ト┃
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メール・ニュース 号外 発行:2001年12月20日
登録者数:263人
http://www.jca.apc.org/mekiki/index.html
《↑HPが引越ししました。ご注意を!》
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☆今回のメール・ニュースは号外です。12月22日に行われる「9・11事件報道
を考えるジャーナリスト・シンポジウム」の報告者を紹介します。
☆シンポジウムのお知らせも再び掲載します(転載歓迎です)。ふるってご参加
ください!
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■「9・11事件報道を考えるジャーナリスト・シンポジウム」
12月22日 18:00開場 @東京ウィメンズプラザ大ホール
《報告者の紹介》
基調講演者 太田昌国さん
パネリスト 石山永一郎さん 山田聡さん
遠藤大輔さん 境分万純さん
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◎太田昌国(おおた まさくに)
1943年12月27日北海道釧路市生まれ。
現代企画室勤務。南北問題・民族問題研究者。
【一言】
9・11報道を見聞きしながら、戦争というものは、こうして作りだされ
ていくのだということを実感した。戦争以外の選択肢があることを隠す一
面的な報道で、人びとをその気にさせるという意味で。
【9.11に関する論考など】
○批判精神なき頽廃状況を撃つ:自爆テロと『無限の正義』作戦の意味する
もの(『図書新聞』2001年10月6日号)
○「善意」をすら気取る、底知れぬ悪意」:「9・11」事件とその後の展開を
めぐる報道を読む(『派兵チェック』第109号、2001年10月15日)
○罌粟とミサイル:「9・11」とその後の事態をどう捉えるか(『インパクショ
ン』第127号、2001年10月)
○「自衛隊が外国へ行くのは、外国を知るよい機会」:アフガン戦争に関わる
大学生と教師たちの発言を読む(『派兵チェック』110、2001年11月15日)
※上記の論考はhttp://www.shohyo.co.jp/gendai/20-21/index.htmlに掲載さ
れています。
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◎石山永一郎(いしやま えいいちろう)
共同通信外信部記者。アジア記者クラブ代表。
【9.11に関する論考など】
○「定例会レポート:同時多発テロとメディア 」2001年11月号
http://apc.cup.com/index.html?no=12.7.0.0.372.0.0.0.0.0.
○「アフガン空爆はだれを殺しているのか」2001年11月号
http://apc.cup.com/index.html?no=12.7.0.0.370.0.0.0.0.0.
○「迫り来る憎悪の足音の中で」2001年10月号
http://apc.cup.com/index.html?no=12.6.0.0.365.0.0.0.0.0.
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◎山田聡(やまだ さとし)
1965年山口県生まれ。
地方新聞社の営業兼記者から、マガジンハウスへ。クロワッサン編集部、
ポパイ編集部を経て、現在、ダカーポ編集部員。
【一言】
9.11報道のこととともに、サラリーマン編集者であることについてもお
話できたら、と思っています。
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◎遠藤大輔(えんどう だいすけ)
ビデオジャーナリスト。ビデオジャーナリストユニオン(VJU)代表。
【9.11に関する論考など】
※「明日への手紙」反戦映像ストリーミングを以下のサイトで見ることができ
ます。
http://www.vju.ne.jp/letter/index.html
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◎境分万純(さこう ますみ)
1962年生まれ。
フリージャーナリスト。バングラデシュ国籍の配偶者と、在留特別許可のパ
イオニアケース獲得、その経緯を単行本『在留特別許可:アジア系外国人との
オーバーステイ国際結婚』(明石書店)として上梓。
【一言】
9・11時点ですでに、その後の展開を最も的確に予測し憂慮した人々は日本
にもいましたが、その声はほとんどメディアに反映されていません。南アジア
報道を専門にし、かつ同地域のムスリムを家族にもつ立場から、そのような
声を紹介したいと思います。
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■ 「9・11事件報道を考えるジャーナリスト・シンポジウム」開催
(2001年12月22日)のお知らせ
私たちは今、恐るべき権力の暴走に直面しています。
2001年9月11日の破局的事態を、合衆国政府は「テロリズム」と呼び、
捏造された「敵」に対する「報復」を誓い、「戦争」へとなだれ込みました。一
方、日本では十分な議論もないまま実質的な改憲に値するような立法が行われ、
「戦争支援」に乗り出しました。メディアが何故このような暴走を止めることが
できないのか、そして受け手はメディアとそれが供給する情報にどう対面すべき
なのか。それが今ほどに深刻に問われている時はないでしょう。
右傾化する日本社会における「メディアの危機」に抗することを設立趣旨に謳
うメキキ・ネットは、この「危機」に際してシンポジウムを開きます。題名の通
りジャーナリストのみなさんと市民が場を共にして、「事件」報道がはらむ問題
を大いに議論する会にしたいと考えています。
メディアに関わるみなさん、現在の報道に疑問を持つ市民のみなさん、ぜひご
参加ください。
基調講演 太田昌国さん(現代企画室)
パネリスト 石山永一郎さん(共同通信外信部)
山田聡さん(『ダカーポ』編集部)
遠藤大輔さん(ビデオ・ジャーナリスト・ユニオン)
境分万純さん(フリージャーナリスト)
◇日時:2001年12月22日(土)
18:00開場 18:15開始 お早めにお越し下さい
◇会場:東京ウィメンズプラザ大ホール
位置:東京都渋谷区神宮前5−53−67
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
営団地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道下車徒歩7分
都バス(茶81系統・渋88系統):渋谷駅からバス4分
「青山学院前」バス停下車徒歩2分
東京ウィメンズプラザのホームページは下記のとおりです。
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
◇参加費 500円
◇問い合わせ先
メキキ・ネット(メディアの危機を訴える市民ネットワーク)事務局
ホームページ: http://www.jca.apc.org/mekiki/index.html
電子メール: mekikinet-owner@egroups.co.jp
FAX: 020-4666-7325
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◎みなさんからの御意見・御感想、なにより投稿をお待ちしています!
(編集担当=李孝徳)
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│発行= 2001年12月20日 発行所=メキキ・ネット事務局 │
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│ ホームページ: http://www.jca.apc.org/mekiki/index.html │
│ 電子メール: mekikinet-owner@egroups.co.jp │
│ FAX: 020-4666-7325 │
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