X-Sender: mshmkw@tama.or.jp (Unverified)
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Date: Sun, 6 Sep 1998 12:19:16 +0900
To: aml@jca.ax.apc.org, keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 612] from FACTIVE > 北朝鮮がミサイル実験/ミサイルは人工衛星/他(2)
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*197   SDI00872  山崎 久隆        ミサイル>98/09/02北朝鮮がミサイル実験
(13)   98/09/04 13:44  192へのコメント  コメント数:1

 報道チェックの続きです。9月2日分をまとめます。

時事通信 09/02 07:31 ○米朝高官協議、3日に延期=北朝鮮の「訓令待ち」理由に
共同通信 09/02 08:35 日米安保協議、20日開催へ  北朝鮮のミサイル実験受け
朝日新聞 09/02 09:33 ◇米朝協議、北朝鮮のキャンセルで3日に再開へ◇
読売新聞 09/02 10:18 米有力議員がKEDO合意延期に理解
毎日新聞 09/02 10:35 <米朝高官協議>北朝鮮側が欠席 米下院委員長は援助削減を
NHK   09/02 10:48 北朝鮮ミサイル 海自もレーダーでキャッチ
NHK   09/02 10:48 北朝鮮ミサイル問題 安保理提起で各国と協議へ
NHK   09/02 10:48 米、韓とともに北朝鮮に外交攻勢へ 政府
朝日新聞 09/02 10:56 ◇日本が安保理での議論を本格検討、北朝鮮のミサイル問題◇
読売新聞 09/02 11:14 米朝高官協議は3日に延期
NHK   09/02 12:04 米朝協議3日に延期 北朝鮮側が回答延期求める
共同通信 09/02 12:28 新たな対応措置検討の意向  北朝鮮ミサイルで政府
朝日新聞 09/02 12:48 ◇無警告発射は国際法に抵触も、北朝鮮ミサイルで条約局長◇
NHK   09/02 12:49 北朝鮮弾道ミサイル 空・海から捜索続く
毎日新聞 09/02 14:24 <北朝鮮情勢>金正日総書記の「肉声」は聞こえてくるか(1
共同通信 09/02 17:36 一種の周辺事態の発生  北朝鮮ミサイルで山崎氏
共同通信 09/02 17:49 TMD構想に前向き姿勢  北朝鮮ミサイル発射で外相
共同通信 09/02 18:39 太平洋上の捜索打ち切り  弾道ミサイル
時事通信 09/02 18:40 ◎ミサイル捜索を打ち切る=落下確認は不可能と判断―海自
共同通信 09/02 19:49 ミサイル実験批判に温度差  射程外の東南ア諸国
毎日新聞 09/02 20:12 <北朝鮮ミサイル>捜索打ち切り 自衛隊・海上保安庁
朝日新聞 09/02 20:14 ◇北朝鮮ミサイルの海上捜索うち切る◇
共同通信 09/02 20:24 防衛強化の声が噴出  自民、予算拡大の狙いも
共同通信 09/02 20:49 名古屋市も北朝鮮に抗議
読売新聞 09/02 20:54 ミサイル破片捜索打ち切り
毎日新聞 09/02 21:04 <北朝鮮制裁>政府 日朝間チャーター便を当分停止
毎日新聞 09/02 21:46 <北朝鮮ミサイル>複雑な在日朝鮮人の心情 国会では強硬論
読売新聞 09/02 22:11 海自のイージス艦も軌跡の一部を捕捉
読売新聞 09/02 22:12 9月3日付・読売社説(1)
毎日新聞 09/02 23:11 <北朝鮮ミサイル>心情複雑な在日朝鮮人 国会には強硬論も
毎日新聞 09/02 23:57 <北朝鮮ミサイル>心情複雑な在日朝鮮人 民間交流に悪影響
朝日新聞 09/03 00:19 ◇難しい北朝鮮への政府対応◇
毎日新聞 09/03 01:13 <北朝鮮ミサイル>心情複雑な在日朝鮮人 発表談話に反発=
 
 北朝鮮側がミサイル実験を米朝協議の取引に有利に使おうとしていたのだとしたら、
ちょっとありそうもない対応がこの日のニュースのはじめにあります。
 既に31日に北朝鮮側代表団に対して強い懸念を表明していたアメリカ側ですが、
その際も北朝鮮側からは明確な反応はなかったんですが、こんどは1日に予定されて
いた高官協議の場に北朝鮮側は現れず、3日に延期になったというのです。理由は、
北朝鮮側が「本国からの訓令待ち」。あまり事前に計画して取引に使おうとしていた
ようにも見えないんですね。ま、これから使うであろうとは思いますが。
 なおアメリカ側が北朝鮮に対して求めていたのはミサイル技術の開発と輸出をやめ
て、ミサイル問題をめぐる協議の再開に応じることとニョンビョン周辺で大規模な地
下施設の建設を新たに進めていることを北朝鮮が核開発の凍結を定めた合意に違反す
るのではないかとして、合意の確約求めていました。
 
 この事件について、韓国以外のアジア諸国の声がほとんど伝わってきません。
 大勢は「静観」の構えのようで、直ちに抗議を行った国はあまりないようです。
 共同通信の記事では、以下の発言が紹介されています。
 シンガポール国立大学のラム・ペン・アー講師は「遠い地域の話に思える。東南ア
ジアは経済危機やインドネシア情勢、南シナ海の領有権問題の方が関心がある」
 フィリピンのエストラダ大統領は「アジアでのいかなる暴力行為にも反対する」と
強調し「北朝鮮は自国に(ミサイル開発の)能力があるということを日本に知らせた
かったのだろう」と論評。
 ベトナムでは報道もされてなく、政府関係者は「実験は軍縮の流れに反する。飢え
た国民を国際社会が支援している現状を北朝鮮はまず認識すべきだ」と非難したとの
こと。
 タイ外務省スポークスマンは「地域の安全を不安定にする。地域が緊張緩和に向か
っている中で、今回の実験がこの傾向を逆行させる恐れがある」オーストラリアのダ
ウナー外相も「非常に残念。北東アジアの安保を複雑化した。北朝鮮が国際社会の責
任ある一員として行動する意思があるのか疑念を抱かせた」
 アジアでは昨年来の経済危機に続き、中国の大規模水害なども重なり、先行きは全
く見えない状態が続いています。ミサイル実験よりももっと重大なことがたくさんあ
るといったところでしょうか。
 また、ミサイル射程が日本近海までに限られること、アメリカとの取引材料であろ
うという観測や印パでは核実験、ミサイル実験が繰り返された直後であることもあり、
ミサイル実験程度では驚くに当たらないという見方が一般的なのかも知れません。
 さらにアメリカも「日本ほど関心を持っていない」(外務省首脳)し韓国も金大中
大統領が打ち出した北朝鮮に対する「太陽政策」を変更するという動きはなく、日本
の対応だけがが突出した格好となっているのも事実。
 
 2日になって自民党の中から強硬論が盛んになってきたようにも思われます。
 山崎拓前政調会長は政策集団「近未来研究会」の総会でミサイル発射について「一
種の周辺事態の発生だ」といいました。そして新たな日米防衛協力のための指針(ガ
イドライン)関連法案の審議を急ぎ、日本政府の対応について、当面は人道面を含め
あらゆる支援を凍結するべきだとの考えを明らかにしました。
 これが周辺事態の発生であるという規定をしているところが注目に値しようかと思
います。周辺事態の定義そのものがまだ法律にも規定されていませんし、その定義を
めぐり議論が続いてきたのですから、具体的なケースを上げての「周辺事態」規定を
初めて行っていることが、  今後の新ガイドライン議論に影響を与えるものと思われ
ます。
 
 日本の対応ですが、2日になって北朝鮮行きのチャーター便も禁止しました。9便
の許可を取り消して、申請中の14件を不許可にしたそうです。
 またKEDO合意署名を実験直後に無期限延期したのですが、「KEDOを白紙に
戻すことではない」(外務省幹部)としています。しかしながらKEDOのみならず
人道援助も全て凍結するという対応をしてしまったため、もう切るカードが無い状態
になっているのも事実です。これは印パ核実験でも行わなかった強行策です。
 自由党の西村真悟氏などは高村外務大臣に対して「在日朝鮮人に再入国を許可しな
い、送金は禁止するというふうな対抗措置をとる覚悟はあるか」などといった在日朝
鮮人にまで制裁対象にするという暴論さえも飛び出していますが、人道援助などとリ
ンクさせるべきではないという意見は自民党内部でもありますし、こういった強行策
一辺倒が問題解決にはならないことは確かです。
 なお、ミサイル破片の捜索は昨日日本海での捜索が打ち切られたのに続き、2日に
は太平洋での捜索も打ち切りとなりなにも発見されませんでした。
 
 さて、人道援助については政府が行っているものだけではありませんで、民間団体
も様々な援助を行ってきました。
 そのひとつ「北朝鮮こども救援キャンペーン」に取り組んできた市民団体の一つ日
本国際ボランティアセンター(略称・JVC)の熊岡路矢代表は「かなり大きなショ
ックを受けている。援助活動にも当面は大きなブレーキになる」と困惑しています。
 民間団体の援助は市民からのカンパに多くを頼っているので、今回の事態は支援活
動にも大きな影響を与えることになりそうです。
 在日朝鮮人の間でもショックは広がっているようです。
 
 
                                                   YAMASAKI (SDI00872)

*203  SDI00872  山崎 久隆        RE:ミサイル>98/09/02北朝鮮がミサイル実
(13)   98/09/05 11:27  197へのコメント

 あ、いくつか漏らしているのがありました。
 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側の公式見解とされるコメントが出されていま
す。

 まとめるよりも原文をそのまんま紹介した方がいいでしょう。
 毎日新聞は朝鮮通信からとして全文掲載しています。これは朝鮮中央通信が2日に
伝え、日本の朝鮮通信が配信したものです。
 
・共同[98-09-02-20:27]北朝鮮のミサイル談話要旨
・毎日[09-09-02-21:04]<北朝鮮見解>「ミサイル発射は自主権に属する問題」談話報
・読売[09-09-02-21:15]北朝鮮が「ミサイル」で談話
・毎日[98-09-02-23:11]<北朝鮮ミサイル>スポークスマン発表の談話全文
 
| この数日間、日本ではわれわれが長距離ミサイル発射実験を行ったとして、あたか
|も自分の家の柱でも倒れたかのように騒いでいる。
|
| 高位当局者を含めた政界の人物が、われわれがミサイル発射実験を行ったとして極
|めて「遺憾」だの「危険な行為」だの、われわれとの関係改善が困難になったなどと、
|われわれを中傷する刺激的な発言をしきりに行っているのは軽はずみな行為である。
|
| それは、われわれの自主権に属する問題で、われわれがわきまえて処理する問題で
|ある。
|
| ここに日本がせんえつにあれこれ口出しする性格の問題ではない。
|
| しかも、長距離運搬手段を含めて近代的兵器を積極的に開発しており、「日米防衛
|協力のための指針」(ガイドライン)を制定して海外侵略の道を築く日本の境遇を見
|ると、まさに笑止な行為と言わざるをえない。
|
| 日本周辺には、ミサイルを保有したり配備した国が多数あるのに、日本の政治家が
|唯一、われわれに対してだけ「危険」などとしてその内幕も知らずに早々とわれわれ
|を中傷して騒いだのは、われわれに対する根深い敵視政策から出発したものである。
|
| 帝国主義好戦勢力が大量殺りく兵器をむやみにかざし、われわれに対する侵略策動
|を日増しに強化しているのは周知の事実である。
|
| 日本は、他国のミサイルやわれわれに対する外部の侵略脅威について一言も発して
|いない。
|
| しかし、われわれに対してだけ分別なく騒ぎを起こすのは、彼らが過去の時代錯誤
|的な敵視政策をそのまま踏襲していることを示している。
|
| 果ては、日本当局はミサイル発射実験が朝日両国間の関係改善を困難にしたと荒唐
|な発言をしている。
|
| 自らが先に裏で関係改善問題を提起しておきながら、それが困難になったなどとい
|うのは、彼らの二面性と狡猾さを露呈するものである。
|
| 日本は今まで、朝日両国間の関係を良好に発展しようとするわが党と共和国政府の
|雅量にある態度に反共和国謀略騒動で応え、水をさしてきた。
|
| 日本は四十余年間、わが国を占領し手当たり次第わが人民を虐殺、略奪したことに
|しかるべき計算をすべきである。
|
| われわれは、日本が分かりもせずにわれわれの自主権に属する問題をもって騒動を
|起こしていることに対し強く糾弾する。
|
| われわれは、日本が事態を直視して軽挙妄動せず、われわれに対する時代錯誤的な
|敵視政策を直ちに中止するよう警告する。
|
| 【朝鮮通信】
 
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 反論してみます。ってえいっても届くわけでもないが (=^_^;=)
 
 確かに日本周辺にあるのは情けないことにもミサイルを配備している国だらけで、
アメリカは北朝鮮に対して軍事的脅威を与えているし、新ガイドラインは明らかに北
朝鮮への攻撃を想定している。とはいえ、ここではやはり無通告発射についての合理
的説明がないことは、重大なことであるといわざるを得ない。偶発的な戦争に突入し
てしまう懸念を貴国は持っていないのか。日米韓にはこういう場合であっても偶発戦
争を起こさないだけの理性があると信じているとでもいうのだろうか。
 また、この時期に軍事的な冒険主義と捉えられる行動をとることに、どのような利
益があるのかを考えてみてもらいたい。既に日本の国内では軍事的対応をとるべきと
いう世論が高まり、国会でもそういう議論が台頭し始めている。貴国のいう「帝国主
義好戦勢力」に口実を与え、力を引き出させようとする行動であることを認識すべき
である。
 一方、地道な民間援助を行ってきた団体にとっては、まさに青天の霹靂という状況
で、今後の支援活動にも重大な支障を来すのは避けられそうもない。そのようなリス
クを与えてまで行う合理的理由を明らかにしてもらいたいとも思う。
 自主権の問題であるという主張については、その自主権を行使して非軍事的対応を
探るべきではないのかという指摘をしておく。
 
 ところで気になるのは、既に今回のロケット実験が弾道ミサイルではなくて人工衛
星だったと報じられていますが、そういった話は少しも出てきていないのですが。
 これは疑問として残ります。
 
 
                                                   YAMASAKI (SDI00872)

*199   SDI00872  山崎 久隆        RE:ミサイル>98/08/31北朝鮮がミサイル実
(13)   98/09/05 00:57  192へのコメント  コメント数:1

 速報です。

 今日になって、ミサイル実験とされる31日のロケット打ち上げは、人工衛星の打
ち上げであることを北朝鮮が発表しました。
 これもまた後ほどまとめておきますが、少なくても北朝鮮側は今回のロケット打ち
上げについては弾道ミサイル実験ではないという立場に立つことを決めたということ
です。
 事実はどうなのか、まだわかりませんが、どちらであっても無通告で日本の上空を
通過し航空路もあり漁場もある区域にブースターを落下させながら飛んだ事実は変わ
りがないわけですが。
 なお、軍事的にはミサイル実験も衛星打ち上げも大きな違いは無いということはあ
ります。しかしながら政治的にはかなり違ってきます。少なくても日本を狙ったもの
ではないということにもなりますし、宇宙開発の一環ということにもなります。
 ま、それもやっぱり軍事転用できるではないかと日本などが反論した場合は日本も
H2ロケットを飛ばしているではないかと再反論できるわけですので。
 
 なお、今回の実験がミサイルであるか衛星であるか、どちらであっても相手は日本
ではなくアメリカであろうと考えられます。
 
                                                   YAMASAKI (SDI00872)

*204   SDI00872  山崎 久隆        ミサイル>98/08/31ミサイルは人工衛星
(13)   98/09/05 11:27  199へのコメント

 朝鮮中央放送が伝える人工衛星打ち上げ成功の報道です。

・毎日[98-09-04-20:40]<北朝鮮ミサイル>朝鮮中央通信報道の全文
|
| 「わが国で初の人工地球衛星を成功裏に発射」
|
| 全国の全人民が共和国創建50周年を社会主義勝利者の大祝典として意義深く迎え
|ている感動的な時期に、われわれの科学者・技術者らは多段階運搬ロケットで初の人
|工地球衛星を軌道に進入させることに成功した。
|
| 運搬ロケットは、主体87(1998)年8月31日午後0時7分に咸鏡北道花台
|郡舞水端里の発射場で86度方向へ発射されて4分53秒後の午後0時11分53秒
|に衛星を軌道に正確に進入させた。運搬ロケットは3段階になっている。
|
| 第1段階は、発射後95秒後に分離され、発射場から253キロメートル離れた北
|緯40度51分、東経139度40分の朝鮮東海(日本海)公海上に落下した。
|
| 第2段階は、144秒後にカプセルを開き、(カプセルは)266秒後に分離され、
|発射場から1646キロ離れた北緯40度13分、東経149度7分の太平洋公海上
|に落下した。
|
| 第3段階は、第2階段が分離された27秒後に衛星を軌道に侵入させた。
|
| 衛星は地球から近地点218・82キロ、遠地点6978・2キロのだ円軌道に沿
|って回っており、周期は165分6秒である。
|
| 衛星には必要な探測器材が設置されており、宇宙を平和的に利用するための科学研
|究事業を推進するうえに寄与することになる。また今後、実用衛星発射のための計算
|上の基礎を確定するうえでも意義がある。
|
| 現在、衛星からは不滅の革命頌歌「全日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」の旋律
|とともに、「主体朝鮮」というモールス電信スローガンが27メガヘルツで地球上に
|伝送されている。
|
| わが科学者と技術者らが今回、たった一回の発射で軌道に正確に進入させた運搬ロ
|ケットと人工地球衛星は、100%わが方の知恵と技術で開発したものである。
|
| わが国における最初の人工地球衛星の成功裏の発射は、偉大な領導者金正日同志の
|賢明な領導の下に社会主義強盛大国を建設するために一丸となって奮い立ったわが人
|民を大きく鼓舞している。
 
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 仮に事実であるとしても、状況が劇的に改善されるという可能性は低いですね。
 人工衛星であるとしてたら今まで黙っていたのはなぜ?という疑問が出ます。しか
しまあこれについては過去の北朝鮮側の発表タイムラグから見れば短いほうとも言え
ますので、時間的遅れだけでは何とも言えません。しかしこの間の日米のロケット打
ち上げ探知、追跡、捜索能力は知ることが出来たかも知れません。
 なお、衛星打ち上げだったとしても無通告発射の問題は回避されないし、衛星打ち
上げとミサイル実験をかねていたかどうかまでは判断できません。
 
 経済制裁や援助打ち切りなどへの対抗策として打ち出したのではという指摘も出て
います。
 
 
                                                   YAMASAKI (SDI00872)

*202   SDI00872  山崎 久隆        核>アメリカが4回目の未臨界核実験計画
(13)   98/09/05 10:00  008へのコメント

 【速報】
 エネルギー省ネバダ核実験場のスキャメル広報官が2日、毎日新聞に対して明らか
にしたところでは、未臨界核実験を9月下旬に実施する。これが実施されればアメリ
カの未臨界実験は4回目となり、インドとパキスタンの核実験後初めてのもの。

 アメリカのこういった態度がまさに東アジアの緊張を高め、新たな核保有をめざす
国を出現させているということが言える。まったく、いっぺん自爆して見ろ(=^_^;=)
 
 
                                                   YAMASAKI (SDI00872)

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