Mime-Version: 1.0
X-Sender: kaymaru@mail.jca.apc.org
Date: Tue, 28 Sep 1999 18:10:53 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "MARUYAMA K." <kaymaru@jca.apc.org>
Subject: [keystone 1922] Re: 一坪・連続討論会(9/24、10/8)
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X-Sequence: keystone 1922
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Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

At 0:46 AM +0900 99.9.28, higa akiko wrote:
> At 9:26 AM +0900 99.9.25, higa akiko wrote:
> > 比嘉です。
> >
> > At 2:20 AM +0900 99.9.21, 一坪関東ブロック wrote:
> > >  来年のサミットを控え、沖縄では、日米両政府と稲嶺県政が一体となって普
> > >天間基地の県内移設の圧力を強めています。
> > >
> > >  沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックでは、今月8日に、新崎盛暉さんをお
> > >招きして「沖縄の将来は民衆の手で 米軍基地の県内移設反対 9・8講演会」
> > >を開催しました。お陰様で主催者の予想を上回る多くの皆様の参加をいただきま
> > >した。さまざまな悪法が成立した今、本土に求められているのは単なる沖縄への
> > >支援ではなく、本土の主体的な運動として「戦争ができる国」への道を閉ざす闘
> > >いです。
> >
> >  どんな話がでたのか知りたいので報告していただけないでしょうか。
>
>  参加された方がいらっしゃれば、ぜひ、お願いします。
>  公安に読まれても差し支えない範囲で結構ですので、
>  議論の内容を教えて欲しいと思います。
>  沖縄への連帯ではない本土の主体的な運動なるものを。

 以下は、関東ブロック運営委員の一人である丸山の_個人的_報告です。記憶で再
現しようかとも思いましたが、生の議論を再現した方ががわかりやすいと思い、録音
をもとにできるだけ論旨をはずさないようにまとめました。(録音不鮮明など意味不
明の部分は割愛)

 なお、「沖縄への連帯ではない……運動」ではなく、「_単なる_沖縄への支援で
はな(い)、……本土の主体的な……闘い」です。

 関東ブロックは、沖縄の米軍基地内に土地を共有する事でその土地を「生活と生産
の場に」するために反戦地主を支えていこうという人々の集まりですから、「沖縄へ
の連帯・支援」は当然その運動の中心部分を占めています。また、今回の討論のテー
マは、「何をなすべきか、県内移設を許さないために」というものです。

==========

 まずこの討論会を開催した経緯を簡単に説明します。

 ご承知のように、先の国会において、周辺事態法・盗聴法をはじめとしてさまざま
な悪法が成立してしまいました。特に米軍用地特措法大改悪をふくむ地方分権一括法
案は、自自公や民主のみならず社民党さえも党としては賛成する始末でした(照屋寛
徳・福島瑞穂議員は反対)。法案成立を阻止できなかったという意味では、惨敗と言
えるでしょう。

 関東ブロックの運営委員の間でもきちんとした総括をふまえた次の運動の組立が必
要だという意見がありましたし、会員の方からも「開かれた総括討論の場」を設定し
て欲しいという意見が『一坪反戦通信』への寄稿として届きました。また、先日(8
日)の新崎さんの講演会に参加された会員の方から、関東ブロック独自の持続的な運
動、さらに色々な運動体を結集した超党派の組織の立ち上げができないかを検討して
欲しいという意見が寄せられました。

 そこで、一坪の会員やこれまで一坪の集会に参加された方々に対し、これまでの運
動の総括と今後の運動、特に県内移設を許さない闘いをどのように組み立てていけば
よいか具体的な意見を出していただくために、急遽2回の討論会を設定したわけです

 

 さて、前半の総括の部分は、ご質問の趣旨ではないと思いますし、公安のおっさん
達を喜ばすのも何ですから今回は割愛して、後半の議論(今後の運動)について報告
します。(発言者は、会:一坪会員、運:関東ブロック運営委員、他:その他の参加
者)
 

 叩き台の一つは、運営員の一人から出された“「縮小されないなら『本土』へ戻せ
」が、県内移設反対の現実的運動方針ではないだろうか?”という提起。(この件に
関しては、昨年の『一坪反戦通信』上で数回にわたり議論があった)

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会N:沖縄での県内移設反対の運動と平行して、北朝鮮との国交正常化の民衆運動を
すべきではないか。一見関係無いようだが、県内移設やガイドラインとも密接に関連
している大きな目標も平行してやった方がいい。

会O:昨年の「本土移設」論議の総括もないまま、また状況が厳しくなったからとい
って議論を蒸し返すのは無責任ではないか?議論ではなくどのような運動を行ったか
、行うかが重要。運動の原点に立ち戻って10年、20年、100年単位で戦略を立
てる必要がある。「本土移設」などと言うことではなく、1995年の超党派の運動
を原点に、「海兵隊を撤退させ、日米安保をやめさせて、沖縄の基地を撤去させる」
をテーマに運動したい。

運H:先日、日出生台に行って来た。「海兵隊は出ていけ」という看板を見たり人々
との話の中で感じたのは、身近な問題にならないと人々は考えないということだ。

会O:(実弾演習が)移設されたのはなぜかを運動との関連で見る必要がある。本土
移設の運動があったからではなく、沖縄での長年の闘いの蓄積と、日米の軍事同盟再
編強化の中で戦略的に意味があったからだ。

会I:(叩き台の提案に)“本土移設反対も沈黙もいずれも運動では許されない。”
と書いてあるが、私は、本土移設に反対か賛成かと問われれば、反対の立場だ。同時
に、普天間基地は撤去しろ、海兵隊は出ていけ、と言っている。そういう立場はあり
得ないのか?

運U:最近、次のようなハガキをもらった。「沖縄では宜野湾の女性たちのから県外
移設を声明に入れようという話が出ているそうです。そのために、Aさん・Bさんた
ちが悩んでいる。どうしましょうか。」という内容だ。

 本土移設の議論のきっかけは、会員から「もうこのような状況になったら、本土に
もってこいという声を上げるべきではないか」という運営委員会に対する投書であっ
た。

 名護の人たちは今まで一生懸命頑張ってきたが、政府のさまざまな圧力によって、
そろそろ持たなくなるのではないかと私は感じていると(集会などの実行委員会の場
で)言ってきた。(本土に住む)99%の日本人の中から日本政府に対して、「何も
米軍基地は沖縄だけに置く必要はないだろう、本土にも持ってきてもいいよ」と何で
あなた方は言わないか、と言ったことがある。しかし、このことは今までの運動の路
線と180度転回することにもなるので、私もなかなか恐ろしくて(一般的な場では
)言い出せなかった。

 ただ、私が躊躇しているうちに、政府は、県だけではなく、市町村や字の段階まで
、防衛施設庁の役人を派遣して圧力をかけているとも聞いており、私たちの望まない
事態に、これまで頑張ってきた沖縄の人たちが折れてしまうかもしれないな、という
危惧を感じている。そのような状況の中でも10年かかろうと20年かかろうと今ま
での方針を貫くという人はそれでもいい。しかし、「痛みを移すのではなく無くしな
さい」と頑張っては来たが、結果は、特措法の大改悪でありガイドラインの強化であ
って、我々の努力はどこへどう消えたのか。これでこのまま続けると言うことは、あ
と100年間沖縄の基地は我慢しろと言うことだ。問題は今年中に、普天間をどうし
ようかという話になっている。太田前知事が「それほど安保条約が必要なら、負担は
平等にしてくれ」といったことと同じこと。そういうことを本土で運動している人に
言ってもなかなか通らない。それは間違いだという言葉しか返ってこないけれど、い
ったいそれは間違いなのだろうか?

運H:沖縄にそれほど基地を押し付けるならば、ヤマト(本土)を経由してアメリカ
に返せばいいのではと妹と話したことがあった。(本土にいる)99%の人にとって
は基地が見えず痛みも感じない状況では、沖縄の基地は動くはずがない。一度ヤマト
に戻すべきだ。それからアメリカに返せないか。安保反対、沖縄基地撤去というのは
簡単だが、ヤマトの政府が沖縄の基地を存続させ、それをヤマトの人々が認めている
のだから、ヤマトに引き受けるべきだと言う運動をなぜやれないのか。

運N:以前、基地はアメリカに持って帰れという運動を続けたが、アメリカにキャラ
バンに行った女たちの会の人々の話を聞いて、アメリカでもインディアン居留地やハ
ワイなど先住民のところに押し付けられることを考えたときに、簡単にそれは言えな
いなと思った。しかし、正義の名の下にアメリカが戦争国家の道を押し進むときに、
やはりアメリカに持っていけという運動もあり得るのではないかと考えている。さら
に、護憲平和の理想を捨てることなく、若い人たちと基地の問題を議論する必要があ
る。

会I:太田前知事が言ったのは「安保が必要なら」という前提があったはず。Uさん
、Hさんの言いたいことは、建前の議論でいつまで沖縄を苦しめるか、という議論だ
と思うが、単なる理想論だとか、現実的に機能していない云々で、安保反対・安保解
体という旗を私は降ろすことはできない。

運U:米軍基地を本土に持ってきたら、安保反対闘争はできないのか?沖縄にあれば
安保反対闘争はできて、米軍基地が本土に来たら安保反対の旗を巻かなくてはならな
いというのはどういうことか。

会I:安保反対闘争は軍事基地の拡張に反対することだ。沖縄にも本土にも基地をつ
くらせないと言うこと。

運U:移転ならどうなんですか?

運H:本土に持ってきて、安保を見える形にするということ。

会I:「近くに持ってくれば痛みがわかる」というのは、被害を広げることにしかな
らない。反軍事基地・反安保であり、移設であり拡張であり基地建設には反対だ。

運M:もちろん安保も基地も反対だ。しかし、名護にヘリ基地を建設するという方針
が今年中にも打ち出されようとしているこの現実に対して、我々はどうすべきかとい
う議論をしている。安保を見えにくくしてきたのは政府の政策だ。その状況をどうか
えるかを考えたときに出てきたのが、一つの選択肢としての本土移設だ。安保を顕在
化させると言うこと。私としては、本土に持ってこいと言っているわけではない。普
天間を動かすときにその選択肢の一番上に、例えば東京を置くべきだと言っている。
県内移設は最悪の選択肢だ。そういう議論を政府に対して仕掛けることで県内移設の
動きを攪乱することに意味がある。安保反対だけでは、有効な反撃にはならない。

会I:安保は反対だけれども、一種のショック療法、戦術としてと見えやすくすると
いうことか?

運M:本土移転では、辺境に押し付けられる可能性がある。それでは同じことだから
、選択肢の一番上に東京を持ってこいということだ。現実の運動として考えたときに
、安保反対、本土移設にも反対では、理想論と言われても仕方がないのでは?もちろ
ん運営委員の間でも反対意見はある。そのために昨年の段階では一坪としての運動に
はできなかった。

運T:基本的立場は、本土移設を運動として行うことには反対だ。沖縄に基地が集中
している現実を許していいと思っているわけではない。実弾演習の本土移転で明らか
になったように、基地の移転・移設には日米両政府の思惑がある。基地の建設に反対
せずに、本土移設という形で基地の存在を認めることは、どのような効果があると言
われても、運動としてはできない。

運S:結論は、本土移設に反対だ。基地はアジアへの侵略の拠点としてあるわけだか
ら、沖縄にあろうと、本土にあろうと同じ。本土に移設という議論は意味がない。政
府に対して署名運動などができれば、と考えている。

他(学生1):どうやって学生に安保の問題を身近な問題として感じられるように訴
えていけるかと考えたときに、「もし東京に基地が移転してきたらどう思いますか」
と言うような問いかけが必要ではないか。スローガンではなくて。

他:中だけの議論ではなく、広く世間に問うような運動が必要。例えば、市民投票の
ような形で、「アメリカに持っていけ」「沖縄に押し付ける」という二つの選択肢だ
けではなく、三択にして、「普天間は東京に持ってくる」という案も付けて、国民に
訴えることができたらいい。

運K:「本土に持っていく」という選択肢自体が基本的に米軍基地の本土誘致を提案
するという立場に立つという気がして躊躇がある。一坪としてやるのではなく、在本
土の沖縄出身者の共通の想いとして、沖縄だけが苦しむのではなく、同じ安保の下に
ある本土に持っていけと言うことなら、沖縄人の運動として、沖縄人の一人として参
加はできる。しかし、基地・安保に反対する一坪の運動としてはできない。

会O:去年から本土誘致の議論をずっとやっていればかなり違った議論にはなりうる
が、状況が変わったからと言って、1年経ったこの時期にまた同じ議論を蒸し返すの
は無責任ではないか。ちゃんと運動をやって欲しい。議論のための議論になっている

運H:ヤマト政府が国民に見えないように沖縄に基地を押しやっていることを今一度
自覚すべきだ。単に「沖縄がかわいそう」というようなことではなく、ガイドライン
法案が通った今、ますます焦臭くなっているこの時期に、安保を本土の問題としても
捉える必要がある。そのために日本政府への問題提起としての戦略なのだ。安保が見
えるようにするための問題提起だ。

他:県内移設しか無いという状況になったら本土移設を受けるという立場はあるとは
思うが、躊躇がある。運動側がスローガンとして県外移設をいうことが果たしてショ
ック療法になるのか。「沖縄に基地を押し付けておいていいのか」という議論の中で
、「この東京に普天間基地が存在したらどうなるのか」ということを、国民投票とい
うのは難しいが、キャンペーンとしてやれないだろうか。

運K:県外移設をスローガンにするかどうかという議論ではなく、名護への移設とい
う問題が出ているときに、本土の我々としてどういう運動が可能かという議論をして
いる。

運U:ショック療法をしてくれといっているわけではない。政府が基地を押しこんで
いることに対して、日本の99%の人は黙って支持している感じだ。安保条約は反対
という基本線から沖縄の基地には反対と言ってはいるが、不公平な状態を公平な状態
にしようという発想が出てこないのが不思議だ。

 復帰の時に左翼の側で、核付きなら返還はあいならんといった意見が強かった。3
0年前にこの発想は嫌だなと思ったが、同じことを今感じている。歴代政府も運動の
側も、沖縄の基地を本土へということに対しては同様な拒否反応を示すのはおかしな
ものだと思う。私の目からは、ヤマトンチュは右も左も同じに見える。それが悔しか
ったら、我々日本人はちゃんと度量があって人が困っているときには一緒に荷物を背
負うのだという態度を出したらどうかと思う。

 Oさんは無責任だというが、沖縄の状況をにらみながら今私はこう思うと言ってい
るので、何で無責任なのか。

会O:昨年県内移設を責任持って提案したはずの人はこの一年間何をしていたのです
か、と問いたい。

運U:そういう運動をしようという提案ではなく、皆さん考えてくださいということ
だったはず。

運M:『一坪反戦通信』で昨年出したのは、色々な人の意見を出し合って、それを叩
き台にして今後どういうふうにやろうかということであった。状況の進展や意見の相
違があって必ずしも一坪としての運動には煮詰められなかった。しかし、サミットが
らみで、普天間の県内移設を今年中に決めるという政府の圧力が高まる状況で、Uさ
んが先ほど紹介したように、県外移設を言わざるをえない状況に沖縄の人々を追いつ
めていることを本土としてどうするのか。沖縄から、あるいは沖縄出身の本土の人か
ら「本土移設」の意見を出さざるを得ない状況に追い込むのは、本土の運動としてま
ずいだろう。ヤマトの人間が、県内移設ではなく、本土に持ってくるべきだという選
択肢を出すべきだと思う。その状況は今しかない。

会O:場当たり的ではないか。討論を煮詰めてないではないか。

運M:煮詰めてないのではなく、煮詰まらないのだ。反対意見がある状態で、一坪と
して一致した運動としては無理だと思う。

会O:だったら違う形の運動としてやるべきだ。

運M:だからやろうとしている。

会O:そこまでは反対しないけど……。

運M:私は、本土に持ってこいと言ってはいない。SACOで県内移設が謳われたわ
けだが、反対するのはいいが、これまでの運動は選択肢を出してこなかったことが問
題なのだ。東京に持ってくるという選択肢と比べて、県内移設をすることがどう正当
化されるのかを議論するように政府に対して突きつけるという話だ。

会O:本気で東京にもってこいという運動ではないのか?

運M:県内移設を許すのは最悪の選択肢だということ。安保賛成が国民の総意だとし
たら、なぜ本土に持ってくることが選択肢にならないのか。安保が必要なら東京に基
地をという問いかけに政府はどう考えるのかを問いただすことが私の提起で、本土誘
致を言っているわけではない。

他(学生2):運動として本土に誘致するのは間違いだ。現実的ではない。沖縄かヤ
マトかという対立で考えるのべきではない。日本の安全保障政策という枠組みの中で
沖縄の基地問題をで考えるべきだろう。もっと広い範囲で議論を起こすようなことを
考えていきたい。(この発言はもっと長いのだが、音が小さくて聴き取り不能)

運U:今までで一番説得的だったと思う。ただ、政府を動かそうという我々の力があ
まりに小さくて、どちらかというとここ数年間我々はずっと押されてきている。その
ような状況の中で、結果として沖縄の中で普天間に変わる新しい基地がつくられかも
しれない時に、力がないからしかたないと諦めて、やられるままになるのかな、と悔
しい想いをしている。そのために、今何かをできないかを考えたときに、政府に後ろ
から、「沖縄だけでなく、本土に持ってきていいよと」いう声がヤマトから出れば、
何か効果があるのではないかというのが、私が今日言ったことなのだ。

会I:Mさんの議論ですが、論理の構造は理解できる。しかし、圧倒的多数が安保を
支持しているという現実がある、だから、本土移転という手もあるよ、という論理は
あっても、それを誰が言うかが問題だ。自民党の熱烈な支持者が、断固として安保は
支持だ、沖縄の人たちが苦しんでいるのだから、じゃあ、本土に持ってこようと言う
ならわかる。しかし、それをMさんが支持するわけですか?

運M:もちろんトップには基地のない世界というのがある。しかし現実として安保が
あって、沖縄に基地が存在する。日本政府の政策として安保を見えなくするために沖
縄に基地を押し付けているという現状をひっくり返す必要がある。そのためには、基
地移設の選択肢として、沖縄ではなく、本土、特に東京に持ってくると選択肢はどう
か、という問いかけができるはず。

会I:反安保の側から言うわけですか?

運M:そうです。右翼に言ってもらってもいいのだが、右翼は現実的だから、そうは
言わないだろう。沖縄においておけば、自分たちは安全だと考えるだろうから。個人
的な考えで言えば、そういう論理は成り立つと思うが、それは、正義・公正という点
では許されない。特に今の時点では、状況を打開する何らかの具体的な行動が必要だ

会I:Mさん自身の政治的決断として、そういう行動があり得るという論理の構造は
わかったが、じゃあ、私が具体的にそれを選択するかというと、それはできません。

運M:それはわかります。一坪もそれで必ずしも一体にはなっていない。それはしょ
うがないと思う。状況が明るければ、そこまで踏み込む必要はないのかもしれないが
、今の状況はそれを許さないほど暗いのではないか。

会H:日本の国民の安全保障観というものを変える発想をしなくてはならない。

司会:もう少し具体的に。軍事力による平和と言うことですか?

会H:(聴き取り不能)

司会:10時になりましたので、今日は終わりにします。今回は、叩き台のレジメが
、たまたま「本土移設」ということでそこに議論が集中しましたが、次回の10月8
日には、別の方にもレジメを書いていただいて、見えない安保を見えるようにするた
めには具体的にこんな運動が必要だとか、こんな風に自分たちは取り組んでいるとか
、こうすれば沖縄の基地問題をもっと幅広く訴える方法があるのではないだろうか、
という様な色々な問題を話し合いたいと思います。

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 次回はぜひ参加を。もし建設的な提案がありましたら、お寄せください。
 
 
 
 
 
 

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 MARUYAMA K.  kaymaru@jca.apc.org
 2GO GREEN (JCA-NET)
 http://www.jca.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html



 
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