GLOBE Japanプレスリリース

2001年4月4日

 GLOBE(Global Legislators Organization for a Balanced Environment:地球環境国際議員連盟)は、地球環境問題に関する各国議会の議員間の国際協力を促進することを目的に1989年に設立された。GLOBEには、G8のすべての国を含む、100ケ国以上から750名を超えるメンバーが参加している。

 GLOBE Japanメンバーは、ブッシュ米国大統領の新政権が京都議定書に反対するという決定に対して、大変憂慮している。アメリカ政府が京都議定書に基づく温室効果ガスの削減に尽力することを強く望み、ブッシュ米国大統領に対して、書簡を送ることとした。36名のGLOBE Japanメンバーが趣旨に賛同し、書簡への署名を行った。この書簡は、GLOBE USAメンバーを通じて、ブッシュ大統領に渡す。さらに、GLOBE EUならびにGLOBE Europeに同様の書簡を送ることを要請している。

 京都議定書に反対するという米国の動きは、今後の温暖化交渉に与える影響が懸念される。さらに米国は、世界全体の二酸化炭素排出量の4分の1を排出しており、二酸化炭素削減に取り組む責任があり、国際的リーダーシップを発揮する立場にある。

 GLOBEは、京都議定書の早期発効を求めて、様々な活動をしてきた。その活動を通じて、実質的な温室効果ガスの削減は、持続可能な将来を確実にするために重要であると確信している。京都メカニズムの実施は、温室効果ガスの削減目標を達成するためのひとつの方法である。

 GLOBE Japanは、COP6再開交渉で、米国が各国と協力し京都議定書を生かした合意を得るための議論をし、温室効果ガスの削減に向けてのリーダーシップを発揮することを強く望む。

お問い合わせ先:GLOBE Japan事務局

〒106-0032 東京都港区六本木1-4-30 六本木25森ビル18F

Tel:03-3586-4886  Fax:03-3586-4887

Email:globejp@osk.3web.ne.jp


ブッシュ米国大統領への書簡  (英文)

 GLOBE Japanメンバーは、京都議定書に反対をするというブッシュ米国大統領の新政権の決定に対し、我々の遺憾の意を表明するために書簡を送ります。

さらに我々は、アメリカ政府が各国と協力して、京都議定書の下で温室効果ガスの削減に尽力することを強く望みます。

 IPCCは、過去50年間の地球温暖化の大部分が人為的活動に起因していると第3次報告の中で述べています。さらに21世紀末までに、地球の平均気温が最大5.8度上昇し、海面が最大で88cm上昇すると予測しています。すでに脆弱な生態系に影響が及んでいることが認識されています。将来的に温暖化の影響は、多くの国々に及びかねません。特に、異常気象による豪雨、渇水が増加し、農業への悪影響が懸念されます。

 1997年に採択された京都議定書は、地球的温暖化に取り組むための国際的指針となりました。アメリカ合衆国も京都議定書の採択を支持し、署名を行ったことに対して、京都議定書の発効に対しての責任があります。GLOBE Japanは、各地域GLOBEとともに京都議定書の早期発効を求めて様々な活動をしてきました。その活動を通じて、実質的な温室効果ガスの削減は、持続可能な将来を確実にするために重要であると確信しています。加えて、京都メカニズムの実施は、排出削減目標を到達するためのひとつの方法です。

 温室効果ガスのひとつである二酸化炭素の全世界排出量の4分の1を排出しているアメリカ合衆国は、率先して温暖化対策に取り組むべきです。

 我々GLOBE Japanは、COP6再開交渉の場で、米国が各国と協力して、京都議定書を生かした合意を得るための議論をするべきだと考えています。将来の持続可能な発展を促進するためにも、長期的視野に立った温室効果ガスの削減は、重要であり、必要不可欠であることは明確です。米国が他の先進国とともに、温室効果ガス削減にむけてリーダーシップを発揮し、国際的な協力体制の一角を担うことを希望します。

House of Representatives

Eisei Ito Kaneshige Wakamatsu
Ryutaro Hashimoto Yutaka Banno
Hiroshi Hase Mamoru Kobayashi
Zenjiro Kaneko Taro Kono
Hiroyuki Nagahama Masaharu Nakagawa
Tomoko Nakagawa Gen Nakatani
Hirosato Nakatsugawa

Seiko Noda

Yoshitake Masuhara Kenichi Mizuno
Muneaki Samejima Nobuhiko Suto
Tsuneo Suzuki Yukio Ubukata
Takeshi Yamamura Toshimasa Yamada
Nobumori Ohtani Shozo Azuma

House of Councillors

Wakako Hironaka Junichi Fukumoto
Tetsurou Fukuyama Yoshimasa Hayashi
Sanzo Hosaka Shuichi Kato
Seiichi Mizuno Masako Ohwaki
Kayoko Shimizu Ichita Yamamoto
Hiroshi Takano Takashi Kosugi, Special Advisor

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