Date: Sat, 20 Nov 1999 12:49:24 +0000
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Subject: [keystone 2092] ガンディを迎えて【すべての暴力を超えて】講演会
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こんちには。
沖縄の「すべての武器を楽器に」委員会の春名です。
さて、12月6日にマハトマ・ガンディのお孫さんのアルン・ガンディ氏をお迎
えして
ガンディを迎えて【すべての暴力を超えて】講演会を行います。

知事の県内移設表明と24日には候補地発表ということで、
沖縄はいま大変な情況になっています。

そんな今だからこそ、どうして非暴力なのか、平和とはなんなのか、基地をなく
すにはどうしたらいいのか、
効果的な運動の展開の仕方とはなんなのか、様々な問題をもう一度足元を見つめ
ながら
一緒に考える機会にしたいと思います。

●沖縄県内の方へお願い
 この講演会のチラシやチケットの配布にご協力お願いします。
 ご協力いただける方は、「すべての武器を楽器に」委員会までご連絡下さい。
 
 

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ガンディを迎えて【すべての暴力を超えて】講演会

日 時 1999年12月6日(月) 午後7時30分から

会 場 パシフィックホテル沖縄

入場料 一般 前売1500円 当日2000円 学生 前売 500円 当日1000円

主 催 【すべての武器を楽器に】委員会

後 援  那覇市 宜野湾市 具志川市 豊見城村 大里村 南風原町 与那原
町 佐敷町 

                 NHK沖縄放送局 琉球放送 沖縄テレビ放送 エフエム沖
縄 
       沖縄タイムス社 琉球新報社 ラジオ沖縄

協 力 パシフィックホテル沖縄

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「平和への道はない。平和が道である。」  −マハトマ・ガンディー−
 非暴力,不服従で知られるインド独立の指導者ガンディー。
しかし、そのガンディーも暗殺され、その意志を受け継ぎ非暴力による
黒人の公民権運動を指導したキング牧師も、想いを半ばに凶弾に倒れました。

しかし、その想いは着実に受け継がれ、今も世界中で非暴力の精神は息づいてい
ます。
暴力に対しては暴力ではなく、それを超える精神でしか真の平和を育めないこと
に、
人々は気付き始めています。 
 ガンディーの孫として生まれ、後継者として育て上げられたアルン・ガンディ
氏は、
現在はキング牧師ゆかりの地アメリカ南部メンフィスで、M.Kガンディ非暴力研
究所主宰として
世界中に祖父やキング牧師の遺した平和へのメッセージを伝え続けています。

 【すべての武器を楽器に】委員会(代表・喜納昌吉)では、
2000年7月に開催予定の第4回ニライカナイ祭りの連動イベント第1弾とし
て、
アルン・ガンディ氏を沖縄にお迎えします。
暴力も非暴力も超える新しい平和の概念を、沖縄から世界へアピールしていくた

【すべての暴力を超えて】講演会を開催いたします。

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【すべての暴力を超えて】講演会 式次第

 一部 講演 アルン・ガンディ(非暴力研究所主宰)
    「わが祖父マハトマ・ガンディの非暴力思想と21世紀の世界」

 二部 伝統芸能披露 (琉球舞踊・古武道演舞)
    喜納昌吉 (すべての人の心に花を 演奏)

三部 パネルディスカッション 
    アルン・ガンディ、高良鉄美(琉球大学法文学部教授)、
    平良修(日本キリスト教団うふざと教会)、喜納昌吉(音楽家)他

 司 会 みなもと ひろみ(ラジオ沖縄 ディレクター)
 

アルン・ガンディ 略歴

1934年 南アフリカ・ダーバンで、マハトマ・ガンディ次男マニラールの長男と
して生
    まれる。当時、アパルトヘイト体制のもとでインド人として、白人とア
フリカ
    人双方からの迫害受けるなど苛酷な幼少年時代を過ごす。
        マハトマの意志・思想を受け継いだ父マニラールは、ネルソン・マンデ
ラとの
    解放運動路線上の対立から袂を分かち政治的に孤立、病気と貧困のうち
に亡く
    なる。
1946年  インドの祖父マハトマ・ガンディのもとに送られ、18ヶ月間ガンディ
の教育
    を受ける。英国の植民地支配に対する最後の闘い、そして遂に独立を勝
ち取っ
    た非暴力主義の力を目の当たりにしたことが貴重な体験となる。(23
歳まで
    父とともに南アで活動を続けた。)
1957年  アパルトヘイトの抵抗運動に身を投じた父の死を機に、再びインドに渡
る。ス
    ナンダと出逢う。二人は大きな障害を乗り越えて結婚。「インド社会総
合セン
    ター」を設立。路上生活者、虐待された女性、孤児たちのための救済活
動と著
    作に取り組む。(この間約30年)
1987年  アメリカに渡る。南ア、アメリカにおける人種差別、インドのカースト
制度の
    比較研究に着手。現在、キング牧師の暗殺の地であるメンフィスに「
M・Kガ
    ンディ非暴力研究所」をもち、銃撃や殺人が日常的ななかで生活する子
供たち
    に非暴力の大切さを語り続けている。

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