Date: Tue, 22 Dec 1998 07:05:36 +0900
From: Masahiko Aoki <btree@pop11.odn.ne.jp>
To: keystone@jca.ax.apc.org
Subject: [keystone 928] Re: 山科上空をヘリコプターの大編隊が・・。
MIME-Version: 1.0
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 928
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

At Mon, 21 Dec 1998 20:29:28 +0900
比嘉さん wrote:

>  みんなの自衛隊への理解ってこんなもんなんですね。
>  先日舞鶴にいったときにやはりたくさんの軍艦が係留してあるのをみて、
>  こんなにすごいの持ってんのってあらためてびっくりしました。
>  知らないというのはほんとに恐ろしい。
 80年代の終わりごろ、舞鶴軍港を見下ろす山上であるオーストラリアの人
(反戦活動経験者)に「オーストラリアの軍艦はどのくらい?」と聞きました。
「国全体でもここ(舞鶴)くらいだ」。それを聞いていた別の日本人が「オース
トラリアは自国防衛をどう考えてるんだ!」。もちろん日本が過大なんですが。
 当時は舞鶴はそれほどでもなかった。今はイージス艦まで配備されてますから。
それでも4軍港中もっとも「小さい」。

>
>  森さんが紹介してくれたページをみました。AH-1Sというのには確かに
>  両側に細長い物がついていますね。横からみた映像なのではっきりしませんが。
 アメリカが「砂漠の狐」にケチをつけている日本人宅をミサイル攻撃しようと
している!と心配して言論活動を控える(^^;)という方があるといけないので、付
け加えますと、このヘリの横にある「細長いもの」というのは多くの場合「増槽」
つまり追加の燃料タンクです。ただAH-1Sの場合は、遠くまで飛ぶ必要はないので、
この「細いもの」は機関砲(右側)と対戦車ミサイルです。
>
>
>  編隊をみたときに、別の友人が「今週になって3回目だ」といってました。
>  規模はちがうと思いますが。

 あまり多いようでしたら、機種などチェックする必要があります。普通の写真
を見ても機種を特定することは困難です。便利な本があってズバリ「軍用機を見
分ける本」(イカロス出版96年、1000円、ISBN4-87149-064-5)。自衛隊、
在日米軍の全機種について、昆虫図鑑のようにちゃんと見分けるポイントが詳し
く図解されています。
>
>
>  主に山の上を飛んでいたようなので苦情がでないように気をつかって
>  いるのでしょうか。
>  苦情として府庁や役所に電話してみる方が先かもしれません。
> 「バラバラいいながら飛ばれるとうるさいし、危ない」という住民の
>  声が増えたら役所もすこしは動く気になるかもしれませんし。
>  苦情が増えるほどにひどくなったら手遅れかも知れませんが。
 軍もあまり人口の多いところを飛んで苦情が出ないように気を使っています。
米軍機の低空飛行訓練も人口の少ないところでやる。大きな問題にならないのは、
ちょうど「端っこ」の沖縄に基地を集中させているように、「一般」の人が意識
しないように「少数」に犠牲を転嫁しているからです。都市部に住んでいる人も、
もっと「田舎」での低空飛行訓練の危険性について声を上げて欲しいと思います。

****************************
     Masahiko Aoki
     青木雅彦
     btree@pop11.odn.ne.jp
メールアドレスが変わりました
****************************


  • 1998年
  • 3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

    キーストーンメーリングリスト 目次