ハンセン病国賠

原告
ハンセン病療養所入所者ら596名

原告代理人
豊田誠 他43名(東京)
徳田靖之他135名(熊本)
平井昭夫他79名(岡山)

被告
国(厚生省・国会)

事件の概要
 戦前・戦後を通じた「らい予防法」によりハンセン病元患者・快復者は、強制隔離や強制労働、断種・堕胎などの数々の人権侵害を被った。人間として自由に生きる権利を剥奪され現在もなお名誉回復措置はとられていない。

提訴内容
マスコミでの謝罪広告とひとり1億1500万円の損害賠償を求めている。

裁判経過

1998年7月に熊本地方裁判所において、1999年3月に東京地方裁判所において、1999年9月に岡山地方裁判所において、国の責任を追及し、またハンセン病に対して根強く残る偏見差別を取り除くため、訴訟を提起。

連絡先


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