Subject: [keystone 195] 全国シンポジウム
From: XC8H-NKD@j.asahi-net.or.jp (Nakada Hiroyasu)
Date: 14 May 1998 00:02:23 +0900
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相模原の仲田です。

6月21日より「第2回戦争遺跡保存全国シンポジウム」が開催されます。
その実施要綱が送られてきました。
資料提供は違憲共闘会議の安里秀雄さん。
 

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           第2回戦争遺跡保存
            全国シンポジウム

           実  施  要  綱
 

         1998年6月21日(日)〜22日(月)
 

             主  催
             南風原町
         戦争遺跡保存全国ネットワーク
           沖縄平和ネットワーク
 
 
 

      「第2回戦争遺跡保存全国シンポジウム」開催要綱
1.趣旨
 21世紀を目前にした今日、戦争の風化が問われています。風化の原因には体験
者の減少と戦争認識の問題がありますが、体験者の減少は不可避であるため、新
たな継承の仕方は、ヒトからモノへと変わりつつあります。戦争遺跡はモノの典
型であり、戦争の記憶の集積であると言われ、保存・公開する運動が全国的に広
がってきました。
 昨年7月、長野県で第1回戦争遺跡保存全国シンポジウムが開催され、「戦争遺
跡保存全国ネットワーク」が結成されました。この前史として、沖縄県南風原町
のとりくみがありました。南風原町は全国で初めて戦争遺跡を町文化財に指定す
ると同時に、1995年には「戦争遺跡の保存活用シンポジウム」を開催しました。
 文化庁は文化財指定基準を改正し、戦跡の文化財指定に道を開きました。現在、
全国で文化財に指定されている戦争遺跡は国指定1件、市指定4件、町指定1件、
村指定1件を数えています。少しずつではありますが年々増加しています。
 第2回戦争遺跡保存全国シンポジウムは、戦跡の文化財指定のさきがけとなっ
た沖縄の南風原町で、しかも6月23日の「慰霊の日」を前にして開催することに
なりました。
 シンポジウムでは、「沖縄に学び」「沖縄は全国に学ぶ」を合言葉に、金国の
とりくみを情報交換することで、戦跡保存・公開・文化財指定の具体的なあり方
をさぐります。

2.日時
 ■1998年6月21日(日)〜22日(月)

3.会場
 ■南風原町立中央公民館
  〒901-1111 沖縄県南風原町兼城686 電話098-889-0568

4.主催
 ■南風原町/戦争遺跡保存全国ネットワーク・沖縄平和ネットワーク

5.日程
 ■6月21日
  9:30〜9:50 開会集会
   南風原町長あいさつ
   戦争遺跡保存全国ネットワーク代表あいさつ…斉(青)木孝寿氏
   沖縄平和ネットワーク代表あいさつ…吉浜 忍氏
  9:50〜12:30 シンポジウム
   基調報書…十菱駿武氏(戦争遺跡保存全国ネットワーク代表)
   パネラーの報告
    大分県宇佐市………小倉正悟氏(豊の国宇佐塾)
    長野県松代市………大日方悦夫氏(松代大本営の保存をすすめる会 
             事務局長)
    沖縄県南風原町……械間敏夫氏(南風原陸軍病院壕整備検討委員会)
    中国・虎頭要塞……孫 永林氏(虎林市文物管理所所長)通訳:王巧天
   質疑応答
  13:30〜16:00 分科会
   第1分科会/テーマ「保存運動の現状と課題」
     報告(1) 新井揆博(蟹ケ谷地下壕保存をする会)
     報告(2) 池田一郎(戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会)
     報告(3) 目沢民雄(松代大本営の保存をすすめる会)
     報告(4) 調整中(沖縄平和ネットワーク)
   第2分科会/テーマ「調査の方法と保存整備の技術」
     報告(1) 上地克哉氏(南風原文化センター学芸員)
     報告(2) 菊池 実氏(戦跡考古学研究会)
     報告(3) 後藤祥夫氏(東大和市指定の変電所跡・給水搭の保存整備)
   第3分科会/テーマ「次世代への継承
               (戦争記録・戦争遺跡・平和博物館)」
     報告(1) 前城盛雄氏(新沖縄県立平和祈念資料館の理念と建設につ
               いて)
     報告(2) 古賀徳子氏(南風原町の戦災調査)
     報告(3) 祈(?)唯柏氏(中国・東北烈士祈念館・黒蘢江省革命博
                                  物館副館長)
     報告(4) 大日方悦夫(松代平和資料館のとりくみ)
     報昏(5) 志村欣一氏(沖縄の奉安殿について)
  16:10〜17:00 閉会集会
   分科会報告
   閉会のあいさつ
  18:00〜20:00 交流会
   閉会のあいさつ
   沖縄の唄と踊り
   親睦交流

 ■6月22日
   9:00〜11:00 南風原陸軍病院壕見学
   11:00〜12:00 戦争遺跡保存全国ネットワーク総会
   13:00〜17:00 戦跡めぐり
         (原則として本土からの参加者を対象とし、責用は別途)

6.参加費
 ■シンポジウム 500円(資料代)
 ■交流会費   1500円(飲食代)

7.申込方法
 ■要 領 別紙申し込み用紙にて[シンポジウム事務局]宛までお申し込み
      ください(FAX可)
 ■締切日 6月12日(金)

8.その他
 ■宿泊の手配は各自お願いいたします
 ■参加責用は当日いただきます
 ■戦跡めぐり参加者は、汚れてもよい服、懐中電灯、軍手などをご用意くだ
  さい
 

シンポジウム事務局

 ■南風原文化センター
  〒901-1111 沖縄県南風原町兼城716 電詣/FAX 098-889-7399
 ■沖縄平和ネットワーク
  〒902-0061 沖縄県那覇市古島119-1 教育福祉会館106号
        電話/FAX 098-886-1215(電話はpm.1:00〜pm.5:00可)
 

【全国戦争遺跡展】
戦争遺跡保存全国シンポジウムの開催に併せ、南風原町主催展示で戦争遺跡展が
実施されます。
■会場 南風原文化センター
■日時 6月1日〜6月30日(休館日:毎週水曜日、祝祭日の翌日
            開館時間 am.10:00〜pm.6:00)
■展示 ■松代大本営の保存をすすめる会
    ■浅川地下壕の保存をすすめる会
    ■蟹ケ谷地下壕保存をする会(神奈川の戦争遺跡…登戸研究所、蟹ケ谷
          通信所、日吉の連合艦隊司令部壕)
    ■戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会
    ■豊の国宇佐塾(大分県宇佐市の海軍航空基地掩体壕)
    ■中国(虎頭要塞)
    ■上羽修(写其・ガマ)
    ■南風原町(南風原の戦跡)
    ■沖縄平和ネットワーク(沖縄の戦跡マップ)

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『くさてぃ』は5月13日現在で1768冊です。
まだの方はお早めに。残りは約700冊です。

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      公開審理の記録『くさてぃ』 受付

◎沖縄地区:違憲共闘会議  電話:098-835-1992  FAX:098-853-8028
 郵便口座:02050-7-20241 口座名義:違憲共闘会議

◎その他の地区:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
 『くさてぃ』注文連絡先  電話・FAX:0427-44-2706(仲田方)
              E-mail:xc8h-nkd@asahi-net.or.jp
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 頒価:1,000円 送料340円(20冊までは340円です)

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仲田  博康
xc8h-nkd@asahi-net.or.jp
 


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