Date: Sat, 13 Jun 1998 21:58:00 +0900
From: 加賀谷いそみ <QZF01055@niftyserve.or.jp>
Subject: [keystone 341] oosumi nyuukou
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「米空母に反対する市民の会」から、北海道庁への「おおすみ」入港反対の要請行動が
届きました。
            〜〜〜〜〜〜〜
            緊 急 行 動
            〜〜〜〜〜〜〜
 わたしたちは、北海道庁知事に「おおすみ」入港に反対する申し入れ書と質問書を送
り、6月15日、北海道庁と会合を持ちます。
 全国のみなさんに、わたしたちの行動に賛同していただきたく、賛同団体・個人を募
っています。今後、くりかえし要請行動を行う予定です。

            お問い合わせ
               米空母に反対する市民の会
               TEL:FAX 011-664-0632 谷 百合子(札幌)

【申し入れ書】
                        1998年6月15日
北海道庁知事 堀達也様

               申し入れ書

 わたしたちは、戦争と核に反対し、21世紀の子供たちに、平和と安全な地球を手渡
そうと、各地で、さまざまな分野で活躍している市民です。
 昨年9月5日にアメリカ合衆国軍空母「インディペンデンス」が小樽に入港し、9月
18日に矢臼別演習上でアメリカ合衆国軍海兵隊の実弾射撃訓練がおこなわれ、その演
習のさ中、9月23日に日本政府とアメリカ合衆国政府は、新たな軍事同盟指針(新ガ
イドライン)に合意しました。
 「インディペンデンス」は小樽入港の途中も、小樽を出航してからも、軍事演習をお
こないました。矢臼別でのアメリカ合衆国軍の演習のさいには自衛隊機が海兵隊員を輸
送し、兵器などの輸送に釧路空港や花咲港が使われました。その後、10月3日に函館
にアメリカ合衆国軍艦「ブル−リッジ」が、12月6日に「ビンセンズ」が室蘭に入港
しました。これらは、アメリカ合衆国軍への民間・自治体の協力を既成事実化させよう
とするものでした。
 今年4月28日に、日本政府は、「周辺事態法案」を閣議決定し、国会に提出しまし
た。いま、日本政府は、「周辺」の意味も「周辺事態」の意味もあいまいにしたまま、
「周辺事態」における「後方支援」に地方自治体・民間を協力させようとしています。
 そのような状況のなかで、日本軍(自衛隊)は、新造の強襲上陸艦「おおすみ」の上
陸演習・兵員輸送・戦車積載演習を、北海道でおこなおうとしています。
 わたしたちはこのことに大きな危機感を抱き、つぎのことを、北海道の行政の長であ
る北海道知事に申し入れます。

1、「周辺事態法案」に書かれている、アメリカ合衆国の軍事行動への協力を、地方自
治体の長としていっさい拒否することを明言すること。
2、日本軍(自衛隊)およびアメリカ合衆国軍のおこなう戦争に、地方自治体の長とし
て、絶対に協力しないことを日本政府に通告すること。
3、「おおすみ」などの攻撃用武器をだだちに廃棄することを日本政府に要求すること
。4、北海道における日本軍(自衛隊)およびアメリカ合衆国軍のあらゆる軍事演習に
反対すること。
5、北海道の漁港・空港への日本軍(自衛隊)およびアメリカ合衆国軍の船舶・航空機
すべての入港を拒否すること。
6、緊急には、「おおすみ」の室蘭・釧路入港、浜大樹海岸での上陸演習をふくむ、陸
上自衛隊・海上自衛隊合同演習に反対すること。
7、9月に強行されようとしている矢臼別でのアメリカ合衆国海兵隊の実弾射撃訓練に
反対し、兵員輸送における港湾・空港の使用をふくむいっさいの協力を拒否すること。
 

アイヌシモリの自治区を取り戻す会
米空母に反対する市民の会
はこだて・平和アクション’98
ピ−スマニュアル(江別)
ピ−スネット輝く風(室蘭)
大地の会(苫小牧)
「非核・平和都市条例制定」市民グル−プ
ITER・核融合問題を考えるネットワ−ク北海道全道事務局
舘崎やよい(苫小牧の自然を守る会)
黒木愛
油谷良清
辻陽子

【質問書】
                        1998年6月15日
北海道庁知事 堀達也様

               質問書
    
1、1997年末、14都道府県知事連絡会議が、新ガイドライン関連法案作成段階で
のヒアリングを日本政府に求めたが、政府は、それに応じなかったという。1998年
4月28日の「周辺事態法案」など関連3法案の閣議決定・国会提出以前に、「地方公
共団体の長」として、戦争協力要請にかんして北海道知事は、明快に拒否の意志を日本
政府に通達したか。1998年4月28日以後は、どうか。
2、今回の「北方機動特別演習」にかんして、北海道庁に、どこからどのような経路で
連絡があったか。
3、今回の「北方機動特別演習」にかんして、北海道庁は、釧路市、大樹市、室蘭市、
千歳市、別海町、浜中町、厚岸町など関係市町に、どのような内容の連絡をしているの
か。4、釧路港、浜大樹海岸、室蘭港、自衛隊千歳基地、矢臼別演習所をつなぐ今回の
大規模な「北方機動特別演習」の具体的内容をどのように承知しているか。

 「北方機動特別演習」開始予定日が切迫しているので、1998年6月19日までに
、すみやかに、回答していただきたい。

米空母に反対する市民の会
はこだて・平和アクション’98     
ピ−スマニュアル(江別)       
ピ−スネット輝く風(室蘭)      
大地の会(苫小牧)                
「非核・平和都市条例制定」市民グル−プ
ITER・核融合問題を考えるネットワ−ク北海道全道事務局
舘崎やよい(苫小牧の自然を守る会)
 


  • 1998年
  • 3月4月5月6月、7月、

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