X-Sender: mshmkw@tama.or.jp (Unverified)
Mime-Version: 1.0
Date: Mon, 7 Sep 1998 10:04:45 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org, rml@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 618] [aml]9・6矢臼別反対集会
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 618
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

                                                       [TO: keystone, rml]

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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 From: "petrof" <petrof@phoenix-c.or.jp>
 Subject: [aml 9481] 9・6矢臼別反対集会
 Date: Mon, 7 Sep 1998 02:38:35 +0900
 

別海町で開催された集会とデモです。

9時半から、日教組・北教組主催の独自集会とデモがあり、
デモ終了後に、連合北海道主催の集会に合流。
11時から集会、その後、今度は逆コースでデモ、という形で
行われました。2キロ。
 

集会アピールを掲載します。
OCRなので、誤字があるかも・・・。
 

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         ア ピ ー ル

 沖縄駐留米海兵隊による実弾砲撃演習演習が道民の強い反対にも
かかわらず9月16日より開始されようとしている。
 昨年より開始された沖縄の痛みを分かち合うということを口実に
した移転演習は東富士・矢臼別・王城寺原・北富士と地元の強い抗
議を無視して強行された。「夜間砲撃訓練をはじめ沖縄でかつて行
われたことのない規模と質の訓練が実施できた」と米軍の指揮官は
誇らしげに報告している。北海道では矢臼別演習に先立ち民間港湾
である小樽に空母インディペンデンスが入港を強行し、その後、室
蘭にビンセンス、函館に旗艦ブルーリッジが次々と入港した。これ
ら一連の行動には日本の民間労働者・公務員が動員された。これは
安保条約の再定義に基づいて改訂を予定されていた、新ガイドライ
ンを先取りしたことに他ならない。
 この1年、インド・パキスタンの核実験、アフガニスタン・スー
ダンヘの米軍の不当なミサイル攻撃などにより、アメリカの核抑止
力を背景とした、軍事力優先の「外交」政策に反発するかたちで、
日本周辺はより一層緊張が高められている。アメリカの要請があれ
ば「周辺とは地域を限定したものでない」とする日米両国政府の見
解から、日本が戦争に巻き込まれる恐れが一層強まりつつある。と
りわけ、「テポドン」ミサイルの実験を口実に有事法制の早期成立
や偵察衛星・TMD(戦域ミサイル防衛構想)計画への参加などに
ついて機運を煽っている。
 私たちは日米安保再定義・新ガイドラインがアジアの緊張をいた
ずらに高め、不測の事態を招くことを避けなけれぱならない。私た
ちの求める国際紛争の解決は憲法の理念に基づいた平和的手段によ
るものであり、「国際社会において名誉ある地位を占めたい」とし
た憲法前文の精神を具体化することである。
 私たちは「教え子をふたたび戦場に送るな」の日教組のスローガ
ンを高く掲げ、日米安保再定義と新ガイドラインの廃棄を要求する
と同時に有事法制化に反対し実弾演習の実施に強く抗議する。

1998年9月6日

   日教組・北教組主催   米軍実弾演習移転反対総決起集会
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集会アビール

 われわれは、沖縄の県道104号線越え実弾演習の国内移転につ
いて、世界と日本の軍縮を求め、在日米軍の規模縮小と「日米地位
協定」の見直しを求めるとともに、北方領土返還の実現を阻害する
ことから、国に移転反対を強く求めてきた。
 また、北海道知事をはじめ、地元自治体も、再三にわたり、被害
の防止や住民生活の安全のために諸対策を求めてきたが、この一年
間、これらになんら誠実な回答がない。このような、地方自治を否
定し、住民意志を無視する政府の姿勢に断固抗議する。

 そしていま、昨年に引き続き、再び矢臼別演習場における米軍の
実弾移転演習が16日から強行されようとしている。
 この移転演習が、沖縄では中止していた夜間演習を含むことや、
射撃数で沖縄を大幅に上回りつつあることなど、単なる移転ではな
く国内への際限のない拡大であることは明白となった。
 われわれは、この矢臼別における米軍移転演習や、昨年の米空母
インディペンデンスの小樽寄港をはじめとする、道内一般港・民間
空港の軍事利用の拡大など、道内における軍事的行動の膨張が、隣
国国民の疑念を拡大し、国際関係を複雑化させ、今未曾有の危機に
瀕する道内経済と道民生活をさらに脅かす事態になることを、強く
危倶する。
 いま、冷戦時代の最前線であった北海道においては、平和の尊さ
をかみしめるとともに、さらなる軍縮を実現し、国際的な信頼の確
立・地域の共生をめざしたリーダーシップが求められている。
 われわれは、今後も、平和憲法を守り、日米安保の質的転換を促
進し、近隣諸国との友好関係を発展させ、世界の平和と軍縮を求め
る運動を、さらに強めることをここに誓い、道民世論の喚起に総力
を挙げることを表明する。

   1998年9月6日

            米軍実弾演習の矢臼別移転反対全道集会
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(↑連合北海道主催)
 
 

petrof
 


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