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Date: Wed, 7 Apr 1999 01:08:52 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org, aml@jca.apc.org
From: higa akiko <higa@jca.ax.apc.org>
Subject: [keystone 1281]  周辺事態法案に反対:3.28ひびけ沖縄のこころ関西のつどい
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 1281
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

京都の比嘉明子です。こんばんは。

1999年3月28日に大阪城野外音楽堂で開催された
「「命どう宝」基地はいらない ひびけ沖縄のこころ関西のつどい」の決議文を
紹介します。集会とデモの様子は以下にのせました。
http://www.jca.ax.apc.org/~higa/anti-guideline/3.28KANSAI.html
招かれたのは、大田昌秀氏(前沖縄県知事)、浦崎成子氏(基地軍隊を許さない
行動する女たちの会)、チョン・ジヌ氏(駐韓米軍犯罪根絶のための運動本部実
行委員長)他。参加者は約2000人。

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 「基地はいらない!」という沖縄の願いと闘いにもかか
わらず、現在日米両政府が押し進めようとする「基地の整
理縮小案」は、沖縄県内移設条件付きのものであり、基地
機能の強化と永久固定化につながる極めて危険なものです。
米軍は老朽化した普天間基地の代替基地に、攻撃能力が数
倍もまさる垂直離着陸機オスプレイを配備する計画であり、
また那覇軍港の浦添移設によって大型艦船も寄航可能な東
洋一の新軍港を建設しようとしています。
 国会では今新ガイドライン関連法案・周辺事態法の審議
がされています。これは米軍がしかけた戦争に日本全体を
巻き込もうという危険な法律で、港や空港、自治体や私た
ち市民まで米軍に協力する体制をつくろうとするものです。
また政府は「特措法」の再改憲を画策、軍用地強制収用の
裁量権のすべてを国に集中させようとしています。日本の
平和はとりかえしのつかない重大な危機にさらされていま
す。今ほど平和のための行動に立ち上がらなければならな
い時はありません。
 在日米軍基地の75%が集中し、戦後半世紀にわたり軍
事基地に苦しめられてきた沖縄。21世紀こそ基地のない
沖縄、平和な日本をめざし、朝鮮半島をはじめアジアとの
真の友好的関係をつくって行きましょう。
 基地のない平和な島沖縄を!
 海兵隊は、沖縄から出ていけ!
 米軍は沖縄から日本からアジアから出ていけ!
 新ガイドライン関連法・周辺事態法に反対しよう!
1999年3月28日
      「命どう宝」基地はいらない
        ひぴけ沖縄のこころ関西のつどい参加者一同

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 それから、集会の参加報告を書きましたので拙文ですが
 これも紹介します。

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周辺事態法を廃案に〜「ひびけ沖縄のこころ」集会に参加して
京都市 比嘉明子
〜おぉきな環39(「平和な島を」関西沖縄の会通信)への寄稿から〜

 3月28日、「「命どぅ宝」 基地はいらない ひびけ沖縄のこころ 
関西のつどい」が大阪城野外音楽堂で開催されました。
 集会のテーマである「周辺事態法案」は、「後方支援」という形で
地方自治体や一般の人々を強制的に米軍の戦争への協力に動員できる
という非常に危険な内容になっています。この「後方支援」が具体的
にどのように行われるのか。その時、わたしたち一般住民はどうなる
のか。不安がつのるなかで、なんの説明もないままこの法案は勝手に
決められようとしています。集会当日はとても冷え込みましたが、そ
れでも2000人もの人々が集まりました。それは、なんとか法案を廃
案に追い込みたいということがみんなの共通の思いとしてあったから
だと思います。
 集会には、前沖縄県知事の大田昌秀氏が招かれ、50数年前の戦時
下の沖縄で実際に起こった出来事を手がかりに、「有事体制下」で、
わたしたちの生活に実際に起こりうる状況について詳しいお話があり
ました。
 沖縄は生活物資の多くを県外に依存していたため、戦時下になると
船舶ルートが軍事優先になり民間の生活が圧迫されたこと、また沖縄
方言しか使えない老人がスパイ容疑で殺害されたこと、14才未満の子
どもたちが「壕提供」(軍によって壕を追い出されること)によって
戦場で死んでいったこと・・。大田さんは、こうした事例を挙げなが
ら、軍は住民の生活を守ることをせず、それどころかお年寄りや子ど
もたちのような弱い者でも軍の「任務遂行」のためには容赦なく死に
追い込むという事態が沖縄戦下で実際に起こったことを説明し、沖縄
戦で県民が体験したことを考えれば、戦争を前提にした「周辺事態法
案」が国民の命を守るものではないことは明らかであると、強調され
ていました。
 また、大田さんは、これまで各国で行われた戦争に支払ったコスト
を検証してみると、それが巨大であったにも関わらず、人命の犠牲は
減るどころが増加しているのであり、しかも軍人よりも一般市民の犠
牲の方が大きくなっていることを指摘されました。軍備を増強するこ
とによっては国民は守れない。これは大田さんがいうように、歴史が
証明しているのです。
 今、政府やマスコミは、脅威論で不安を煽り戦争協力への動員の必
要性のみを強調していますが、しかし、よく考えてみれば、戦争状態
の際に一般の人々をどのように保護することについては全く計画され
てない。それが「周辺事態法案」の実態ではないでしょうか。
 このようなひどい内容の「周辺事態法案」に対して、国民からの反
対の声がなかなか大きくならないのは、「国を守るためならすこしの
犠牲はがまんしてもしかたない」と思っている人々が多いからかもし
れません。もしそうなら、軍隊は「政府の利益」を守ることはあって
も、わたしたちの命は決して守らないということを、ぜひ知って欲し
い。そのために、大田さんにあらためて教えていただいた「沖縄の経
験」を教訓とし、「周辺事態法案」の危険性をもっと実感のもてる形
にして、訴えていかなくてはと思いました。
 大田さんの講演をはじめ、一連のアピールの後に、公園から京橋駅
までピースウォークをしましたが、沿道で見ている人たちの中には、
眼を伏せるように立ち去る人もいたけれど、手を振ってうなずいてく
れる人もいました。寒い中、みないっしょに歩いたあの一体感を忘れ
ずに、周辺事態法廃案に追い込んでいくため、力を合わせてがんばり
ましょう。
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 大田昌秀氏の講演については、2月19日に開催された「新ガイドラインを考える
集会」
(主催:滋賀県平和人権運動センター)の報告を以下にのせてあります。
 http://www.jca.ax.apc.org/~higa/anti-guideline/OOTA/OOTA_TOP.html 
 

 雑談:
 この文章がのった「おぉきな環39」(「平和な島を」関西沖縄の会通信・事務局
 関西沖縄文庫・大正区)が今日、自宅に届いたんですが、封筒に赤ペンで
 「祝 沖尚優勝」と書いてありました。
 消印は優勝の翌日の4月5日。
 封筒につめる作業の時にみんなで手書きで書いたんだろうと想像します。

 わたしは、高校野球で高校生が行進しているのをみると、どうしても「学徒出陣」
 の図と重なってしまって、申し訳ないけどあまり好きではないというか嫌いなので、
 今回も全然見てなかったのですが、この赤ペンの文字に、甲子園での県勢の活躍を
 見守ってきた関西在住の沖縄の人々の喜びがにじみでているようで、「長い間待っ
た」
 んだなあと思い、つい、わたしも一人でしみじみ、ニコニコしてしまいました。
 同じ日に届いた4月5日付沖縄タイムスも一面と最終面ぶち抜きのすごい紙面構成で
 沖尚優勝を報じています。

 さらりと優勝をさらった沖尚のナインのさわやかな顔を新聞でみながら、
 周辺事態法反対もっとがんばるぞと思ったのは、きっとわたしだけではないはずと
 信じつつ・・。
 
 

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比嘉明子  higa@jca.ax.apc.org http://www.jca.ax.apc.org/~higa/
☆NO!THANKS!☆ 周辺事態法案に反対
http://www.jca.ax.apc.org/~higa/anti-guideline/index.html
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