Date: Sun, 6 Jun 1999 16:43:54 +0900 (JST)
X-Sender: nasubi@po.jca.apc.org
Mime-Version: 1.0
To: aml@jca.ax.apc.org, keystone@jca.ax.apc.org
From: nasubi <nasubi@jca.apc.org>
Subject: [keystone 1537] Re: [aml 12542] 「リボンをつけて戦争準備に抗議」転載停止のお願い
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 1537
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

山谷労働者福祉会館のなすびです。

At 3:41 PM +0900 99.6.6, Ryuji Urata wrote:
> 多くの方よりご指摘頂いたとおり、
> 通信傍受法案は法案として成立したものではなく、
> 現在も参議院で審議されているものであり、
> これから参議院で廃案にさせるべく、
> 全国各地で(私の住む大分でも)全力をあげている最中です。
>
> 私は、神戸YWCAからの今回の呼びかけも
> そのひとつととらえ、すぐに転載してしまいましたが、
> 私が発信する前にこの部分に気づいて
> 神戸YWCAに訂正を提案した上で、
> 転載していれば、問題のないことであったと思っています。

 組対法については、焦点が国会論戦だという段階に入ってから、東京では、国会で
のロビー活動と市民集会を積み重ねてきました。市民と弁護士・議員・文化人が協力
し、また、危機感を感じる報道関係が大きく取り上げる中で(気がつくのが遅いとい
う印象は否めなかったけど)、まれにみる広範な運動が作られていると思います。し
かし、何だか情報戦のような感じになっていて、新ガイドライン関連法案の反対運動
で作られたような、全国各地の市民運動をつないで国会に迫るという大衆行動は、も
う一つできていないように感じていました(あくまで私見です)。
 そもそも組対法は、様々な課題を抱えた各地の市民運動が同じように対象となる、
実は、最も広範に反対運動の連携を作れる闘いではないかと思います。しかも、公明
党議員が鍵を握るという状況の中で、地域での取り組みと相互の関連がやっぱり必要
なのではないかという思いもありました。そのため、浦田さんが転載してくれた神戸
YWCAからの呼びかけは、運動の方法論はいろいろあるでしょうが、僕はその主旨
を好意的に受けとめました。
 ただ、組対法反対に取り組んできた運動にとって、「衆院通過=成立」という諦め
意識を流されること(権力側がよく使う戦法)はとても危険なことなので、少々過敏
に反応せざるを得なかったと思います。

> 盗聴法案を廃案にしなければならないという思いは同じです。
> 大分でも全力をあげてこれにとりくんでいます。
>
> どうぞ、これからもよろしくお願いします。

 是非この辺を、相互に交換しましょう。今からでも遅くはありません。
 宜しくお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なすび<nasubi@jca.apc.org>
 山谷労働者福祉会館 活動委員会  東京都台東区日本堤 1-25-11
  電話:03-3876-7073 FAX:03-3876-1869
☆★☆  盗聴法を含む組織的犯罪対策三立法に反対します ☆★☆
         http://www.jca.apc.org/jca/wiretap
☆★☆ 日雇・野宿労働者に就労・生活の保障を! 原発被曝労働拒否!☆★☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 
  • 1998年     3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

  • キーストーンメーリングリスト 目次