(創刊:2001年8月18日) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ★メディアの危機を訴える市民ネットワーク┃メ┃キ┃キ┃・┃ネ┃ッ┃ト┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ メール・ニュース vol.17(1) 発行:2004年7月27日 登録者数:388人 http://www.jca.apc.org/mekiki/index.html ■もくじ■ 1.NHK裁判控訴審・第一回口頭弁論は明日! 2.メディア・アクセスの注目すべき実践──同志社大学の「新聞聞」ご紹介 ********************************************************************** 1.NHK裁判控訴審・第一回口頭弁論と報告集会のお知らせ ********************************************************************** 今年3月に下された第一審判決の不当性を訴え、VAWW-NET JAPANは控訴しまし た。(判決の詳細は3月24日の「号外」をごらんください) 明日はその第一回口頭弁論。夕刻からはVAWW-NET主催の報告集会もあります。 ぜひ、法廷を一杯にして関心の高さを示しましょう! ** NHK裁判・控訴審第一回口頭弁論 ** ** とき :2004年7月28日(水) 午後2時 ** ** ところ:東京高裁812号法廷 ** ◆NHK裁判控訴審第1回口頭弁論報告集会(VAWW-NETのお知らせを転載)◆ 去る3月28日に言い渡された第1審判決は、「信頼を生じさせたことが不法行 為だ」としてドキュメンタリー・ジャパンにのみ責任を問い、異常な改ざんを 行ったNHKの改変行為については「編集の自由の範囲内」としてNHKの責任 を否認するものでした。 この一審判決は、原告バウネットはもとよりマスメディアやジャーナリズムに 身を置く人々からも非難の声が続出し、多くの問題が指摘されました。4月1日、 VAWW-NETジャパンは直ちに控訴しましたが、この不当な判決を覆すことが出来る か、控訴審に大きな関心が寄せられています。 およそ80ページに渡る控訴理由書に凝縮された原告の反論とは? 今後の控訴審の行方は? 報告集会では控訴理由を弁護団から報告していただき、今後の裁判闘争の展望 を探ります。 日時:2004年7月28日(水)午後6:30(開場6:00) 会場:文京区民センター3-C会議室 (地下鉄後楽園駅6番出口徒歩5分 または地下鉄春日駅A2出口徒歩0分) <参加費 700円> ◆プログラム◆ ●原告報告 ●弁護団報告・・・・・・NHK裁判弁護団 大沼和子弁護士 ●質疑応答 主催:「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク (VAWW-NETジャパン) T/F:03-3818-5903 ********************************************************************** 2.メディア・アクセスの注目すべき実践──同志社大学の「新聞聞」ご紹介 ********************************************************************** 「メディアは誰のもの?」「編集権は誰のもの?」──こういった疑問は、これ までのメキキ・ネットの活動で常に問い続けたものでした。「アクセス権」とい う概念は、メディア上での反論権から、より広くは一定の編集権がメディアの受 け手の側にもある、というものです。そのアクセス権を基本とする注目すべき実 践が、この度同志社大学の学生を中心に始まりました。以下、そのお知らせを転 載いたします。 ■■□■■ 転送、大歓迎です ■■□■■ メディアに私たちのエールを! ★ホームページ「新聞聞」のご紹介です。 http://www.shinbunbun.com/ ■■□□■■ ■■□□■■ ■■□□■■ ジャーナリズムに関心をもつ同志社大学を中心とした学生が、メディアにエー ルと多様な意見を伝えようというアクセス権に基づいたホームページ活動「新聞 聞」( http://www.shinbunbun.com/ )を2004年7月からスタートさせました。 略称はブンブンといっています。より良い読者が増えてこそ、現場の記者の方 々を応援できる、良識あるメディアが生まれていく、そんな思いのもと、活動を はじめてみました。 ぜひ一度「新聞聞」のホームページをご覧いただければ幸いです。そして興味 をもっていただいた方は、ご一緒に希望あるメディアの方向性を探っていければ と思っています。 ◎お問い合わせ◎ nezoonee@yahoo.co.jp 根津朝彦(同志社大学大学院文学研究 科1回生) 何かご不明な点がありましたら、上記アドレスまでお気軽にご連絡下さい。よ ろしくお願いします。お忙しい中、最後まで目を通していただきまして本当にあ りがとうございました。 ※アクセス権:「公衆が新聞やテレビなどのマス・メディアを利用して意見や 反論を発表する権利、言論自由権の活性化をめざした新しい概念」 (『広辞 苑』より) ********************************************************************** ★ご意見、ご感想、ご投稿をお待ちしております。 800字にまとめて、タイトルを添えてお送りください。 匿名希望、字数については、ご相談ください。 宛先 mekikinet-owner@yahoogroups.jp (17号編集担当・河野真太郎) ◇─────────────────────────────────◇ │発行= 2004年7月27日 │ │発行所=メキキ・ネット事務局 │ │ ホームページ: http://www.jca.apc.org/mekiki/index.html │ │ 電子メール: mekikinet-owner@egroups.co.jp │ │ FAX: 020-4666-7325 │ ◇─────────────────────────────────◇ |