X-Sender: mshmkw@tama.or.jp (Unverified)
Mime-Version: 1.0
Date: Fri, 24 Jul 1998 12:14:11 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 450] [aml]'97ガイドライン安保・有事法に反対する全国FAX通信(19)
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 450
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
 --------------------------------------------------------------------------
 
 Date: Thu, 23 Jul 1998 22:20:09 +1620
 From: Toshimaru Ogura <ogr@nsknet.or.jp>
 Subject: [aml 9161] "Zenkoku FAX Tsushin" No. 19 desu...
 

こんにちは。全国ファックス通信の最新号です。
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   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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   '97ガイドライン安保・有事法に反対する
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●「'97新ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」の、ファクシミ
 リと郵送での購読料は半年間3千円です。
●この「電子版」は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、*是非カンパをお送りくださるよう*お願いいたします。
 下記の郵便振替口座をご利用ください。

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'97新ガイドライン安保・有事法に反対する 全国FAX通信【電子版】
No.19 1998年7月20日(月2回発行)

東京都千代田区三崎町3−1−1 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
FAX:03-3234-4118
Eメール:tokada@jca.ax.apc.org
購読料 3000円(半年間)
郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
*バックナンバーは
http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/NoG_News/NoG.index.html
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目次
●8月11日、全国から横須賀へ集まろう!
  空母の継続を許すな! キティホークの入港を許すな!
  横須賀市長へ母港を認めないよう全国から手紙・FAXを!
●ていこうせん −−防衛庁で失業知らず!?
●【湯布院】「米海兵隊は日本にいらない!」
  米紙意見広告運動98 いよいよ始動です!!
●9・20に向けて多様な動きが開始!
●在日米軍駐留経費意見訴訟(関西)公判報告
●今、平和の岐路に立つ−−閉ざせ、戦争への扉
  (長崎のピースウィーク)
●それぞれのヒロシマ−−再び私たちの役割を考えよう
  (8・6ヒロシマ平和へのつどい1998)
●沖縄ニュースクリップ 7/1〜7/15
●AWACSと新ガイドラインに反対する全国署名への協力を!
  −−ピースサイクル98 浜松へ!−−
●A Letter From Hokkaido
●緊急署名の取り組み −−東京・三多摩でも!
●抗議と監視を!
●各地集会・行動予定(7/22〜8/4)
●Fax通信・事務局からのお知らせ

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8月11日、全国から横須賀へ集まろう!
空母の継続を許すな! キティホークの入港を許すな!
横須賀市長へ母港を認めないよう全国から手紙・FAXを!

 1973年10月に空母ミッドウェイが横須賀を母港にしてから、25年という月日が
流れた。25年間の空母の動きをみてみよう。湾岸戦争では、横須賀母港のもつ機
能が余す事なく「発揮」された。ミッドウェイの艦載機はどの空母よりも多い、
3300回の空爆を行った。湾岸に張りついた5隻の空母の指揮をとったのもミッド
ウェイだった。湾岸戦争終結後に公表された「日米安保報告書」(95年3月)に
は、横須賀母港の「優秀さ」が次のように書かれている。
 「その真価は『砂漠の盾』『砂漠の嵐』作戦での空母ミッドウェイ戦闘団の派
遣においてはっきりと示された。ミッドウェイの航空団がペルシャ湾において、
一人の兵士も、一機の航空機も失うことなく、他のどの空母よりも多くの延べ機
数を攻撃に飛ばしたという事実は、日本にある米軍施設で行われている訓練の質
の高さと、メンテナンスの優秀さを示している。」
 ミッドウェイに代わって横須賀を母港としたインディペンデンスも、同じよう
にアメリカのアジア戦略の中軸に座った。
 母港後初の一般公開で配布されたリーフレットには、横須賀母港の意味が、隠
す事なく述べられていた。「本艦はアメリカの国益を保護するため、必要な場所
へいつでも展開し、かつ戦闘する準備態勢を整えています。」
 第5空母戦闘群司令官は「朝鮮半島の有事の際は、空母インディペンデンスと
キティホークが部隊を乗せて一番最初に駆けつける使命を担っている」(9・10
朝日)という。
 同時に見逃してはならないことは、これら横須賀を母港とする空母が、日本の
軍事化を引っ張って来たという事実だ。
 とりわけインディペンデンスは、憲法の平和主義を根底から否定する新ガイド
ラインの策定に大きな役割をはたした。昨年の9月には、初めての空母としての
民間港・小樽へ入港し、有事の際の自治体・民間の能力の活用を試すデモンスト
レーションをやってのけた。年が明けて1月23日には、事前協議のないまま、横
須賀基地からペルシャ湾への出動を実行し、日米安保の運用の拡大を強引に行っ
た。国防長官の「超大国の力を見せつけてやれ」という言葉は、「宣戦布告」そ
のものだった。インディペンデンスは「新ガイドライン」いうところの「周辺事
態対応」をひた走った。
 厚木基地で行われている、日夜を問わない艦載機の飛行訓練の騒音。横浜緑区
での墜落炎上事故をはじめとする艦載機の各種事故。日本各地での危険な低空飛
行訓練。池子の緑を破壊しての乗り組み員・家族のための住宅建設など、空母の
母港は広い地域で、深刻な周辺被害を作り出してきた。12号バースの延長問題、
国防総省の報道官の発言等によって、原子力空母の母港という新たな問題も浮か
び上がってきている。
 戦闘艦の海外母港、空母の海外母港は日本、横須賀にしか存在しない。きわめ
て異例な事態だ。これ以上母港を続ける理由を、わたしたち市民はもっていない。
 2代目の空母インディペンデンスは7月7日に横須賀を出港した。3代目の空
母キティホークは8月11日に入港と発表された。この日、全国から、横須賀に集
まろうと、わたしたちは呼びかけます。25年続いた空母の母港を、もう終わりに
しようと、世界中の人々に訴えます。(新倉裕史)

■沢田秀男横須賀市長への要請(横須賀市小川町11横須賀市役所/Fax:0468-27
-8878)
■8月1日〜10日「空母はいらない・毎日デモ」19:00京浜急行汐入駅前出発(
日曜日は16:00出発)
■8月11日入港日は「平和船団」で軍港を埋め尽くします。入港時は不明(午前
中の予測)、詳しくはご連絡を。

非核市民宣言運動・ヨコスカ/ヨコスカ平和船団
(横須賀市本町3-14 山本ビル2F 電話/Fax 0468-48-3125)

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ていこうせん −−防衛庁で失業知らず!?

 防衛庁・関連公益法人・そのまた関連企業の三角関係は、濃い。たとえば防衛
庁所管財団法人「防衛弘済会」が抱える防衛庁OBが、役員12人全員と職員約420人
中170人。弘済会出資企業5社の全ての社長と職員の63%がこれまたOB。所管23公
益法人では、84人の役員に303人の理事・監事。「退職後10年以上」のOBは「OB」
とみなされないから、ほとんど防衛庁OBの巣窟だ。そしてもちろん人と同じ流れ
をモノ(お仕事)と金とが流れていく。
 防衛弘済会会長は「5社への出資は……再就職先確保も副次的にあったことは
否定できない」というが、どうして再就職先の心配までしてやんなきゃいけない
んだよおお。そんな理由で公益法人作ったり、出資したりするんじゃねぇよお。
世の中、仕事も職も事欠いてるってのに……。(こ)

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【湯布院】「米海兵隊は日本にいらない!」
米紙意見広告運動98 いよいよ始動です!!

 去る7月9日、コーエン米国防長官は記者会見の席上、「米軍は日本政府と国
民の要請に基づいて駐留している」と発言。「日本の国民や政府が、『もはや米
軍は駐留すべきでない』と言っている形跡は見られない」と語ったそうです。沖
縄県や沖縄県民、名護市民はすでに住民投票によって米軍基地に対して「ノー」
とはっきり意志表示をしました。今度は沖縄を含めて日本全国から意志表示をす
る必要があります。これは日米両政府に対してと同時に、米国の主権者であるア
メリカ市民に対しても、この問題への理解、協力を求めていく必要があります。
軍事に頼らない「安全保障」を築いていくために、問題意識を同じくする国際間
の市民の連帯・協力は今後、より重要になってくると思われるからです。
 また、今秋10月上旬には沖縄の女性たちの呼びかけでワシントンで「国際女性
ネットワーク会議」が持たれます。これは昨年は沖縄で「軍隊と人権・女性と子
ども」と題して開かれた会議の2回目にあたるものです。また日本国際法律家協
会が、10月16日から24日まで訪米、21日にはニューヨーク・セントラルパークで
「NO US BASES 平和行進(仮称)」をおこなうそうです。
 これらの取り組みがおこなわれる直前の、9月末をめどに意見広告を米紙に掲載
する予定です。今回の意見広告運動は昨年に続き2回目になります。昨年の意見
広告では、掲載後に多数の反響が米国市民から寄せられ、その多くがアメリカで
のこの問題に関する情報の不足を指摘、今後の継続的な情報提供の必要性を訴え
ていました。
 この意見広告運動では「掲載したら終わり」ではなく、掲載後の米国市民から
の反響と掲載された意見広告紙面をまとめ、賛同してくれた方全員に御礼と報告
を兼ねて送付したいと考えています(*注)。「広範な多数の賛同者による一口
カンパ」を運動の柱にしています。みなさんのご協力をどうぞよろしくお願いし
ます。

■1人 一口 1000円より
■郵便振替口座 01710-3-57680 米紙意見広告を実現する会
〔一次集約8月20日・二次集約8月30日・三次集約9月10日〕
☆地域やまわりの方にチラシをお配りいただける方は御連絡下さい。
☆掲載後の米国市民からの反響の翻訳をお手伝いいただける方を募集しています。
連絡先:大分県大分郡湯布院町川上1525-12 tel&fax 0977-85-5003
ホームページ http://www.coara.or.jp/~yufukiri/
電子メール yufukiri@fat.coara.or.jp
(*注:賛同金の集約状況次第では変更も有り得ますのでご了承下さい)
(事務局 浦田龍次)

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9・20に向けて多様な動きが開始!

−−−7月26日(日)首都圏相談会−−−

 「9月20日に全国から東京に集まって、新ガイドライン・有事立法に反対!の
声を大きくあげよう」という9・20行動に向けた準備がスタートした。
 何よりもまず「9・20行動への呼びかけ・賛同」を広く集めてゆくこと、そし
て7月26日には首都圏相談会が行われる。さらに7月31日には「沖縄の基地をな
くせ! 有事立法を止めよう! 緊急署名」の第一次署名提出を兼ねての国会デ
モが予定されており、また「提言:新ガイドラインを問う」と題する声明文をつ
くり広めてゆこうとする取り組みも準備作業が開始された。8月11日と報じられ
ている米空母キティホークの横須賀配備に対する連続行動も、非核市民宣言運動
・ヨコスカから全国行動の一環として呼びかけられている(1面参照)。
 これら一連の取り組みに具体的に参加し、広く積み上げてゆくこと。それが9
・20行動を準備するものであると同時に、全体としての9・20行動そのものなの
だろう。

●●●「全国から反新ガイドライン安保・反有事法の声を!
          9・20行動」への呼びかけ・賛同のお願い●●●

■9・20東京での大きな全国結集を実現するための呼びかけ・賛同団体になって
ください。
■呼びかけ・賛同費(1口 2,000円)
■郵便振替 口座番号 00190-7-11558 新ガイドラインに反対する行動
■連絡先
東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4F 市民のひろば気付 9・20行動
(電話:03-5275-5989 FAX:03-3234-4118)

【9・20行動首都圏相談会】
■9月20日までは、もう2ヶ月です。首都圏ではいろいろと実際上の仕事を引き
受けなければなりません。そのための具体的な相談の場を持ちたいと思います。
■日時:7月26日(日)午前11時〜
■場所:市民のひろば(同上)

−−−7・31周辺事態法に反対する国会行動で第一次署名提出−−−

 この間、多くの皆さんの協力によって取り組まれてきた「沖縄の基地をなくせ
!有事立法をとめよう!緊急署名」は臨時国会冒頭にあたる7月31日「周辺事態
法に反対する国会デモ」の中で衆院に第一次提出行動を行ないます(呼びかけ:
新しい反安保実3、PKO法改悪反対キャンペーン)。先日の参院選で、橋本内閣は
退陣へと追いこまれましたが、「周辺事態法」は予定どおり進められようとして
います。
 7月18日、新宿南口で行われた街頭情宣、署名活動では、約1時間半の間に15
3名もの署名が集まりました。第一次提出、そして審議が本格化される秋に向けて
、私たちはこうした街頭や地域、職場などでの取り組みを通して「周辺事態法反
対!」の運動を更に広範なものにしていきたいと思います。また国会議員要請な
どの行動も取り組んでいきたいと考えています。
 いよいよ始まる臨時国会に対して「周辺事態法」の成立阻止にむけて、様々な
人々とありとあらゆる方法でアプローチしていかなくてはなりません。緊急署名
もその一環として、多くの人々の声を集めるためにがんばっていきたいと思いま
す。多くの皆さんの協力をお願いします。

■衆議院議員面会所前で「沖縄の基地をなくせ! 有事立法を止めよう! 緊急
署名」を提出します。署名とともに、有事立法反対の声を国会にたたきつけよう。
■日時:7月31日(金)午後6時半・集合/7時・デモ出発
■集合場所:社会文化会館前(地下鉄永田町駅下車)
■呼びかけ:沖縄の反基地闘争に連帯し、新ガイドライン・有事立法に反対する
実行委員会(反安保実3)、PKO法改悪反対キャンペーン
■連絡先:反安保実3(電話/FAX 03-3368-3110)

【提言:新ガイドラインを問う】
■問題提起のひとつとして「提言:新ガイドラインを問う」をつくり、全国的な
呼びかけ参同人を集め、広めることを目指している。8月1日に相談会を持ちま
す。ぜひ注目を。

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在日米軍駐留経費意見訴訟(関西)公判報告

 4回連続の大法廷ですが、今回も90席ほどの傍聴席がほぼ埋まるほどの人数で
した。今回は被告から出された前回の弁論に対する反論に対する反論でした。
 被告は、(1)在日米軍駐留経費の支出は直接納税者や国民に向けられた行為
ではない。(2)国賠で言う違法性とは、公務員が被害者個人に対して負う法的
義務に違反があるときである。(3)国費の支出やその内容についての当否の論
議は国会で行うものである。(4)国庫金は国に帰属するので納税者には具体的
な権利も法律上の利益を有するものでもない。と言うような反論をしてきました。
 被告は、国家賠償法で言う違法性については在宅投票訴訟に関する最高裁判決
を引用して反論を述べていました。この判決について、学者等からは疑問を呈し
た評価が多くされているみたいですが、仮にこの判示内容に立って考えても、今
回の裁判は、納税者には税金が憲法規範の枠内で支出されるべき法的に保護され
た権利があるはずだから、違法性を問うことが出来ることを指摘しました、また今
回は、被告の準備書面が遅かったことや、弁護士自身も多忙であったこともあって
被告の反論の全てに対し反論をすることは出来ませんでしたが、次回以降にも引
き続き反論していきます。

☆次回裁判の予定
 10月5日13:30〜 大阪地裁202号法廷
☆ホームページを開設しています。準備書面の内容や、この裁判の雰囲気などを
もう少し詳しく知りたいという方はぜひお立ち寄り下さい。
URLアドレス http://www3.justnet.ne.jp/~HAL9000/no-omoi.htm
(異議アリ!思いやり予算・関西)

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今、平和の岐路に立つ−−閉ざせ、戦争への扉
(長崎のピースウィーク)

 長崎ではピースウィークと称して、毎年8月1日から9日まで、個人や市民団
体がいっしょになって多様なイベントを展開する。今年は、新ガイドラインと関
連立法に対峙する秋の闘いを射程に、キャッチコピーを標記のものにした。初日
に「許すな!新ガイドラインと有事立法」というテーマでシンポジウムを行うほ
か、全期間を通じて「沖縄の基地をなくせ!有事立法をとめよう!緊急署名」を
行う。他方、ピースウィークとは別に、市内あるいは県内の個人と団体を結んだ
「戦争立法に反対する長崎ネットワーク」(仮称)の立ち上げに向けた準備を開
始した。この新組織によって県平和労働センターとも連帯してガイドライン関連
法反対の運動を展開していきたいと思っている。9月20日の東京集会にも複数名
を送れるであろうと考えている。
 さて今年のピースウィークの新企画は、「8・6の広島に行こう!」である。
長崎と広島の市民運動は、8・6と8・9の交流を細々と続けてきたが、今年は
車2台のツアーである。去年から全国交流会も始めて折り、長崎の市民運動は少
しずつ外に開かれつつある。以下、全国の仲間向けにピースウィークを紹介する。

【8/8】端島・高島ピースクルーズ 乗船場所大波止(おおはと)ターミナル
・乗船開始13:30、出航14:00、帰港17:00・参加費大人3000円・予約不要
【8/8】全国交流会 教育文化会館(長崎駅前)・18:30〜20:30・参加費300円
・終了後に懇親会
【8/9】市民集会 爆心地公園・10:00〜11:30・11:02の人間の鎖には原水禁参
加者約2000名も合流・発言の機会あり
【8/9】ピースバス 爆心地公園集合・13:00出発・三菱の兵器工場をバスで回
る(所要時間約4時間)・参加費2000円・要予約(095-822-4098 ネットワーク
 留守録可)
(ピースバス長崎 舟越耿一)

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それぞれのヒロシマ−−再び私たちの役割を考えよう
(8・6ヒロシマ平和へのつどい1998)

 広島・長崎で始まった核時代も53年を経て、被爆や戦争体験を当事者として語
れる人々がいよいよ少なくなってきました。そんなときに、インド・パキスタン
が核実験を行い、NPT体制そのものの矛盾と核廃絶への道のりの険しさが突きつけ
られました。日本では新ガイドラインに即して、半世紀続いた平和主義を放棄す
る道がしかれようともしています。このようなときに、様々な世代の人々が、自
分なりの生き方を中長期的な視点から問う必要があります。核、戦争、現代文明
、環境そして人間について中長期的な視野で考える場として、ヒロシマに来てみ
ませんか。参加者一人一人が互いに出会える場を作るべく、各地の皆さんの積極
的な参加をお待ちしています。

【8/5】それぞれのヒロシマ 再び私たちの役割を考えよう 広島県民文化セ
ンター(市電紙屋町)・18:20〜20:50・参加費1000円(2日通し1800円)・リレ
ートークとグループ討論
【8/5】屋外集会 Star-Light Gathering あつまろう、星の下に 原爆ドー
ム周辺・21:30〜23:00・無料・歌と語らいのつどい
【8/6】「もうひとつの平和宣言」配布・平和公園周辺・7:00〜8:00・中国電
力本社前反原発座り込み9:00〜10:00
【8/6】核問題シンポジウム どうしてもこの手に!2000年の核兵器使用全面
禁止を 広島YWCA(市電市役所前駅)・参加費1000円・アンニャ・ライト、梅林
宏道、大庭里美、伴英幸
★賛同金(1000円)も募集中。連絡先:広島市西区天満町13-1-610 山田方
 TEL/FAX:082-234-8060  宿泊等についてはご連絡を。

「ヒロシマの今から過去を見て回る会」フィールドワーク
(1)平和公園を中心にした碑巡り 5日14:00〜16:00
(2)米軍岩国基地コース 5日14:00〜17:00
(3)宇品・比治山方面自動車コース 6日13:00〜17:00
(4)広島城周辺徒歩コース 6日13:30〜16:00
(5)海から見る!被爆と戦争を考えるスタディ・クルージング
   7日8:30〜16:00
申込みはTEL/FAX:0827-84-2529(戸村)まで。
(8・6ヒロシマ平和へのつどい1998実行委員会 湯浅一郎)

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沖縄ニュースクリップ 7/1〜7/15

【7月1日】泡瀬ゴルフ場の返還に伴い、嘉手納弾薬庫(旧東恩納弾薬庫)へ建
設が計画されているゴルフ場のレイアウト図が完成、沖縄市などへ公開されてい
たことが明らかになった、と琉球新報。
【7月2日】米国防総省ベーコン報道官が、ベトナム戦争中の1970年に「米軍が
サリンを使った」と米CNNテレビが誤報した問題で「(当時)ベトナムに最も
近いサリン(の貯蔵場所)は沖縄だった」と述べた。
【7月3日】那覇防衛施設局は1995年12月の日米合同委員会で返還合意されたキ
ャンプ・ハンセンの一部約162ヘクタールを、今年12月末までに返還する方針、と
沖縄タイムス。▼沖縄県勝連町の軍港ホワイトビーチのゲートに向かう県道部分
と両わきの軍用地が今年9月までに返還されることが固まり、軍用地転用促進特
別措置法(軍転特措法)に基づいた那覇防衛施設局の意見照会に対し、県が返還
後にPCB汚染が発覚した恩納通信所跡地の例を挙げた上で、環境汚染の原因と
なる有害物質があれば除去するよう求める回答を出していたことが明らかになっ
た、と琉球新報。▼航空関係の労働組合でつくる航空安全推進連絡会議沖縄支部
が主催する「夏の安全集会」が、那覇市で開かれた。
【7月4日】米軍嘉手納、普天間飛行場周辺の住民を対象とする県の航空機騒音
健康影響調査の一環で、平松幸三・武庫川女子大学生活環境学部教授らによる聴
力検査が4、5両日、北谷町砂辺区公民館で行われた。
【7月5日】平良市長選で伊志嶺亮氏が当選。
【7月9日】沖縄タイムス社が朝日新聞社と7月4、5日に行った世論調査結果
を報道。大田知事の海上ヘリ基地反対表明には「支持する」が55%、「支持しな
い」が21%。その他の質問項目への回答も含めて「基地従業員、軍用地主など、
基地に依存する県民も少なくなく、整理・縮小の規模、方向について、微妙な県
民感情がにじみ出た形となった」という。
【7月12日】参院選挙。沖縄選挙区では現職の島袋宗康氏が当選。▼日米首脳が
1969年に沖縄本土復帰で合意する前に、米資産の譲渡など金銭補償交渉をしてい
た問題で、沖縄返還協定で核撤去費用などとして支払われた3億2千万ドル(当
時の為替レートで1152億円)を米側が全く違う用途に流用し、日本側もそれを黙
認していたことが分かった、と沖縄タイムス。
【7月14日】名護市議会の我喜屋宗弘議長や総務財政委員会のメンバーが、那覇
防衛施設局を訪ね、米軍キャンプ・ハンセンの一部細切れ返還に反対する意見書
を手渡した。▼久間章生防衛庁長官が閣議後の記者会見で、海上基地案見直しの
用意があることを明言。
【7月15日】在沖米海兵隊が、演習による火災が頻発しているキャンプ・ハンセ
ンの演習場で、火災再発を防ぐため20日に野焼きを実施すると発表。▼返還後に
PCB(ポリ塩化ビフェニール)など有害物質が大量に見つかった米軍恩納通信
所の跡地利用計画が決まった。ゴルフ場をメーンに、ウエルネス(健康)、住宅
地の三区域のゾーンを設定している。

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AWACSと新ガイドラインに反対する全国署名への協力を!

 全国FAX通信の読者のみなさん! 98年3月、2機のAWACSが浜松基地
に配備され、99年はじめにさらに2機が配備されようとしています。AWACS
は空飛ぶ司令塔とよばれる警戒と指揮をする軍用機であり、新ガイドライン=日
米共同作戦の要とされています。
 私たちは浜松が再び派兵拠点となることを断固として拒否し、AWACSも新
ガイドラインもいらないと考えています。6月から、AWACS導入撤回と新ガ
イドラインの廃棄をもとめる全国署名を展開しています。全国800の団体・個人に
発送し、浜松地域ビラ8000枚を配布したところです。今後、さらに多くの署名用
紙配布をおこなっていきたく考えています。読者のみなさんがかかわっているグ
ループで、この署名を取り扱って下さるよう、協力を訴えます。
 連絡はFAXで053-422-4810へ。戦争の道を全国の人々の力ではばみましょう
。(浜松・NO!AWACSの会)

●●●ピースサイクル98 浜松へ!●●●
 7月25日(土)午後3時半 浜松基地への申し入れ行動を行います。ぜひ参加
を! 詳細は、上記FAX番号(NO!AWACSの会)に問い合わせてくださ
い。

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A Letter From Hokkaido

1998年7月5日 
FAX通信 御中
釧路 工藤和美 

 「おおすみ」は7月4日午前6時に釧路に入港しました。接岸した場所は釧路西
港の第3埠頭で、まわりが倉庫群で囲まれ一般道路からは全く見通せない所です。
 わたしは10時くらいに写真を撮りにいったのですが、第3埠頭に通じる全ての
道路が警察と市の港湾関係者によって完全に封鎖され、近づくことはおろか見る
ことも出来ない状態でした。そこで港から3〜4キロも離れた見通しの良い砂浜
へ向かったところ、なんとそこにも機動隊と公安がうじゃうじゃしており、写真
を撮るのも「付き添いつき」でした。
 「新ガイドライン」と「有事法制」はこうして日常化されていることを目の当
たりにした「おおすみ」の釧路入港でした。

 98ピースサイクルは9月5日に釧路駅から矢臼別演習場横の山下農場まで約80
キロを走る予定です。また9月6日には「チャンプルフォーラムIN中標津」を
開催予定です。全国より多くの皆さんの参加を呼びかけたいと考えています。案
内文が出来次第ご連絡いたします。その節はよろしくお願いします。

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緊急署名の取り組み −−東京・三多摩でも!

 新ガイドラインに反対する三多摩連絡会から「沖縄の基地をなくせ! 有事立
法をとめよう! 緊急署名」への取り組みの呼びかけが発せられた。
 さらに同連絡会では、7月20日の街頭署名行動に引き続き、26日にも署名行動
と講演学習会が予定されてている。三多摩地域での広範な取り組みとして、ぜひ
参加を!
●街頭署名行動 7月26日(日)午前11時半〜12時半/場所*国分寺駅(中央線
)南口 
●新ガイドラインに反対しよう!7/26講演学習会 同26日(日)午後1時〜/場
所*国分寺勤労福祉会館/講演*「周辺事態法と総動員体制」山内敏弘(憲法学
)/ビデオ上映あり/500円
●主催:新ガイドラインに反対する三多摩連絡会
    電話/Fax 042-525-9036(テント村気付)

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抗議と監視を!

●7月17〜29日:掃海特別訓練(むつ湾)
●7月21〜30日:空自と在日米軍の共同訓練(沖縄周辺)
●7月29日〜:日ロ共同救難訓練(日本海)

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各地集会・行動予定(7/22〜8/4)

7月22日(水)激変するアジア情勢と日米関係 時間*18:00〜/場所*東京弁
護士会館5F(地下鉄霞ヶ関駅ほか)/講師*豊下楢彦/主催*日弁連
■守ろう!プライバシー とめよう!盗聴法市民の集い 時間*18:30〜/場所
*シニアワーク東京(飯田橋駅)/発言*辛淑玉、広瀬隆ほか/500円/呼びかけ
*日本消費者連盟(03-3711-7766)他
7月25日(土)反天連連続講座 湾岸戦争と「自由主義」の変容 時間*17:30
〜/場所*文京区民センター(都営三田線春日駅)/講師*川本隆史/コメンテ
ーター*吉川勇一、斎藤純一/800円/主催*反天皇制運動連絡会(03-3368-311
0)
■フォーラム平和博物館 時間*第1部13:30〜 第2部17:00〜/場所*中野
区商工会館(総武線ほか中野駅)/パネリスト*吉田裕、鈴木裕子ほか/1000円
/主催*非核自治体全国草の根ネットワーク(03-5273-3497 川村)
■訪韓報告会 韓日青年学生フォーラムに参加して 時間*14:00〜/場所*北
沢タウンホールらぷらす(小田急線ほか下北沢駅)/報告*杉原浩司/スライド
上映あり/500円/主催*ピース・チェーン・リアクション(03-5273-5065)
7月26日(日)「ピースおおさか」と全国の平和博物館を考えるシンポジウム 時
間*13:00〜/場所*ピースおおさか(環状線森ノ宮駅)/800円/主催*「ピー
スおおさか」を支え、全国の平和博物館を考える市民ネットワーク/仮連絡先*
06-364-0123(中北)
■わたしたちのくらしと戦争の意外な関係 時間*13:30〜/場所*大庭公民館
/講師*服部学/パネル展/主催*平和の輪をひろげる実行委(0466-25-1111 
藤沢市役所秘書課内)、ラ・パスの会
7月31日(金)新ガイドラインから見えるこの国の行方 時間:18:30〜/場所
*鵠沼公民館(小田急線鵠沼海岸駅)/紙芝居*新倉裕史/200円/主催*ラ・パ
スの会(0466-26-8190 下間)
8月2日(日)レヴィジオン創刊記念シンポジウム いかに「戦後国家」をこえ
るか 時間*13:30〜/場所*文京シビックセンター(丸の内線・南北線後楽園
駅)/問題提起*武藤一羊、池田浩士/司会*栗原幸夫/600円/連絡先*社会評
論社(03-3814-3861)
■統一マダン東京 時間*17:00〜20:00/場所*旧真土小学校(JR三河島駅
)/各種出店、寿・レラの会・京一夫コンサート、民族舞踊など/主催*第5回
統一マダン東京実行委/連絡先*在日韓国民主統一連合(03-3292-0671)
8月4日(火)命どぅ宝ネットワーク署名提出行動 時間*18:00集合/場所*
衆議院議員面会所(千代田線ほか国会議事堂前駅)/主催*命どぅ宝ネットワー
ク(03-3905-1579)

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Fax通信・事務局からのお知らせ

夏季一時金カンパを!
★Fax通信は多くの皆さんに購読していただいておりますが、様々な実務のた
めに、また今後の更なる展開を目指して、夏季一時金カンパを是非お願いします
。下記の郵便振替で、カンパと銘記していただくと助かります。

★Fax通信の会費(講読料)はこちらへ
郵便振替:00110-4-408708「全国Fax通信」
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記して下さい。
★第1期会員の方で第2期の会費未納の方への送信(郵送)は、今号で打ち切ら
せていただきます。Fax通信次号は8月初旬に発行予定ですが、会費払い込み
にもかかわらず次号が届かないという場合は、事務局側の手続きミスです。誠に
申し訳ありませんがご一報ください。
★各地で8月15日関連の集会や行動が予定されていると思います。こうした情報
を、是非お寄せください。(事務局)
 


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