Date: Sun, 3 May 1998 13:04:19 +0900 (JST)
Mime-Version: 1.0
To: aml@jca.ax.apc.org, keystone@jca.ax.apc.org, localnet@ml.coara.or.jp
From: Ryuji Urata <yufukiri@fat.coara.or.jp>
Subject: [keystone 161] [海兵隊いらない意見広告] 第2弾・第一回準備会議のご案内
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 161
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

(このメールは、いくつかのML、これまでメールをいただいたことのある方々に
同報しています。ダブって届いた方は申しわけありません)
 

大分県湯布院町の浦田龍次ともうします。

昨年、ニューヨークタイムスに「あなたがたの海兵隊を私たちの土地から撤退させて
下さい」と訴えた意見広告を、全国の賛同者の協力のもとで、5月30日に掲載
実現することができました。ご協力いただいた皆様にはあらためて感謝申し上げます。

この意見広告については、
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/

すでにFAX通信「No Guide line News」等でご存じの方もおられるかと
思いますが、4月11日、12日湯布院で開かれた「チャンプルフォーラムinゆふいん」
において、アメリカへの意見広告の「第2弾」を、今年、あらためて取り組んでは
どうかとの提案がなされました。

(「チャンプルフォーラムinゆふいん」は昨年のN.Y.Times意見広告運動を
 きっかけにつながった全国の各地で運動に関わってきた方々に呼びかけ、
 直接顔を合わせて交流を持つとともに、今後の取り組みについて話し合った
 会議。湯布院では昨年9月に続いて、今年4月に2回目の会議が持たれた)

この意見広告第2弾の準備のための第一回目の会議を5月16日(土)の午前に
沖縄で持つことになりましたので、ご案内いたします。
 
 

(関心のありそうな方へ転載・連絡していただけますと幸いです)
=====================================

   <<< 米紙意見広告第二弾を実現する連絡会議の御案内 >>>
 

 米海兵隊は日本にいらない!全国アクションプロジェクト 運営委員  伊波洋一
 米海兵隊は日本にいらない!全国アクションプロジェクト 運営委員  湯浅一郎
 米海兵隊は日本にいらない!米紙意見広告を実現する会  運営責任者 佐藤晶
 米海兵隊は日本にいらない!米紙意見広告を実現する会  事務局   浦田龍次
                     
           
 昨年三月、湯布院(大分県)からの呼びかけで始まった「海兵隊は日本にいらない」
という市民意見広告運動は、二ヶ月の短期間に何千名もの賛同を得て太平洋を越えて
アメリカ市民への訴えをニューヨークタイムスの紙面で行うことができました。

 ニューヨークタイムスに掲載された意見広告は、米軍車両に轢き殺された少女の
前に呆然と立ち尽くす米軍人の写真と、米軍人が沖縄で起こしたレイプや殺人など
数多くの犯罪を数字で示した告発によって多くの米国市民に衝撃をあたえました。

 米国から海兵隊の撤退に賛同する意見を含め約80通もの米国市民の手紙などが
湯布院の事務局に寄せられ、反響の大きさを知ることができました。海兵隊の
沖縄駐留については、米国内でも軍内部や識者にも異論があることが明らかに
なっており、海上ヘリ基地建設についても同様に多くの反対意見があります。

 しかし、日本国内各地に分散された米軍演習は激しさを増し、演習地の住民の集団
移転まで行う事態となっています。また、新ガイドライン実施に向けた米軍艦船の
民間港湾への寄港が全国的に繰り広げられました。

 沖縄では、昨年12月の名護市民投票で海上ヘリ基地建設反対の住民意思が明確に
示され、国の建設調査で発見された国際保護鳥獣のジュゴンがその後の調査でも
何度となく確認され、海上ヘリ基地建設予定海域で生息が確実視されています。
海上基地建設予定地でジュゴンも「助けて」と叫んでいます。

 半世紀以上も米軍基地に苦しめられてきた沖縄の人々は、普天間基地の無条件全面
返還を求めながら新たな海上基地建設と米軍基地の固定化に反対する運動を一層
強めています。しかし、日米政府は海上ヘリ基地建設方針を力づくで押し通そうと
しています。
 

 先月(4月11日)、全国の仲間が湯布院に集まり、この一年を振り返り、これからの
各地の課題について語り合いました。その中で「海兵隊は日本にいらない」と言う
日本の市民の声を米国の人々に伝えていくことの大切さを再確認し、再び米紙への
意見広告を取り組むことになりました。

 伝えるべきことはたくさんあります。名護市民投票のこと、ジュゴンのこと、実弾
演習移転地のこと、新ガイドラインのこと等。米国の世論への働きかけを継続して
行うことの重要性も指摘されました。

 今回の米紙意見広告を再度実現するために、湯布院だけでなく全国各地の仲間が一
緒に取り組む必要があります。

 そこで、今月の沖縄で行われる反基地行動に合わせて、米紙意見広告実現に向けた
連絡会議を5月16日(土)午前十時から十二時まで宜野湾市民会館三階第一研修室で
開催します。

ぜひ、沖縄行動に合わせてご参加ください。
 

           記 

   名 称  :  「米海兵隊は日本にいらない」
        米紙意見広告第二弾を実現する連絡会議

   日 時  :  1998年5月16日(土)午前10時から12時 (開場9時半)

   場 所  : 宜野湾市民会館3階第一研修室(中央公民館所管)
                        Tel 098-893-4436、宜野湾市のだけ1-1-2(宜野湾市役所隣)

   主 催 : 「米海兵隊は日本にいらない」米紙意見広告を実現する会
         沖縄連絡先 Tel&Fax 098-870-2123 (伊波洋一)
         本土連絡先 Tel&Fax 0977-85-5003(浦田龍次)
 

・事務局が議論のたたき台となるレジメを用意します。
・今後の呼びかけを始めるための呼びかけ人・賛同協力者になっていただけそうな方の
 名簿等を当日、お持ちよりいただけると助かります。
 

 [追伸]
前後の沖縄での取り組みとして、5月17日(日)の普通天間基地包囲行動・県民大会、
5月15日からの平和行進、5月15日の嘉手納基地各ゲートでの「5・15基地が
なくなる日計画」、16日午後の平和コンサート(宜野湾市海浜公園野外ステージ)
などがあります。貴役所前のすぐ隣にあり、翌日の包囲行動の準備状況をつぶさに
見ることができます。

恐縮ですが、会議の準備の都合上、ご出席いただける方は、
事前にご一方いただけますと幸いです。

==============ここまで=================

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
    浦田龍次(うらたりゅうじ) Ryuji Urata
    〒879-51大分県大分郡湯布院町川上1525-12
       〔e-mail〕 yufukiri@fat.coara.or.jp
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 


  • 1998年
  • 3月4月5月、6月、7月、

    キーストーンメーリングリスト 目次