Mime-Version: 1.0
Date: Wed, 20 Jan 1999 01:51:02 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 992] [aml]反ガイドライン全国ファックス通信31号
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 992
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
Status: U
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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 Date: Tue, 19 Jan 1999 15:08:17 +0900
 From: Toshimaru Ogura <ogr@nsknet.or.jp>
 Subject: [aml 10777] 反ガイドライン全国ファックス通信31号
 

小倉です。全国ファックス通信の最新号です。
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  ∨∨∨ YYYYYYYY YYY   YY  YY ∨∨∨
   ∨∨ YY    YY YY   YY YY  ∨∨
   ∨  YYYYYY YY  YY   YYYY   ∨
   |  YY   YYYYYYYYY  YY YY  |
   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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   '97ガイドライン安保・有事法に反対する
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●「'97新ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」の、ファクシミ
 リと郵送での購読料は半年間3千円です。
●この「電子版」は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、*是非カンパをお送りくださるよう*お願いいたします。
 下記の郵便振替口座をご利用ください。

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'97新ガイドライン安保・有事法に反対する 全国FAX通信【電子版】
No.31 1999年1月16日(月2回発行)

東京都千代田区三崎町3−1−1 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
FAX:03-3234-4118
Eメール:tokada@jca.ax.apc.org
購読料 3000円(半年間)
郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
*バックナンバーは
http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/NoG_News/NoG.index.html
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目次
●「春一番、新ガイドライン関連法案を吹き飛ばせ!
   2・14 戦争協力を許さないつどい」事務局会議での討議報告
●ていこうせん
●新年メッセージ  軍民共有−−軍事基地との共存共栄に沖縄の未来はない!
●「動員される側か」らの戦争立法反対運動を目指して
●【日生台】米軍実弾砲撃演習に抗議する 日出生台ピースアクション99(仮称)
●【函館】非核・平和条例の議会提出にむけて
●【横須賀】「周辺事態法は必要」……沢田市長発言の撤回を求めて
●新年メッセージ  普天間代替ヘリ基地建設の動きを止める年に!
●【関西】 周辺事態法を廃案へ!戦争協力をしない、させない!1・21関西集会

●【大阪】思いやり予算返還訴訟 こんな「結審」ゆるせません! 1/30抗議集
会へ
●【札幌】魔女の話題は尽きるを知らず……
●沖縄ニュースクリップ 12/25〜1/14
●1月27日 国会行動に結集を!
●1/31 米・英のイラク空爆を問う!
●周辺事態(法)への東京都の「協力」を問う
●沖縄の基地をなくそう! 有事立法を止めよう!
   共同行動への呼びかけ【名古屋】
●やめろ!日米共同演習 1・24練馬
●「新ガイドラインと自治体」シンポ【三多摩】
●各地集会・行動予定(1/21〜2/7)
●Fax通信・事務局からのお知らせ

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「春一番、新ガイドライン関連法案を吹き飛ばせ!
  2・14 戦争協力を許さないつどい」事務局会議での討議報告

 自民党・自由党の連立内閣が発足し、新ガイドライン関連法をめぐる事態はよ
り危険な方向に進められようとしている。
 すでに報告されているように、この「つどい」は12月9日に第1回実行委員会
(於・労働スクウェア東京)が開かれて以降、多くの人びとが共同して準備が進
められてきた。参加賛同の呼びかけ文や、つどいのチラシ(第一次)も作られ、
チケット(当日券600円、前売券500円)の配布も始まった。事務局会議は12月1
8日(於・東京地評会館)と1月13日於・全水道会館)の2回開かれ、実務的な準
備を進めてきた。
 賛同も各地から相次いで寄せられている。賛同費もすでに30万円強は寄せられ
た。しかし、つどいの会場借り賃が高いうえ、郵送料もかさんでおり、さらに各
地からのつどいへの招請の旅費負担もあるので、予算はまだまだ足りない状況だ
。さらに多くのみなさんのご協力をお願いしたい。
 13日にもたれた事務局会議では次回の実行委員会(20日)に向けての提案内容
が討議された。以下は案。
 時間割りでは、会場は日比谷公会堂で12時30分に開場、13時開会、15時(最大
限15時30分)閉会、15時30分にデモ出発、銀座へ、東京駅解散。
 つどいの内容は、「講演」を30分以内で誰かに依頼する(その後、前田哲男氏
が内諾)。「連帯あいさつ」としては、沖縄(安次富浩さん)、ピースリンク呉
・広島・岩国(田村さん、または湯浅さん)、長崎(県民の会・ただし、本集会
に合わせて長崎が国会行動に上京する場合に発言をお願いする)。
 「国会報告」は重大な国会情勢を考慮して各党に発言を要請する。発言は沖縄
社会大衆党・社民党・共産党の各政党から一人。それ以外の出席議員は氏名を紹
介する。
 「活動報告」は横須賀、厚木、横田などの反基地団体から、また全港湾労組、
関西共同行動、組対法反対闘争、憲法調査委員会設置反対闘争など、諸運動に要
請する。
 つどいのアトラクションとしてプログラムのどこかに「エイサー」を入れる。
デモ出発時やデモ隊の先頭でもお願いする。
 これらはあらためて実行委員会の場で議論される。つどいまであと1カ月、集
会の成功を勝ちとり、新ガイドライン関連法案阻止への世論をたかめるために、
広範な市民団体や労組、個人への参加協力の要請を強め、チケットの販売や参加
・賛同者の拡大に協力して力を入れたい。
(高田健/21世紀につなぐ憲法50周年運動事務局)

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ていこうせん

 「プライベート・ライアン」なる映画を観た。言いたいことはオマハ・ビーチ
の真砂ほどあるのだが、年老いたライアンが墓地を訪れるファーストシーンから
「ヤな気持ち」は始まった。真っ白な十字架が見渡す限りに並んでいる戦死者の
墓地である。そこで「これだけたくさんの人が犠牲になったのか!」とまあ多く
の人の涙をそそる(らしい)のだが、没個性な墓標は星条旗の元、死後もなお忠
誠を誓って整列させられている兵士たちの姿に他ならないように見えたからであ
る。川本三郎が公式パンフに書いた気持ち悪い文章では、この映画は兵士が個々
の名前を取り戻す物語らしいが、ならばラストで名前を刻まれた十字架が再び星
条旗の元に整列するさまは「兵士の再生産」でしかない。(み)

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●新年メッセージ 軍民共有−−軍事基地との共存共栄に沖縄の未来はない!
 日米政府は海上ヘリ基地構想を廃棄していないが、ヤンバルに軍民共用飛行場
案を主張する保守系新知事が誕生し、新たな闘いが始まる。また、那覇軍港の浦
添沖移転問題が急浮上し、軍民共用案で振興策に群がる商工会等の誘致運動が顕
著になりつつある。まやかしの軍民共用案は、県内移設(基地コロガシ)を装う
新たな基地建設=再編強化であり、新ガイドライン−−周辺事態法等日米政府の
有事体制と連動する。絶対に許せない。さらに、名護市民投票で過半数を上回る
「海上ヘリ基地建設反対!」の市民意志を無視し、受け入れ表明した前名護市長
と市当局に対する損害賠償請求裁判で、「市民投票はフィクション」と暴言を吐
く市当局も徹底追及する。日本の政治・社会の産業報国会状況を打破するため、
民衆が抱える諸問題を住民投票=直接民主主義の行使等で日本を変革し、アジア
の民衆との平和連帯を築きあげよう!
(安次富浩/名護海上ヘリ基地反対協)

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「動員される側か」らの戦争立法反対運動を目指して

 自治体に戦争協力を義務付けることを主眼とする周辺事態法案に対しては、「
市民社会に戦争体制が押しつけられてくる」という危機感のもと、このFAX通信に
も見られるように、様々な反対運動が市民運動として作り出されてきた。私たち
は、それとは別の側面から共同し得るものとして、日雇・野宿労働者の運動から
の反対行動を準備している。
 有事における自治体の協力と言っても、そこで具体的に求められる業務は、通
常業務として自治体職員でまかなえるものばかりではなく、公共事業を発注する
形式でかなりの部分に民間の臨時労働力が使われることは明白だ。自治体所轄の
港湾を米軍が使うとき、その協力行為として行われる港湾荷役業務は、業者を通
じ日雇や契約労働者を中心とした港湾労働者が使われるだろう。港までの軍事物
資の運搬は、運輸にかかわる下請の労働者があてられる。下層労働者が構造的に
戦争協力をさせられていくことは、過去に国内・国外に戦争動員された歴史を見
ても、容易に推察することが出来る。
 また、周辺事態法が新ガイドラインの実行のために準備されている以上、法案
の文言にはなくとも、新ガイドラインでいう民間協力についても注視しなければ
ならない。新ガイドラインには、米軍のみならず、海外で「後方」支援を行う自
衛隊の作戦行動がある。カンボジアPKOの際、地雷除去能力が必要だとして出かけ
た自衛隊がまず行ったのは、幹線道路の敷設などの土木工事であった。現在、多
国籍企業化している日本のゼネコンや商社の下請で、アフリカや中東でのプラン
ト建設に日本の日雇労働者が行くこともある。自衛隊管理の下、戦闘「後方」地
での民間協力として下請の土木・建設労働者を動員することは、既に視野に入っ
ているだろう。
 現在の戦争立法反対運動の中では、「動員される側」とともに陣形を作ろうと
いう視線は、希薄だと言わざるを得ない。丁度、市民運動としての反原発運動が
、市民社会から被差別状況にある日雇・野宿労働者などの被曝労働者とは、未だ
充分な回路が作れずにいる問題と共通点を感じるのだ。もちろん、これまでの寄
せ場・日雇の運動が、傲慢にも他の運動課題に対して閉鎖的であったことや、労
働の中身が持つ矛盾に立ち向かえずに来たことについても、批判的に捉え返され
なければならない。私たちは、今こそ日雇・野宿労働者の運動にかかわる側から
問題提起をし、ともに運動の陣形を作る必要性を痛感している。動き出したばか
りではあるが、過去の戦前・戦時下での動員形態を知るとともに、今日的戦争状
況でどのような動員の可能性があるのかを議論し、今後何らかの反対行動を行っ
ていく予定である。
 最も矛盾をしわ寄せされた層の人々が、大衆的な運動のうねりに合流すること
が出来るのか、分断の片棒を担がされるのかは、民衆運動の内容を規定していく
重要事項と言えるだろう。危機的状況であるからこそ、この機に、ともに闘う回
路の構築を目指そう。
(山谷労働者福祉会館活動委員会/なすび)

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【日生台】米軍実弾砲撃演習に抗議する 日出生台ピースアクション99(仮称)

 昨年のNYタイムスへの「今こそ米海兵隊を呼び戻すとき!」意見広告では皆さ
んのご協力を有り難うございました。現在、報告集を作製しています。
 さて「新ガイドライン」の関連法案も予断を許さぬ状況となり、また、私の住
む大分県日出生台でもいよいよ米海兵隊の実弾砲撃演習が強行されようとしてい
ます。これら一連の動きに対して、私たちは全国の仲間と連携して、このクニ(
故郷/国)のゆくえを考え、見直すための様々な取り組みを企画しました。
■1/24日出生台交流情報センター開所の集い
 (日出生台小野原)
■1/25宮城康博名護市議講演会
 (湯布院町コミュニティセンター)
■1/27米海兵隊先発隊100名到着・抗議集会
■1/29米海兵隊物資搬入・抗議集会
■2/6在韓米軍基地問題の学習会
 (韓国からゲストを招いて)
■2/7住民の集い
 (名前・詳細は検討中、ゲストとして大田昌秀元沖縄県知事を予定)
■2/14海老原大介氏講演会
 (湯布院コミュニティセンター)
■2/28大工哲弘・琉球三線ライブ
 (湯布院中央公民館)

常設展示●日出生台・沖縄フォトドキュメント−−「風の記憶」写真展
    ●ピースアート展(ハガキ等であなたの平和のメッセージを)

 また期間中、実弾砲撃演習の監視、カウント、外出米兵に対する監視行動も予
定しています。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。また、大変資金が不
足していますので、カンパ等のご支援、ご協力もどうぞよろしくお願いいたしま
す。
 詳細のお問い合わせは「米軍基地と日本をどうするローカルNET大分・日出生台
」tel&fax 0977-85-5003 まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
(湯布院・浦田)

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【函館】非核・平和条例の議会提出にむけて

 米英国によるイラク爆撃は、これがもし北朝鮮だったらと考えると、周辺事態
法の恐ろしさを改めて深く考えさせられるとともに、同法を廃案に追い込む決意
を私たちに固めさせた。
 私たちは、地域から周辺事態法に反対するために「非核・平和函館市民条例を
実現する会」を市民グループ、連合函館・函館平和センター・全労連函館などの
労組、民主党・共産党の共同行動で12月4日に発足させた。
 この条例の骨子は(1)非核証明を提出しない外国軍事艦船の入港を拒否する「神
戸方式」を打ち出し、行政指導の形で行われる同方式に「国の行政権」とは別に
存在する「自治体の行政権」と「自治体の持つ港湾管理権」という2つの法的根拠
を担保に条例化を図る(詳しくは、非核市民宣言運動・ヨコスカ発行のパンフ「
神戸方式の今日的意味と平和船団の不思議」を参照してください)。(2)市職員に
戦争につながる業務を行なわせない。の2点となっている。日本政府=国の外交権
や日米安保条約に対抗し、地方政府=自治体の権限を武器に平和を創りだす意欲
的かつ画期的な運動であると自負している。
 さて、条例成立の見通しであるが、「実現する会」としては99年4月の統一地方
選前の2月定例議会に3万人の署名運動を背景に議員立法で同条例を議会に提出す
る予定である。
(非核・平和函館市民条例を実現する会・角倉邦良)

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【横須賀】「周辺事態法は必要」……沢田市長発言の撤回を求めて

 昨年11月の市議会で、「周辺事態法は必要」と答弁した沢田横須賀市長。国会
に提出されたまま、趣旨説明もされていない法案を「必要だ」というのは、軽率
であるだけではなく、極めて意図的に行われた答弁だと言わざるを得ません。新
ガイドラインにもとづく戦争協力に対して、自治体こそが抵抗の足場となるべき
なのに、まったく逆に協力の姿勢を打ち出す沢田市長。その答弁をそのままにし
てはおけないと考える私達は、議会答弁の撤回を求める団体署名を全国の皆さん
にお願いしました。
 わずか2週間で310団体の賛同署名が集まりました。多くの方がこの問題に関心
を持ち、危機感を感じていたことがわかりました。署名は12月25日、市に提出し
ましたが、市長は私達に会おうともしません。(署名は12月31日までに325団体。
沖縄から函館まで、多くの皆さんの協力をいただきました。ありがとうございま
した。)
 基地対策課のスタッフとの話し合いの中で、全国30の自治体から、市長答弁の
真意を聞きたいという問い合わせがあったことがわかりました。沢田答弁の衝撃
の大きさが、ここにも現れています。
 周辺事態法案にたいする自治体の「とまどい」を、法案反対の声に変えようと
、全国各地で自治体へのはたらきかけが取り組まれています。全国基地協議会会
長でもある沢田市長の法案容認答弁を撤回させる事の意味は、限りなく大きいと
言うべきでしょう。
 そこで私達は次の取組として、新聞への意見広告の掲載を考えています。沢田
市長に容認答弁の撤回を求める内容の意見広告です。多額の費用が必要となりま
すが、費用を集めることが、そのまま法案反対の世論作りになると思います。
 1月17日に相談会をもちます。細目が決まりましたら、あらためてご協力のお願
いをします。よろしくお願いします。
(新倉裕史・非核市民宣言運動・ヨコスカ)

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【新年メッセージ】普天間代替ヘリ基地建設の動きを止める年に!

 日米両政府は新しいヘリ基地を沖縄県内に建設する動きを本格化させてきまし
た。陸上案・埋立て案など様々な話が浮かびあがってきますが、情報をキャッチ
し、全国の皆さまと共有しながら、大切な局面で有効な取り組みができればと考
えております。
 「やんばる(沖縄本島北部)は基地の掃きだめなのか」という疑問の言葉は、
全国に向け発せられているメッセージだと思います。まずは、全国で情報のネッ
トワークをつくっていきましょう。ヘリ基地反対・名護市民投票裁判、「エコネ
ット・美」などによる名護市東地区における基地に頼らない地域おこしの取り組
みにも注目し、応援していきましょう。
(名護ヘリポート基地に反対する会・青崎百合雄)

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【関西】 周辺事態法を廃案へ!戦争協力をしない、させない!1・21関西集会!

 20世紀はまさに戦争の世紀であり、日本は他国を侵略し、アジア太平洋の人々
に悲惨な戦争の犠牲を強いて来ました。ところが、日本政府は未だ、侵略戦争の
過ちを克服しようとはしていません。そしていま、過去の過ちを再び繰り返そう
としているのです。21世紀を平和の世紀にしていくために、市民の世論で、日本
を戦争に引きずり込む周辺事態法を廃案にしましょう。

日時●1月21日(木)
    PM6:00 集会 
    PM7:00 デモ
場所●扇町公園(地下鉄堺筋線扇町下車すぐ)
    チャングなどにぎやかにやります。みなさんの創意工夫で
    参加してください。

主催●周辺事態法を廃案へ!戦争協力をしないさせな
   い! 1・21関西集会実行委員会

連絡先●
大阪 ユニオンネットワーク 06-6575-3131
   関西共同行動     06-6364-0123
   平和と生活を結ぶ会  06-6939-7540
京都 アジア共同行動    0774-43-8721
兵庫 軍事マニュアル「新ガイドライン」反対尼崎実行委員会
              06-6482-0066
   神戸学生青年センター 078-851-2760
奈良 奈良−沖縄連帯委員会 0742-34-7007

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【大阪】思いやり予算返還訴訟 こんな「結審」ゆるせません! 1/30抗議集会へ

 昨年12月14日、第6回口頭弁論。丹羽弁護士による弁論(沖縄の米軍基地の実
態)が実に分かりやすく展開されました。国側は前回裁判で私たちの出した第七
準備書面「法的保護利益」論については反論する、といっていたにもかかわらず
、結局「現段階では反論の必要なし」と、またもや逃げの一手です。加島弁護士
が原告側の今後の弁論などの予定を述べたのですが、裁判官に聞く耳持合せてい
なかったのか「これで結審」と言い渡すや、くるりと背を向けそそくさと逃げる
ように退廷してしまいました。
 突然の結審に傍聴席は怒りの渦。閉廷後原告、弁護団と相談のうえ、すぐさま
裁判官「忌避」を申し立てました。
 今後の行動、方針については原告、支援の皆さんともじっくりと相談のうえ決
めていきたいと思います。1月30日は皆さんの怒りと前進のためのエネルギーを
携えて是非ご参加下さい。

日時●1月30日(土)14時〜17時
場所●大阪YWCA山西福祉記念会館

異議アリ!思いやり予算・関西(大阪市西成区津守1-13-28)

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【札幌】魔女の話題は尽きるを知らず……

 沖縄から矢臼別まで、平和への思いをつなごうと、1月4日・5日、札幌で集まり
を持った。第1回魔女会議。世間は正月で一般参加は少なかったが、各地からの活
動の中心メンバーが寄り、充実した報告が続いた。1日目は10時から8時まで自己
紹介と活動報告とフリートーク。江別や札幌から環境や教育、女性差別など身近
なテーマが出て、魔女の話題は尽きるを知らず。活動報告は、おおすみ廃船ネッ
トワークから道庁交渉について、平和条例制定で共に動いている苫小牧と函館か
らは実状報告と今後の課題。東京三多摩から周辺事態法に関して市町村長へのア
ンケート実施の中間報告があった。これは各地に波及させたい。東京からは90億
ドル訴訟の話と、98年5月沖縄の女たちの東京行動に連帯する呼びかけが東京事務
局からあった。さて2日目は一日中身体ほぐしをした。平和運動は身体が資本。し
なやかな身体と頭が必要。この元気で夏は矢臼別・別海へ行こうと夢を語りあっ
た。
(すべての軍艦船を平和の船に! おおすみを廃船にするネットワーク・谷百合子)

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沖縄ニュースクリップ 12/25〜1/14

【12月25日】勝連町商工会が緊急理事会で、与勝半島東沖合埋め立てヘリポート
建設構想への反対を決定。
【12月28日】野中官房長官が沖縄視察を終え、那覇市内で記者会見した。普天間
飛行場移設問題は海上ヘリ基地に代わる県側提案を待つ姿勢をあらためて示した。
【12月29日】辺野古弾薬庫などに復帰前、防空ミサイル用の核弾頭など600発以上
の核兵器が貯蔵され、米陸軍が復帰を控えた1971年10月に極秘に撤去計画を作成
していたことが明らかになった、と沖縄タイムス。
【12月30日】イラク北部で監視活動をしていた米軍機が28日、ミサイルでイラク
の防空施設を攻撃した際、嘉手納基地から派遣のF15戦闘機が攻撃機と編隊を組ん
でいた、と琉球新報。▼沖縄駐留の米海兵隊の兵士1人が今月22日、クウェート
での訓練中に死亡、3人が負傷していた、と琉球新報。同日の沖縄タイムスは、
同海兵隊が今月18日、クウェートの米国大使館から外交官を含む米国民90数人を
救出する作戦に従事した、と報じた。
【1月5日】嘉手納基地所属のF15戦闘機2機が、同基地上空の悪天候を理由に那
覇空港に緊急着陸。約2分間滑走路が閉鎖され、民間機1便の到着が約10分遅れ
た。
【1月7日】海自第5航空群(那覇市)の対潜哨戒機1機が、電源系統のトラブ
ルで那覇空港に緊急着陸。
【1月9日】米海兵隊が「リバティーキャンペーン」と名付けた綱紀粛正施策を
実施、と沖縄タイムス。主な内容は、下士官や1年以下しか沖縄に勤務しない兵
士の新たな自家用車の所有とレンタカーの運転の禁止、裁判に至らないケースで
も飲酒絡みの事案について公表する、地元警察と協力し一部繁華街でパトロール
を行う、等。
【1月11日】沖縄返還に合意した1969年の日米首脳会談で当時のニクソン大統領
と佐藤栄作首相が交わしたとされる非常時の核持ち込み「密約」の関係文書が米
国家安全保障局(NSA)に保存され、現在も「極秘扱い」になっていることが
明らかになった、と沖縄タイムス。
【1月12日】野呂田防衛庁長官が就任後初の沖縄県訪問。稲嶺知事と会談し、海
上ヘリ基地がなお最良の選択肢との認識を示しつつも、県の意向を最大限に尊重
して進める考えを表明。▼防衛庁が、防衛施設の安定使用と防衛技術の育成に貢
献した功労で、前名護市長の比嘉鉄也氏に長官感謝状を贈ると発表。贈呈式は防
衛庁で14日。
【1月13日】来日中のコーエン米国防長官が、野中官房長官、野呂田防衛庁長官
と会談。普天間返還に伴う代替施設建設について、稲嶺知事が提唱する沖縄本島
北部への軍民共用空港建設構想も含め、検討する用意があることを明らかにした。
【1月14日】小渕首相が内閣改造、自民党と自由党の連立政権が発足。沖縄開発
庁長官を野中官房長官が兼務する。▼外務省沖縄事務所の原島秀毅沖縄大使が記
者懇談会で、県・政府・在沖米軍で構成する三者連絡協議会が来月にも再開され
る見通し、と発表。三者協開催は約4年ぶり。▼日米両国政府が、在日米軍の低
空飛行訓練による住民被害を減らすため、土、日と祝日の訓練を最小限に抑制す
るなどの日米合同委員会の合意文書を交換。

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1月27日 国会行動に結集を!

 1月19日から通常国会がはじまります。これに先立って14日、「自自連立」政
権が発足しました。この連立では、「周辺事態法案」など「新ガイドライン関連
法案」の今国会での成立、「国連決議」に基づく多国籍軍の後方支援への参加・
協力、PKFの凍結解除などを目指すことが合意されています。こうした動きと
並行して「憲法調査委員会」設置のための国会法改悪案の提出なども予定されて
おり、政府は新ガイドラインを突破口としつつ一挙に「戦争国家」への道に踏み
込もうとしています。
 こうした状況を打破するために、この間つくりあげてきた全国の反基地・反安
保運動のつながりを活かして力を結集させ、一連の「有事法」の廃案、新ガイド
ラインの廃棄に向けた取り組みをさらに強化していかなくてはなりません。「沖
縄の反基地闘争に連帯し、新ガイドライン・有事立法に反対する実行委員会(新
しい反安保実)」は、1月27日に国会行動を行います(午後6時半、社会文化会
館《地下鉄永田町駅・徒歩8分/社会民主党本部》前集合)。同時に「沖縄の基
地をなくせ! 有事立法をとめよう! 緊急署名」の提出も行います。通常国会
に対する最初の行動です。多くの皆さんの参加を!
 あわせて、今後も各地域・職場・学園などで「緊急署名」に取り組んでいただ
くようお願いします。長崎では現在約5万名の署名が集まっており、この提出の
ために長崎から東京へ駆けつけたいとの声も寄せられています。国会での審議日
程はまだ明らかではありませんが、27日以降も波状的に国会行動・署名提出など
を行っていきたいと考えています。年明け早々大変な状況が続きますが、がんば
りましょう!(緊急署名・事務局/S)

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1/31 米・英のイラク空爆を問う!

 昨年12月、空爆下のイラクに滞在していた伊藤政子さん(アラブの子どもとな
かよくする会)の最新現地報告とスライド上映、そして中東研究者の板垣雄三さ
んからのコメントを受け、今回の問題を考える集会が持たれる。
●1月31日(日)午後1時半〜/米・英のイラク空爆を問う集会/場所*代々木
八幡区民会館(小田急線代々木八幡駅7分)/お話*伊藤政子、板垣雄三/スラ
イド上映あり/参加費*700円(資料代込み)/主催*新しい反安保実(03-3368
-3110)

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周辺事態(法)への東京都の「協力」を問う

 周辺事態法案の問題点としてある自治体や民間に対する「協力」強制に関連し
て、東京都との間では「周辺事態措置法を憂慮する都民ず」が昨秋以来交渉を行
ってきた。今後の都交渉をどのような形・内容で持っていくかについて、各地の
人々と共に考えてゆくための相談会が予定されている。東京都内や三多摩地域で
新ガイドラインに反対の取り組みを進めてきた人々が呼びかけたもの。
●周辺事態(法)への自治体=東京都の「協力」を問う相談会
●日時:2月9日(火)午後7時から/場所:日本キリスト教会館4階会議室(
地下鉄東西線早稲田駅下車)
●連絡先:電話&Fax:03-5370-6431(山本)

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沖縄の基地をなくそう! 有事立法を止めよう!
  共同行動への呼びかけ【名古屋】

 名古屋の「不戦へのネットワーク(代表:水田洋)」から、「沖縄の基地をな
くそう! 有事立法を止めよう!」共同行動への呼びかけが出された。
 呼びかけ文では、これまでの取り組みを踏まえたうえで、「戦争は突然来るも
のではありません。私たちはここまでの流れを残念ながら止めることはできませ
んでした。しかし、可能なことを少しでも思いを同じくする多くの人たちと取り
組みたいと思います」としている。
●共同行動第1回準備会:1月18日(月)午後7時から、名古屋市女性会館(和
室)
●連絡先:電話&Fax:052-881-3573

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やめろ!日米共同演習 1・24練馬

 1月21日から31日まで朝霞基地で陸自2000人、米軍約1100人が参加する日米
共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ35)が行われる。これに反対する「ねりま行
動」が予定されている。
●日時:1月24日(日)午後12時半開場/場所:北東京生活クラブ大泉センター
/講演:山内敏弘/午後2時半にデモ出発
●主催:やめろ!日米共同演習1・24ねりま行動実行委員会/連絡先:つくろう
平和練馬ネットワーク(03-3923-8555)ほか
●また同時に、この演習の中止を求める「緊急アピール運動」では賛同署名を集
めている(1月30日まで)。問い合わせは、上記「練馬ネットワーク」まで。

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「新ガイドラインと自治体」シンポ【三多摩】

 東京・三多摩地域の全自治体に新ガイドラインについてのアンケートを行った
「新ガイドラインに反対する三多摩連絡会」では、そのアンケート結果について
のシンポジウムを行う。
●名称:新ガイドラインと自治体−−「周辺事態法」案三多摩自治体アンケート
とわたしたち。そして、いま・これから/日時:1月24日(日)13:30〜/場所
:武蔵野芸能劇場(中央線三鷹駅)/講師:新倉裕史/三多摩各地の「ひとこと
」/500円/主催:新ガイドラインに反対する三多摩連絡会(042-525-9036)

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各地集会・行動予定(1/21〜2/7)

1月21日(木)周辺事態法案を廃案へ 戦争協力をしない、させない1・21関西集
会 2面参照
1月23日(土)基地と新ガイドライン 時間*19:00〜/場所*武蔵野公会堂会
議室(中央線ほか吉祥寺駅南口)/講師*遠藤洋一/主催*アンポをつぶせ!ち
ょうちんデモの会(0422-44-0364 谷島)
1月24日(日)シンポジウム「周辺事態措置法案」と日の丸・君が代 時間*9:
30〜/場所*早稲田奉仕園(東西線早稲田駅)/発言*田巻一彦、山本英夫 、岡村
達雄/23日は「日の丸・君が代」シンポ/500円/主催*「日の丸・君が代」反対
!学校と地域をむすぶ連絡会(03-3205-7363)
■やめろ!日米共同演習1・24ねりま行動 左欄参照
■新ガイドラインと自治体シンポ 左欄参照
1月27日(水)1・27国会行動 左欄参照
1月30日(土)周辺事態法がやってくる その地ならしとしての平和・湾岸戦争
関連訴訟の上告棄却を問う 時間*13:00〜/場所*労働スクエア東京7階(日
比谷線八丁堀駅)/講師*前田寿夫/ゴラン現地調査ビデオ上映あり/500円/主
催*ゴラン高原PKF違憲訴訟の会(0424-72-6500)ほか
■異議アリ! 思いやり予算・関西の「こんな『結審』許せません!」抗議集会
 2面参照
1月31日(日)米・英のイラク空爆を問う集会 左2段目の欄を参照
■「教えられなかった戦争・沖縄編」相模原上映会 時間*14:00〜、18:00〜
/場所*相模原南市民ホール(小田急線相模大野駅10分)/前売1200円、当日15
00円、学割有/1回目上映後と2回目前に制作者挨拶/主催*同上映実(042-75
2-4544 相模原市職労)
2月6日(土)ちゅら島・沖縄に平和を!寿コンサート 時間*14:00〜/場所
*スペース・オルタ(新横浜駅7分)/出演*寿、真志喜トミ/前売2000円、当
日2500円/主催*沖縄の自立解放闘争に連帯し、反安保を闘う連続講座(045-24
1-4096)
■「米海兵隊は日本にいらない!」意見広告を広げる埼玉・関東のつどい 時間
*13:30〜、15:30〜/場所*埼玉県労働会館(京浜東北線北浦和駅10分)/お
話*竹越英樹/主催*同事務局(048-832-0734 竹越)
2月7日(日)平和憲法を守る神奈川県民集会 沖縄戦から見えるもの 時間*
13:30〜/場所*かながわ県民センター(横浜駅西口)/証言*吉村秀子(元ひ
めゆり学徒隊)/500円/主催*かながわ平和憲法を守る会/問い合わせ*042-7
70-2708(湯原)、042-797-7486(瀬川)
■戦争協力法案に反対する!中野デモ 時間*14:00〜/場所*囲町公園(中央
線中野駅北口5分)/主催*新ガイドラインに反対する!中野(03-5330-2872 
小野)
■1999年全世界1日行動実行委員会 時間*14:00〜/場所*西淡路学習ルーム
(阪急淡路駅西口6分)/主催*核兵器廃絶!全世界1日行動実行委(0798-36-
5689 竹林)

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