From: "Nakada Hiroyasu" <nakada_h@jca.ax.apc.org>
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Subject: [keystone 645] 横須賀原子力空母母港化
Date: Thu, 17 Sep 1998 00:14:45 +0900
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仲田です。

防衛施設庁は、重金属汚染が確認され、その「恒久的な汚染対策」のために、横
須賀基地第12号バース延長工事の一時凍結を発表した。
その計画は、現在のバース277メートルを414メートルに延ばすものである。
もちろん、延長されたバースの用途は明らかにされていない。

これまでミッドウェー、インディペンデンスが横須賀を母港としてきた。9月3
0日のインディペンデンス退役に伴い、8月11日にキティーホークが新たに、
横須賀を母港とし、配備された。そのキティーホークも10年後の2008年に
は退役の予定である。その頃には通常型空母はジョン・F・ケネディーしか残っ
ていない。
艦齢50年といわれている原子力空母は、エンタープライズが2013年、カー
ルビンソンが2032年、ニミッツが2025年、それぞれの退役年である。

となると、次2008年に横須賀に来るのは原子力空母しかない、と観るのは自
然であろう。
バースの問題の前に、キティーホーク(通常型空母)とニミッツ(原子力空母)
の比較を見てみよう。資料は「監視団ニュース」(相模補給廠監視団発行)。

空母名・艦番号      キティホーク・CV−63    ニミッツ・CVN−68
就役年/退役年      1961/2008                  1975/2025
排水量(基準/満載) 60,100/81,000トン           81,000/94,000トン
全長×幅       318.8*39.62m                327.0*40.85m(有効数字
                               は無視して)
最大航行速度          33ノット           30ノット以上
後続距離             40,000海里/30ノット        理論上無制限(通常23年)
推進力        8ボイラー 4蒸気タービン  2原子炉 4蒸気タービン
発電量        15,000kW                    64,000kW+8,000kW(緊急時)
航空機用燃料     5,882トン          11,170トン(16日の航空機
                               作戦対応分)
航空機用弾薬・
ミサイル             1,000-1,200トン       1,954トン
乗員数        5,050人           5,953人
 

次回は、バース延長の問題について触れます。
 

仲田博康
nakada_h@jca.ax.apc.org
 


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