Date: Thu, 10 May 2001 00:31:35 +0900
From: 加賀谷いそみ<QZF01055@nifty.ne.jp>
To: aml@jca.ax.apc.org
Cc: keystone@jca.ax.apc.org, cne@jca.apc.org, kenpo@jca.apc.org
Subject: [keystone 3886] 練馬区議会報告
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 3886
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

メーリングリスト[aml][keystone][kenpo][cne]へ転載
--------------------------------------------------
〈東京・練馬からの報告〉
  自衛官OB組織の請願は、採択されませんでした!!
 
                   発信者=井上澄夫(練馬区民、ジャーナリスト)
                          発信時=2001年5月10日
 
全国のみなさんに報告します! みなさんのご協力のおかげで、5月8日の練
馬区議会区民環境清掃委員会では、自衛官OB組織「隊友会」などの請願書
は、採択されませんでした。
 
  去る5月5日、私は、全国のみなさんに「緊急のアピール」を発し、練馬区
議会議員の山田一義氏にFAXを送って下さるよう、お願いしました。その結
果、多くのFAXが山田議員に届き、実に大きな成果を生みました。5日に開
かれた委員会で、山田議員が問題の請願書の採択を強硬に主張することは必至
と見られていたのですが、同委員会で、山田区議は、ついに一言も発せず、問
題の請願が強引に採決に持ち込まれるという、最悪の事態は、とりあえず避け
られました。みなさんのご協力に深い感謝の意を表明しつつ、まずそのことを
ご報告します。
 区議会対策のために、連休中に活動することは、たいへん困難なことでし
た。しかし私たち「戦争に協力しない!させない!練馬アクション」の数名の
メンバーは、山田議員の自宅に、問題の所在を丁寧に説明する速達を送り、姿
勢を変えるよう要請しました。そして、全国からのFAXが、6日から7日に
かけて議会事務局に次々に届きました。それは、全国各地から幾人もの方々が
「FAXを送ったよ」と私に知らせて下さった事実からだけでも、間違いない
ことです。しかも呼びかけに応じてくれた方々には、練馬区民も含まれていま
した。
  都議選(6月15日・公示、24日選挙)直前に、突然、区の内外からFA
Xや手紙を受け取った山田区議は、非常にあわてたようです。
 8日の区民環境清掃委員会は、定刻通り、午前10時から始まり、私は傍聴
しました。委員会は、慣例に従って、請願・陳情の審議から始まりました。し
かし冒頭、委員長が提案した案件には、問題の請願と、それと反対の趣旨の3
件の陳情は含まれず、継続審議になっていた別の陳情数件の受け付け番号だけ
が読み上げられました。それは前日(5月7日)午前中に行なわれた、正・副
委員長による委員会審議の打ち合わせでの合意に基づいています。
 委員長が審議すべき案件の提案について、委員たちに同意を求めたところ、
全委員が「異議ナシ」の発声で応じましたが、実はその時、山田議員は、議場
にいませんでした。彼は、開会に20分近くも遅れて審議に参加したのです。
 議場に現われた彼は、憔悴し切った様子でした。着席することはしたのです
が、まったく落ち着きがなく、用意された書類を持つ手も、ブルブル震えてい
ました。しかもあろうことか、血走った目付きで、背後の傍聴席を、繰り返し
繰り返し睨みつけるといったありさまで、まったく審議に頭が行っていないこ
とが歴然としていました。
 傍聴席の多くを、ペットボトルのリサイクル問題について陳情を提出した女
性たちが占めていましたが、彼女たちは、なぜそのように脅されるのか理解で
きず、当惑し切っていました。数件の陳情は、区役所の関連部局が用意した資
料をもとに審議され、いずれも継続審議の扱いになりました。ちょうど1時
間、午前11時までの審議でしたが、山田議員は、どの案件についても、完全
に沈黙し、ついに一言も発しませんでした。
  しかし最後に、高橋かずみ議員(自民党)が発言を求め、山田議員が前の委
員会で自衛隊関連の案件について採決を主張したのだから、そうすべきではな
いのかと委員長に迫りました。この高橋議員も、近く行なわれる都議選に立候
補を表明していて、石原慎太郎都知事とのツーショットのポスターをあちこち
に貼っている人物です。もともと、この高橋議員が「隊友会」などの請願の採
択のために動いたと言われていて、確かに昨年11月24日の委員会審議で
は、自衛隊擁護の立場で、請願の採択を激しい言葉で強硬に主張しました。
  この高橋議員の発言に対し、片野令子議員(緑と自治)と中井八千代議員
(生活者ネット)とが、すでに正・副委員長預かりになっているではないかと
発言しました。高橋議員は、山田議員の提起に改めて答える、と委員長は前回
答えていると反論しました。しかし、肝心の山田議員が黙ったままで、請願に
賛意を表明してきた別の自民党議員1名も公明党議員2名も沈黙したままだっ
たので、高橋議員は孤立の印象を誰にも与えました。
 その上、委員長は、山田議員の提起についても、正・副委員長預かりになっ
ているので、次回ないし次々回の委員会で、正・副委員長の見解をのべると答
えるにとどめました。次回は5月24日、次々回は6月12日ですが、6月1
2日の委員会は、今会期最後になり、そこで現委員会は解散します(ただし、
継続審議が決まった案件は、次の新しい委員会に付託されるので、審議未了で
終わりということにはなりません)。
  正・副委員長は、自衛隊関連の案件は、今会期の区民環境清掃委員会では、
もう扱わないことで、すでに合意しているので、その姿勢が堅持されれば、山
田議員の提起も退けられる可能性が大きいと言えます。高橋議員は、陳情に関
する審議が終わったとたん、議場から姿を消し、まだ多くの議題が残っていた
のですが、その日はついに再び現われませんでした。
 
  9日午後、練馬アクションの緊急運営委員会が開かれ、上記の事実を確認
し、最後まで気を抜かず、正・副委員長への要請などを行なって、高橋議員や
山田議員の動きを、あくまで阻止しようということになりました。全国のみな
さんのご支援を無駄にしないよう、議会の監視を続け、機敏に対応しようと思
います。
 小泉政権の成立も手伝って、「隊友会」など自衛隊協力団体は、このところ
勢いづいているので、なお巻き返しも十分考えられます。問題の議員たちは、
都議選がらみで動いているようです。練馬区は、これまで5人区だったのです
が、次の都議選から6人区になり、しかもそこに10人も立候補するという激
戦区ですから、票の確保のため、すでになりふりかまわぬ動きが始まってお
り、油断は禁物です。
 
  全国のみなさんのご協力に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございま
した。とりあえず、これをもって、ご報告とさせていただきます。(以上)



 
  • 1998年   3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年   1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2000年   1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2001年   1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

  • キーストーンメーリングリスト 目次