仲田です。
沖縄では、知事選の最終局面に入っていますが、情勢は予断を許さないものと
言われています。
これまで、首都圏における運動の中心を担ってきた「沖縄・一坪反戦地主会関
東ブロック」でも、今回の知事選は、絶対にまけることのできないものとして
支援の取り組みを続けています。
[keystone 751] でもカンパの呼び掛けがなされましたが、再度アップします。
ぜひ、ご協力をよろしくお願いします。転載もお願いします。
なお振込先について原文では沖縄の選対の銀行口座がありましたが、統一のた
め、関東ブロックのみを記してあります。
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沖縄県知事選挙支援のお願い
晩秋の候、皆さまにはますますご健勝のこととお慶び申しあげます。
私たちは沖縄の嘉手納飛行場、普天間飛行場に共有地を持ち、「軍用地を生
活と生産の場に」をモットーに米軍基地を取り戻す運動を続けてきた団体です。
これまでの運動に対する、皆さまの日頃のご協力に心から感謝申しあげます。
さて、ご存じことと思いますが、沖縄県知事選挙が十月二九日告示、十一月
一五日投票で幕を開けました。この度の選挙は、米軍基地の縮小撤去を求める
県民多数の意思と、あくまで米軍基地を沖縄に押しつけ続けようとする政府の
政策との形を変えた対決であると私たちは考えています。名護市民投票などに
よって県民の多数意思はハッキリしています。「米軍基地の県内移設反対」で
す。
県知事選は実質的には、大田現知事と自民党と経済界が推す稲嶺恵一氏との
一騎打ちになっています。大田知事は名護市民投票の結果に従って、名護市東
海岸へのヘリポート基地建設反対を明確に打ち出し、政府の県内移設路線と対
立しています。稲嶺氏は政府の経済振興策とセットに、軍民共用の陸上空港建
設を主張しています。
大田知事が県民の多数意見をバックにしている以上、勝つのが理屈の上では
当然ですが、県民投票、市民投票と選挙は違います。去年十二月の名護市民投
票では基地建設反対が多数を取りましたが、今年二月の名護市長選挙では、基
地建設を容認した前市長の後継者が当選しました。昨今の経済不況をすべて知
事の責任にして、県政を奪い取ろうとする経済界の工作がかなり深く浸透して
いるようです。状況は決して楽観できません。むしろ悲観的だとすら言われて
います。これは決して誇張ではありません。
この選挙に敗れると、これまでの運動で築き上げられたものがすべて失われ
る恐れがあります。これから山場を迎える周辺事態法案の国会審議にも大きな
影響を与えるでしょう。石にかじりついてもこの選挙は勝たなければならない
と思っています。
投票権のない私どもに残されている道は、現地で苦労している仲間にたいす
る資金的援助しかありません。たびたびのお願いで、心苦しいことですが、事
情ご理解のうえ、資金カンパにご協力をお願いします。
一九九八年一〇月
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
代表 上原成信
各位
一坪反戦地主会に集約された分はまとめて「合同選対会議」に送金します。
関東ブロック口座に振り込まれる方は、知事選カンパと明記してください。
関東ブロックの振替口座は
口座番号 ００１５０−８−１２０７９６
加入者名 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
当面の締め切りを一一月一〇日としますのでよろしくお願いします。
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仲田博康
nakada_h@jca.ax.apc.org
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月