X-Sender: mshmkw@tama.or.jp (Unverified)
Mime-Version: 1.0
Date: Tue, 12 Jan 1999 23:23:14 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 979] [aml]ガイドライン安保・有事法に反対する全国FAX通信30
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 979
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
 --------------------------------------------------------------------------

 Date: Fri, 8 Jan 1999 03:05:05 +0900
 From: Toshimaru Ogura <ogr@nsknet.or.jp>
 Subject: [aml 10681] ガイドライン反対全国FAX通信30号
 

小倉です。恒例のFAX通信を送ります。ガイドライン法の国会審議も本格化していま
す。ぜひ、各地の情報をおよせください。

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  ∨∨∨ YYYYYYYY YYY   YY  YY ∨∨∨
   ∨∨ YY    YY YY   YY YY  ∨∨
   ∨  YYYYYY YY  YY   YYYY   ∨
   |  YY   YYYYYYYYY  YY YY  |
   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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   '97ガイドライン安保・有事法に反対する
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●「'97新ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」の、ファクシミ
 リと郵送での購読料は半年間3千円です。
●この「電子版」は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、*是非カンパをお送りくださるよう*お願いいたします。
 下記の郵便振替口座をご利用ください。

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'97新ガイドライン安保・有事法に反対する 全国FAX通信【電子版】
No.30 1999年1月6日(月2回発行)

東京都千代田区三崎町3−1−1 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
FAX:03-3234-4118
Eメール:tokada@jca.ax.apc.org
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郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
*バックナンバーは
http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/NoG_News/NoG.index.html
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目次
●今年こそ、「戦争国家・社会づくり反対」の一点で合流する
  大きな結集を実現しよう
●ていこうせん
●各地からの「新年メッセージ」
 *軍隊のない社会への出発を−−血にまみれた日本の近代を克服するために
 *関西共同行動関連の取り組み
 *「県民の会」は今日も街頭署名
 *一坪反戦地主会・関東●返還のインチキ許さぬ
 *大分●2月には米海兵隊の砲撃演習が強行の予定
 *浜松●NO! AWACS
 *山梨●行政への粘りづよい働きかけが必要!
 *新潟●「民衆の平和」を創り出すために今年も奮闘!
 *横須賀●市長発言撤回を求める320通の署名
 *仙台●王城寺原での米軍演習反対!
 *北海道●平和への一歩は地方自治から
●安田好弘弁護士を支援するための会の結成と集会のお知らせ
●請願・陳情を提出する場合の書式例
●沖縄ニュースクリップ 12/14〜12/25
●各地で米英のイラク空爆に抗議!
●抗議先一覧(保存版)
●博多湾人工島岸壁で情報を!
●宗教者たちの「平和を求める」集い
●春一番、新ガイドライン関連法案を吹きとばせ!
  2・14戦争協力を許さないつどい
●各地集会・行動予定(1/10〜2/6)
●Fax通信・事務局からのお知らせ

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今年こそ、「戦争国家・社会づくり反対」の一点で合流する
  大きな結集を実現しよう

 ひどい年末であった。11月19日に中村正三郎法務大臣の命令に基づいて3名の
死刑執行があった。そして12月6日、死刑廃止運動にもっとも精力的に取りくん
できた弁護士安田好弘さんが顧問会社の「強制執行妨害」で逮捕されたことが報
道された。安田さんは「麻原弁護団」でも中心で動いていた。マス・メディアに
は「人権弁護士」実は「悪徳弁護士」といったキャンペーンがはられた。
 12月16日には「安田弁護士不当逮捕抗議集会」が持たれた。罪証隠滅・逃亡の
おそれなどまるでない彼の例外的な逮捕という事態が、警察の盗聴を合法化する
悪法である「組織織的犯罪対策法」の先取り(犯罪収益収受の罪の、弁護活動を
困難にさせるまでの拡大)であるという批判など、そこでは様々な人々の不当逮
捕抗議の発言が続いた。強権的治安体制の時代という現実をヒシヒシと実感させ
る集まりであった。そこには安田さん自身の以下のような声が届けられていた。
 「私はいわれのない罪を着せられ身柄を拘禁されています。そして今や刑事訴
追の危険にさらされています。/私は無実です。私の生き方と職業倫理からして
、他人に違法行為を指示したり、他人の違法行為に加担したりすることはおよそ
あり得ないことです。/私は闘います。私を陥れた大きな策動を白日の下に明ら
かにしたいと考えています。/1日も早く自由の身になり、やらなければならな
いことがあります。/皆さんの応援を心からおねがいします。」
 翌日(12月17日)、アメリカ軍とイギリス軍がイラクへの空爆を開始し、湾岸
戦争時以上の大量爆撃がかさねられた。なんと日本政府は、すぐこれを支持し、
国連でも支持表明してみせた。あきれるほどのアメリカ追従である。いよいよ新
年から国会でガイドライン関連法案の審議が開始されるわけであるが、ガイドラ
イン安保体制が法的にも成立してしまえば、最大最強の好戦国家アメリカが行う
戦争に日本軍もかり出されることになってしまう。
 アメリカ(とイギリス)のイラク空爆に抗議する行動は各地でまきおこった。
私もアメリカ大使館への抗議行動をしながら、本格的戦闘(大量殺傷戦)に日本
軍が参戦する事態が目前であるという状況の恐ろしさを、身にしみて実感せざる
をえなかった。
 今度の国会で準備されている治安立法は、「組対法」だけではない。「住民基
本台帳法」の改悪(国民一人一人に背番号をつけ、個人のプライベート情報を国
家が管理し、国民を国家が監視するシステムづくり)もあるのだ。
 戦争をする国づくりは、国家に反抗する人間を社会の中で日常的に監視し、時
と場合によっては逮捕してしまう治安国家・社会づくりと必然的に連動する。
 今、私たちは「春一番、新ガイドライン関連法案を吹き飛ばせ! 2・14戦争
協力を許さないつどい」の準備に向かっている。「吹き飛ば」さなければならな
いのはガイドライン関連法案だけではない。こうした治安立法もともに「吹き飛
ば」さなければならないのだ。
 安田さんを支援する動き、治安立法と闘い続けてきた人々の動き、反ガイドラ
イン安保プロパーの動きをこえてこうした多様な活動が「戦争国家・社会づくり
」に反対するの一点で大きく合流する運動のうねりを、今年こそは、なんとして
でもつくりだそうではないか。(事務局・天野)

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ていこうせん

 「真珠湾」と同じように、イラクへの「犯罪的侵略」もまた、綿密な計算と計
画にもとづいて画策されたという。真珠湾とまったく同じように、今回の犯罪的
侵略にさいしても、計算し計画したのは、攻撃を行なった側だけではなかった。
真珠湾(と、マレー半島)でも、今回のペルシャ湾でも、攻撃者は鳴り物入りで
「戦果」を喧伝した。攻撃された側は被害をむしろ強調した。真珠湾と今回の犯
罪的侵略が似ていることを、しかし、いくら指摘しても、それ自体は無意味であ
る。意味があるとすれば、戦略において攻撃者が敗北した、という共通点だろう
。だが、この敗北は、真珠湾と違って今回に関する限り、同伴者を持っている。
連合王国(いわゆる英国)だけではない。「恥ずべき衛星国」と被害者側から名
指された日本国である。燃えつきようとする巨大惑星とともに死滅する衛星も、
また良いだろう。しかし〈私〉は別の道を欲する。だから周辺事態法に反対なの
だ。(非)

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各地からの「新年メッセージ」

*軍隊のない社会への出発を
  −−血にまみれた日本の近代を克服するために
 新ガイドラインと、その一部である周辺事態法をめぐる攻防は、21世紀前半の
日本のあり方を大きく規定する重大な問題です。今年は、その一つの山場を迎え
ます。私たちは、広島県・山口県の地で、地域の政治を変えることで、日本全体
を変えるきっかけをつかもうと、この間地域にこだわって活動を続けてきました
。戦いの一つの場は、自治体にあります。昨年の広島県内全ての自治体89をキャ
ラバンし、新ガイドラインと自治体との関わりについて問い、説得して歩いた成
果をふまえて、3月議会や通常国会への私たちの声を届けていく作業を進め、新
ガイドライン体制の定着を阻止していきたい。
 折しも、西暦2千年まで残りわずかとなり、20世紀という時代を振り返ること
を通じて、日本の近代を総体として捉え返す作業の中から、次への希望を築いて
行かねばならない時だ。新ガイドラインに抗する私たちの運動は、その一環を行
動として担っていく意義を持っていると確信する。
 景気が悪いと失業、社会不安への必然的に流れる社会に未来はない。人間同士
、人間と自然、それらの関係性を変えていく道をなんとしても生み出さねばなら
ない。私たちの基地のない、軍隊のない社会を目指す運動は、その一環を担う大
切な取り組みである。その確信を持って、大きな節目となる今年を生き抜きたい
と思う。
(ピースリンク広島・呉・岩国世話人/湯浅一郎)

*関西共同行動関連の取り組み
 関西共同行動の1999年の行動は、1月21日の「周辺事態法を廃案へ! 戦争協力
をしないさせない関西集会」の準備で始まろうとしています。ガイドライン安保
の先取り的実質化の中で、大阪港の軍港化に反対する闘いを続けている「南大阪
平和人権連帯会議」や、全港湾、全日建関西生コン支部、金属機械港合同、全労
協などで構成するユニオンネット大阪など労働組合運動と、関西共同行動などの
市民運動が一緒になって、2500人以上の集会とデモをもって、国会での周辺事態
法の審議に対抗する運動の旗開きです。実行委員会では、この集会・デモの成功
の上に、2月14日の東京でのガイドライン安保に反対する会を始め、焦点化する周
辺事態法との闘いに取り組んでいきたいと話し合われています。
 さらに今年は、われわれ関西共同行動も参加する「沖縄とともに関西連絡会」
が、稲嶺自民党県政の成立の中で、ヘリ基地の沖縄県内移設の攻撃の激化が予想
される中で、3月28日に予定している集会の準備も1月早々から始まります。ま
た、自由主義史観派など全国の右翼運動が「ピースおおさか」を「問題ある平和
ミュージアムの代表」としてかけている攻撃に対抗する「ピースおおさかネット
」の運動や、世紀末を迎えて世界の戦争と平和を考え、取り組んでいくための「
戦争の20世紀から平和の21世紀へ」の展示とシンポジュウムなど(11月予定)の
取り組みも大詰めを迎えようとしています。また、わが仲間たちが多数挑戦する
統一地方選も迎えます。
  今年も、戦争への道に反対し、平和を創り出していくための闘いは、やはり息
つく暇もない状況のようです。
(関西共同行動/星川洋史)

*「県民の会」は今日も街頭署名
 「新ガイドラインを許さない県民の会」は今日も長崎の鐵橋で街頭署名。今日
は、長崎地区労からもたくさん参加し、米英のイラク攻撃の中止と日本政府に戦
争支持の撤回、ガイドライン関連法案の廃案を強く求めるビラを配布。署名は、
2月に、政府・国会そして直接知事へ手渡したい。12月県議会での請願審議は継
続審議。12月9日に学習会「海からみる新ガイドライン」を開催。韓国問題研究
所の康代表や朝鮮総連長崎県本部の林委員長、そして全港湾労組長崎県支部の速
見委員長から各々報告。新ガイドライン関連法案を止めるために頑張る決意を新
たに。次は、2月9日にホットな集会を企画中。1999年も「県民の会」は、長崎
の地から元気に頑張りたい。
(1998年12月19日、新ガイドラインと有事立法に反対し、長崎空港や港湾・公立
病院など、県や市が管理する施設の軍事利用を許さない県民の会/崎山昇)

*一坪反戦地主会・関東●返還のインチキ許さぬ
 普天間基地返還の日米合意時に新ガイドラインも合意。米国が普天間を返す代
わり、新ガイドラインで日本は米国の戦争行使に後方支援するという日米バータ
ーだ。
 しかし普天間返還には移設の条件がついていた。米国は移設もガイドラインも
どちらも手に入れる−−となると日本は得るところなしだ。まして沖縄は踏んだ
り蹴ったりだ。県内移設だと基地の新設・増設にも等しい。なにが「返還」なも
のか!
 沖縄の県知事選挙では大田知事が落選した。だが半数近い人々が大田知事に投
票した事実は重い。〈妙な遠慮〉がいらなくなってすっきりした、と言う人もい
る。沖縄に敗北感はない。まだ粘るぞ!
(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)

*大分●2月には米海兵隊の砲撃演習が強行の予定
 98年は、全国のみなさんの協力で「今こそ米海兵隊を呼び戻すとき!」という
タイトルでN.Y.タイムスへの第2回目の意見広告を実現することができました。
ご協力いただいた皆さんにはあらためて感謝申し上げます。一月中には掲載報告
をお届けできるよう努力しております。
 私の住む町にある日出生台は1999年、演習場にされて100年になります。その1
00年目の2月に米海兵隊の実弾砲撃演習が強行されようとしています。3年前に
降り懸かったこの問題をきっかけに、多くの考えなければならない問題に気づく
ことができました。また、多くの素晴らしい方々と出会い、力づけられました。
市民の手による平和醸成装置を!
(「米海兵隊は日本にいらない!」米紙意見広告運動事務局 浦田龍次)

*浜松●NO! AWACS
 98年3月、予告するかのような重低音とともに浜松基地にAWACSがあらわれ、私
たちはその騒音に抗しながらNO!の声とこぶしをつきあげていた。5月に入りAWA
CSは飛行訓練をはじめ、11月には10数回にわたるタッチ&ゴーを含む夜間訓練を
行なった。この夕闇の中のAWACSの巨体と轟音は消すことのできないイメージを残
している。どんなに想像力をもってもつかみきれない現場の空気や存在感がある
。基地内の巨大な格納庫横に駐機されたAWACSは基地フェンスの外からもよく見え
る。AWACSは何も語らないが、この風景を変えるためのいくつもの表現を示さずに
はいられない。来年2月28日の「NO! 新ガイドライン NO! AWACS全国集会」は
、無法を示す戦争協力と軍備に対して、現地からの草の根のNO!の場としたい。参
加を!
(NO! AWACSの会・浜松・竹内康人)

*山梨●行政への粘りづよい働きかけが必要!
 山梨ではこれまで2回、新ガイドライン・周辺事態法に反対して全国署名や集
会を積み上げてきた幾つかのグループが共同して山梨県への交渉を行ってきた。
渉外知事連絡会による国への要請書提出を、地方自治の侵害を許さない今後の展
開に本気でつなげてほしい、「国会審議を見守る」だけではなく、演習場を抱え
る地元としても危機感をもって臨んでほしいなど訴えた。話し合いのなかで、山
梨県と知事の基本姿勢として、「北富士演習場全面返還・平和利用」「段階的縮
小」の県是に今後も変わりないことを確認。しかし「国からの国防・安全保障上
の要請も無視できない」との断りつき。やはり行政を住民の側に立たせる粘り強
い働きかけと監視が必要だと感じた。そして自治体の職員のなかに「忠実な公務
員」ではおれない、一人の人間としてのさざ波が起こせるような、真っ当な労働
運動の再生が何よりも願われた対県交渉でした。全国で奮闘する皆さん、新しい
年も元気でともに頑張りましょう!
(山梨平和を語る会・田中美砂)

*新潟●「民衆の平和」を創り出すために今年も奮闘!
 99年の新年を迎えました。緊迫する朝鮮半島情勢をにらんで、この2月、関山
演習場でまたも日米共同訓練がおこなわれます。周辺自治体は頻繁化・恒常化す
る共同訓練に不信感を募らせ、反対派も動きを活発化させています。私たち「市
民新党にいがた」はちっぽけな政党ですが、これらの動きと関わりながら、そし
て全国・世界の平和運動の成果に学びながら、さらに4月の統一地方選で議席を
拡大して活動基盤を拡大させて「制度圏」と「運動圏」を横断しながら、「民衆
の平和」を創り出すための活動を展開するために今年も奮闘します。相互に支援
と協力を求めそれに応えながら、屈せず、共に闘いましょう。
(中山均・市民新党にいがた政策スタッフ)

*横須賀●市長発言撤回を求める320通の署名
 インディペンスのペルシャ湾への出撃で始まった1998年。1ヶ月間のゲート前
での抗議行動は入院者を出して終わった。そして、12月。またもや米軍のバクダ
ッド空爆。抗議行動は4日間で終えることができたが、ホントにいいかげんにし
てくれ……と思う。
 市長は市長で「周辺事態法は必要」と言い出す始末。どうなっているんだろう
、この街は。
 それでも、発議撤回を求める団体署名は、わずか2週間で全国から320通。うれ
しかったです……。支えられているな、と実感しました。
 99年も大変な年になるでしょうが、よろしくお願いいたします。
(非核市民宣言運動・ヨコスカ・新倉裕史)

*仙台●王城寺原での米軍演習反対!
 王城寺原での2度目の米軍演習が11月に強行されました。防衛施設庁が訓練実
施の1ヶ月前に提示した内容は(1)訓練期間は昨年末の「合意」が無視されて
長期化し、(2)米兵の自由外出は野放しであり、(3)また夜間訓練について
も歯止めなし、というものです。それ以上の具体的な事前情報は公開されません
でした。
 地元住民は、「団結祭り」や「芋煮交流会」を呼びかけ、演習反対の意志を明
らかにしました。私たちは沖縄と王城寺原を結ぶ集会を開催し、また反対署名を
そえて宮城県知事に対する抗議・要請を行ってきました。
 反対運動は厳しさに直面していますが、米軍演習の既成事実化に抗する運動を
今年も継続していく所存です。
(市民の政治・仙台・山田幹夫)

*北海道●平和への一歩は地方自治から
 国益という名のもとに、イラクの市民の命が又、犠牲になりました。米英の蛮
行は許されるものではありません。更に、日本政府が、これを支持した事の重大
さを危機的情況として受け止めなければなりません。
 私たちが世界平和を語るなら、増大する一方の自衛隊という軍隊を、市民の立
場からなくしていく行動を起こさなければならないと思います。小さい力でも集
まれば大きい力になります。平和ということの意味を地方行政に問うていく時で
す。各地で始まっている条例制定の動きをネットワークにしてきたいと、1月に
、とりあえず女たちで学習会を開きます。道内・外から情報を持ち寄り、結果を
まとめて、お知らせします。各地の対行政交渉の様子をお知らせください。
 又、矢臼別での米軍演習の件、北方機動特別演習に関する道庁交渉も続けてい
きます。
 1月4、5日と、「沖縄から矢臼別をつなぐ女たちの会」札幌合宿をします。
豪雪をも溶かす熱いマグマが楽しみです。
(すべての軍艦船を平和の船に!
 「おおすみ」を廃船にするためのネットワーク・谷百合子)

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安田好弘弁護士を支援するための会の結成と集会のお知らせ

  ■集会:安田さんとともに
  ■日時:1月23日(土)午後6時〜
 ■場所:赤坂区民センター(港区赤坂4−18−13、地下鉄丸の内線・銀座線赤坂
     見附駅下車、国道246号線青山方向へ徒歩5分)
 ■主催:安田さんを支援する会(仮称)
 ■連絡先:電話(呼)044-865-1851 ほか

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請願・陳情を提出する場合の書式例

※件名は「○○○について」と記入する
※郵送での受け付けはしない
※署名には、住所、氏名、押印(拇印)が必要
※詳しい問い合わせは各自治体議会事務局へ

  件 ○○○○について
  請願理由(陳情理由)
  請願事項(陳情事項)
  紹介議員 氏名
  年月日
  請願者(陳情者)住所
          氏名(印)
          電話番号
  ○○○議会議長 殿

  署名簿
   住所  氏名  印

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沖縄ニュースクリップ 12/14〜12/25

【12月14日】宮良地区での新石垣空港建設に反対する住民が、県庁で稲嶺知事に
「宮良案白紙撤回」を訴えた。
【12月15日】米国防総省が、普天間飛行場の代替施設として建設が計画されてい
る海上ヘリ基地内に那覇軍港と牧港補給基地の一部を統合し、三施設の一括返還
を検討していたことが分かった、と沖縄タイムス。三施設の一括統合で検討され
たのは海上基地案のうち、名護市辺野古沖での「箱(ポンツーン)方式」という

【12月16日】沖縄県12月定例県議会の代表質問で、稲嶺知事が普天間飛行場の問
題で「海兵隊削減や基地の国外、県外移設は現実的ではない」と否定。また、大
田県政の下で作成された基地返還アクションプログラムについても見直す方針を
明らかにした。▼金武町議会12月定例会の一般質問で吉田勝広町長が、ヘリパッ
ドの早期移設、ギンバルとブルービーチ両訓練場の全面返還を政府へ要請してい
く考えを明らかにした。▼野中広務官房長官が、当面は経済振興策を優先し基地
問題解決にはある程度の時間がかかるとの認識を示した。
【12月17日】米英両軍がイラクへの大規模空爆を開始。クリントン大統領はテレ
ビ演説で「攻撃目的はイラクの大量破壊兵器の開発阻止」と説明。特殊作戦能力
を持つ在沖米海兵隊の第31海兵遠征部隊約2千人と空軍嘉手納基地所属のF15戦
闘機5機が湾岸地域に展開している。
【12月18日】前県知事・大田昌秀さんの労をねぎらう集いが、宜野湾市の沖縄コ
ンベンションセンター展示棟で。大田さんを支持した約4千人の県民らが集まっ
た。女性グループを中心にした実行委員会が主催。
【12月20日】「米軍人・軍属による事件被害者の会」が那覇市内で会合を開き、
同会が議員立法で制定を求めている被害者補償の特別立法に向けた取り組みの強
化を再確認した。
【12月22日】「那覇軍港の浦添移設に反対する市民の会」の結成大会。500人余が
参加。▼在日米軍司令官、在沖米四軍調整官、在沖米国総領事が沖縄県庁に稲嶺
恵一知事を表敬訪問。米軍側は3年9カ月間も途切れたままの三者連絡協議会(
県、那覇防衛施設局、在沖米軍で構成)の再開に前向きの姿勢を示した。
【12月24日】北部への軍民共用空港の建設案に米政府高官が前向きな姿勢を示し
たことについて、北部12市町村の女性たちが集まって今月発足した「新たな基地
はいらない、やんばる女性ネット」の宮城幸代表が絶対反対を表明、と沖縄タイ
ムス。
【12月25日】政府が1999年度の予算案を閣議決定。沖縄開発庁分(約3282億円)
を含む各省庁の沖縄関係予算は5372億円となり、98年度当初予算と比べて231億円
(4.5%)増。▼勝連町商工会が緊急理事会を開き、与勝半島東沖合埋め立てヘリ
ポート建設構想に反対することを全会一致で決めた。▼コンチネンタル・ミクロ
ネシア航空の沖縄−−グアム路線が、来年1月16日の便を最後に運休することに
なった、と沖縄タイムス。同路線は1988年の開設以来4度目の運休。

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各地で米英のイラク空爆に抗議!

 12月17日の早朝から開始された米英両軍によるイラク空爆に対して、抗議行動
や抗議文・申し入れ書の送付などが全国各地で素早く行われた。
【12月17日(木)】静岡県浜松市の「NO! AWACSの会」が夕方、浜松駅
前で街頭情宣。「アメリカはイラク攻撃をやめろ!」と書かれたビラ400枚を配布
。▼非核・平和函館市民条例を実現する会が緊急声明を出し、函館市内でビラ撒
き行動。▼「'97ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」と「派兵
チェック編集委員会」が呼びかけたアメリカ大使館への抗議・申し入れ行動。約
30人が参加。婦人民主クラブからの参加者が、小渕首相宛の同クラブの抗議文を
読み上げた。▼「非核市民宣言運動ヨコスカ」と「NEPAの会」が横須賀の米
海軍基地ゲート前で連続抗議行動。20日まで連続4日間。▼脱軍備ネットワーク
・キャッチピースが1998年12月17日付で抗議文を送付(米大統領、英首相、小淵
首相宛)。
【12月19日(土)】米軍基地と日本をどうするローカルNET大分・日出生台、
姶良地区平和運動センター、くまもと市民センターの3団体の呼びかけによる「
米英イラク攻撃抗議・九州共同アピール」(19日午前中までに、九州地域限定で
賛同を募ったもの)の取り組み。米大統領、英首相宛、小淵首相宛。▼福岡の「
ガイドラインに反対する」ネットワークによるビラまきと街頭宣伝。京都でも12
月19、20日に緊急ビラまきと署名活動。12月22日(火)には、駐福岡アメリカ総
領事館に抗議文を渡す。
【12月20日(日)】「新ガイドラインに反対する三多摩連絡会」が呼びかけた「
緊急:イラク爆撃弾劾! 在日米軍司令部・ヨコタ抗議デモ」。約50人が参加。
▼静岡県静岡市内で、空爆反対の街頭情宣。▼広島でも18、19、20日に原爆ドー
ム前で抗議行動。
【12月21日(月)】関西共同行動、市民平和訴訟の会・関西の呼びかけで、大阪
の米国総領事館へ抗議と申し入れ行動。▼市民の意見30の会・東京が「声明 ア
メリカ、イギリスのイラク攻撃と、日本政府のそれへの支持について」を発表。
▼夕方から英大使館と米大使館前への抗議・申し入れ行動(主催・呼びかけ:ピ
ースネットニュース、キャッチピース、婦人民主クラブ、憲法擁護・平和・人権
フォーラム、社会民主党青年女性連帯支部、NOHC、日本消費者連盟、市民平
和訴訟の会・東京)。

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抗議先一覧(保存版)
●総理府:電話03-3581-2361/東京都千代田区永田町1丁目6−1
●総理大臣官邸:電話03-3581-0101/東京都千代田区永田町2丁目3−1
●外務省:電話03-3580-3311/東京都千代田区霞が関2丁目2−1
●防衛庁/防衛施設庁:電話03-3408-5211/東京都港区赤坂9丁目7−45)
●アメリカ大使館:電話03-3224-5000/FAX:03-3505-1862/東京都港区
 赤坂1−10−5
●イギリス大使館:電話03-3265-5511 または 03-5211-1100/FAX:03-
 5275-3164/東京都千代田区一番町1

★上記以外にも御存知の方は情報をお寄せください!★

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博多湾人工島岸壁で情報を!

 博多湾には今、2004年を完成目途として人工島が造成中で、環境面からの問題
が提起され揺れ動いている。また、港湾施設のうち岸壁は国(運輸省)の直轄お
よび補助事業となっている。
 問題は、その水深。商船では不要な14メートルという水深は、軍艦の入港、特
に空母着岸を可能とするものではないかとの指摘があるという。
 そこで福岡の「ガイドラインに反対する」ネットワークでは、水深と海軍艇と
の関係をとらえるための情報を求めている。●連絡/情報の送り先:同ネットワ
ーク(092-608-0788 脇)

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宗教者たちの「平和を求める」集い

●日時:1月9日(土)午後1時〜4時
●会場:豊島公会堂(JR池袋駅東口、徒歩3分)
●内容:映像でみる新ガイドライン/国会情勢報告/各宗派、団体の発言/平和
行進、など
●呼びかけ:日本キリスト教協議会(電話:03-3203-0372 西原)

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春一番、新ガイドライン関連法案を吹きとばせ!
2・14戦争協力を許さないつどい

●日時:1999年2月14日(日)午後1時〜3時半
●場所:日比谷公会堂(JR「有楽町」「新橋」、地下鉄「日比谷」「霞が関」
下車)
●参加費:前売:500円、当日600円
●沖縄をはじめ全国各地から運動報告、集会後デモ
●主催:同「つどい」実行委員会
●連絡先:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)/憲法を生かす
会(03-3226-8765)/'97ガイドライン安保・有事法に反対する全国FAX通信(
03-5275-5989)
●実行委員会では、当日の集会の実現のために賛同人/賛同団体を募っています
。参加と協力を!
 ■賛同金:1口・団体3000円/個人1000円
 ■郵便振替 口座番号:00150-2-92442/加入者名:新ガイドライン許さないつ
どい

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各地集会・行動予定(1/10〜2/6)

1月10日(日)キューバ革命40周年・サパティスタ蜂起5周年 40年と5年の時
差が意味するもの 時間*13:00〜/場所*R’S ART COURT(山手線
新大久保駅・労音大久保会館)/出演*四方田犬彦ほか/映画上映、DJトーク
、ライブなど/前売1500円、当日1800円/共催*キューバネットワーク、メキシ
コ先住民運動支援委員会(03-3293-9593)
1月15日(金)教えられなかった戦争・マレー半島編+フィリピン編上映会 時
間*【フィリピン編】14:00〜、19:00〜【マレー半島編】16:30〜/場所*豊
島区民センター(池袋駅)/大人1200円、学生1000円/問い合わせ*03-5965-37
40(小林)
■アンポをつぶせ!ちょうちんデモ 時間*19:00〜/集合*三鷹駅南口農協前
/主催*アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会(0422-44-0364 谷島)
1月23日(土)基地と新ガイドライン 時間*19:00〜/場所*武蔵野公会堂会
議室(吉祥寺駅南口)/講師*遠藤洋一/主催*アンポをつぶせ!ちょうちんデ
モの会(0422-44-0364 谷島)
1月24日(日)新ガイドラインと自治体 「周辺事態法」案三多摩自治体アンケ
ートとわたしたち。そして、いま・これから 時間*13:30〜/場所*武蔵野芸
能劇場(中央線三鷹駅)講師*新倉裕史/三多摩各地の「ひとこと」/500円/主
催*新ガイドラインに反対する三多摩連絡会(042-525-9036)
■「日の丸・君が代」反対!学校と地域をむすぶ交流会・シンポジウム「周辺事
態措置法案」と日の丸・君が代 時間*9:30〜/発言*田巻一彦、山本英夫、岡
村達雄/23日は15:00〜シンポジウム、コンサート、報告と討論など/2日通し
1000円、1日500円/主催*同連絡会(03-3205-7363)
1月30日(土)周辺事態法がやってくる その地ならしとしての平和・湾岸戦争
関連訴訟の上告棄却を問う 時間*13:00〜/場所*労働スクエア東京7階(日
比谷線八丁堀駅)/講師*前田寿夫/ビデオ上映あり/500円/主催*ゴラン高原
PKF違憲訴訟の会(0424-72-6500)ほか
1月31日(日)「教えられなかった戦争・沖縄編」相模原上映会 時間*14:00
〜、18:00〜/場所*相模原南市民ホール(小田急線相模大野駅10分)/前売12
00円、当日1500円、学割あり/1回目上映後と2回目上映前に制作者の挨拶あり
/主催*同上映実行委(042-752-4544 相模原市職員労働組合)
2月6日(土)ちゅら島・沖縄に平和を!寿コンサート 時間*14:00〜/場所
*スペース・オルタ(新横浜駅7分)/出演*寿、真志喜トミ/前売2000円、当
日2500円/主催*沖縄の自立解放闘争に連帯し、反安保を闘う連続講座(045-24
1-4096)
■「米海兵隊は日本にいらない!」意見広告を広げる埼玉・関東のつどい 時間
*13:30〜、15:30〜(内容は同じ)/場所*埼玉県労働会館(京浜東北線北浦
和駅10分)/お話*竹越英樹/主催*同事務局(048-832-0734 竹越)

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