From: "ethnic concert organizing committee" <ethnicconcert@geocities.co.jp>
To: <aml@jca.apc.org>, <human@freeml.com>, <keystone@jca.ax.apc.org>,<rak@freeml.com>
Subject: [keystone 3848] 報告と第2次のお願い:ハワイ先住民の権利と環境を破壊するJALハワイリゾート開発
Date: Fri, 4 May 2001 08:26:24 +0900
X-Priority: 3
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 3848
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

転載歓迎!!!
長文申し訳ありません。重複お許しください。ハワイ先住民の権利と環境を破壊する
JALハワイリゾート開発に関する請願のお願いの報告と第2次のお願いです。

ハワイ先住民の権利と環境を破壊するJALハワイリゾート開発に関する請願運動に
ご協力いただき、どうもありがとうございます。
4月30日の第一次締切までの、経過報告です。

これまでにご賛同いただいた方は53名、請願のコピーを送っていただいた方は、5
4名でした。ご賛同いただいた方につきましては、連名の請願文を5月2日に簡易書
留でJAL宛に送っております。直接JALのみに送られた方の数はわかりません
が、確実にJALの関係者に声が届いています。ありがとうございます。

メールやホームページ経由でJALに署名を送られた方には、JALから回答が来て
いるかと思います。残念ながらその回答は事実とは異なるものといわざるをえませ
ん。このメールの末尾にJALからの回答のうち、問題と考えられる部分の転載及び
それに対する反論全文を載せましたので、ご一読ください。

なお、JALの回答を踏まえて、請願書(ver.2)を作りました(ホームページか
ら、送信とプリントアウトができます)。地道に対話を続けて、なんとかJALの姿
勢を変え、先住民の権利と自然を守っていきたいものです。ぜひ2度めの署名も、お
願いいたします。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

請願書(ver.1&2)の第二次締切は、5月末日です。みなさんのご協力をお願いし
ます!

JALハワイ開発問題ホームページには、以下の記事をアップしました。
http://www.jca.apc.org/arco/jal/

●請願書(ver.1)へのJALの回答と、それに対する反論
●サンゴへの影響(ハワイ州水資源課の公式報告)
●現地の新聞記事(翻訳)
●ハワイ先住民来日記録
●請願書(ver.2)
●リンク:JAL筆頭株主糸山栄太郎氏の公式ページ
  (この問題にふれ、JAL幹部を批判している記事)

どんどん更新していきますので、ぜひご覧いただければ幸いです。また、このメール
はどうぞ知人の方などに転載して下さい。

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JALの回答に対する反論

>  この度、ご指摘いただきました、このハワイのリゾート開発計画は、
> 弊社の孫会社がライルアンダーソン社と共同で設立した会社が
> 実施しており、新聞の見出しにございますような、一部工事中止
> 命令は、この会社に対して出されたものでございます。

   ◆1:いま問題となっている現地開発会社(1250オーシャンサ
     イドパートナーズ)を設立したのは、JALの孫会社といっても、
     100%JAL資本の現地法人ですし、役員は全員JAL本社の
     役員です。しかもJALは、オーシャンサイドの最大出資会社で
     もあります。  埋葬地破壊違反に対する名目上の工事停止命令は、
     確かにこのオーシャンサイドに対して出されていますが、実質上
     はJALに対して出されたとも言えるでしょう。

>  記事にありますように、台風時の土砂流出や、先住民の遺跡を
> 誤って破壊してしまったことにつきましては事実でございます。

   ◆2:朝日の記事にもありましたが、JALは「数十年来に一度と
     いう規模の台風に襲われたため、土砂流出が起きた」と主張して
     います。けれど、そのような大規模な台風や熱帯性暴風雨が襲来
     したという事実はありません。
      工事現場から1マイル離れたところにある国立気象サービス
     (日本の気象庁にあたる)の雨量計データによれば、9月8ー9
     日当時の24時間で降った雨は、わずか0.4インチと報告されてい
     ます。また同様に大雨が降ったとされる11月1ー3日での72
     時間に降った雨量は2.57インチで、これもコナ地域では別に大雨
     とされるものでもありません。しかも工事現場は、国立気象サー
     ビス雨量計の下方に位置しているので、実際の工事現場の雨量は
     こ の半分と考えられるのです。
      さらに、JALは、10年に1度の大雨に相当する1時間に最
     大1.75インチの雨にも耐えるような土壌侵食防止策を行ったと主
     張しています。しかし、前述のようにわずかな雨で土壌流出を起
     してしまったことは、この工事がいかに不適切にされているかを、
     如実に物語っています。
      しかも、9月の土壌流出の後、政府の指導でさらなる土壌侵食
     防止工事をおこなったことになっているのに、またまた11月の
     雨で同様な土壌流出事件を起しているのです。
      以上の事実から、土砂流出の原因を自然災害のように主張する
     としたら、明らかな事実歪曲といわざるをえません。
      なお、海に流出した大量の土砂と除草剤は、ゴルフ場建設のた
     めに持ち込 まれたものであることを、指摘しておきたいと思いま
     す。

> 土砂流出時も工事を一時中断し、行政側に相談、必要な補完工事
> を行なった上で再開しております。

   ◆3:工事が中止になったのは、昨年9月と11月の二回にわたっ
     て起きた土砂流出について住民側が提訴し、それを受けて裁判所
     が工事停止命令を出したのが原因です。しかも、それ以来、海岸
     線の生態系は致命的な打撃を受け、特にサンゴと魚介類への被害
     は顕著で、ここで漁業を営んできたハワイ人たちの生活はたいへ
     ん逼迫されているのです (土砂流出によるサンゴへの影響--公式
     調査報告ページ参照)。

>  遺跡破壊を指摘されている部分につきましては、直ちに工事を
> 中止し、行政側に届け出た後、行政側の指導に基づき、必要な
> 措置を施し、工事を再開しており、今後も指示に従って行く所存で
> ございます。
>  工事地区の遺跡につきましては、充分に調査の上、細心の注意
> を払って工事を実施 しておりますが、今回、誤って損害を与えて
> しまいましたことは、大変申し訳なく思っております。

   ◆4:この会社は、事前にはきわめて杜撰な遺跡調査しかおこなわ
     ず、また遺跡発見後もあいまいな対応をとり続けてきました。先
     住ハワイ人の遺跡はとても粗末に扱われ、ブルドーザーで潰され
     た遺骨が幾日も雨ざらしにされたり、遺骨がビニール袋に入れて
     何カ月も納屋に保管されたり、遺族が何の報告も受けなかったり
     というような状況が続いたのです。
    もちろん、問題は行政側にもあり、この会社に対して適切な処
     置と指導をしなかったことが、裁判で明らかになっています。つ
     まり、業者と行政の癒着が見られるのです。裁判では、業者から
     担当役人に金品が渡された事実も、証拠として提出されています。
       なお、裁判では、事前に調査された数をはるかに上回る遺跡が
     存在することが、明らかになっています。このことからは、工事
     完成を急ぐあまり、大幅な計画変更を恐れた業者が、遺跡が存在
     している事実を故意に揉み消した疑いが非常に高いといわざるを
     えません。
      もし、遺跡破壊について本当に申し訳なく思う気持ちがJAL
     側にあるのなら、なぜJALの代表が現地に赴いて、地元の遺族
     たちに直接謝罪しないのでしょうか。

>   ただ、本計画は、1992年に現地の事務所を開設して以来、開発
> を開始するまでの7年間かけまして、説明会や開発用地の見学会
> (約2000名の住民が参加)等を通じて、地域住民の方々のご理解を
> 得るための努力を続けるとともに、開発申請の手続きにあたって、
> 常日頃より地域住民、ハワイ州政府およびハワイ郡当局のご要望
> を踏まえて進めてきたと聞いております。

   ◆5:地元では計画当初から反対の声があがっていて、1993年
     の反対請願書には住民住民の過半数が署名しています。また、最
     近まで工事が凍結されていた理由は、住民から起された裁判と、
     グローバルアンタイゴルフムーブメントが展開した、国際JAL
     ボイコット運動のためでした。このことからも、この計画に反対
     している住民がたくさんいることは明らかです。
      なお、1994年と1996年の2回にわたって、地元住民代
     表がJAL本社を訪れて計画中止を求めていますが、いずれも会
     見を拒否されています。

>  以上のような活動を通じて、地域への貢献、環境に最大限の配慮
> を行う開発姿勢が、住民の皆様並びに地元の行政当局に、十分な
> ご理解を得られました結果、公聴会に於ける大多数の住民の方の
> ご賛同を得て、必要な許認可をいただけたものと考えております。

   ◆6:地元ハワイ人社会は、この工事を容認する側と反対する側に
     二分され、家族崩壊にまでいたって、険悪で深刻な状況に陥って
     います。従業員や反対派に対する脅しや強迫もひどく、先週の金
     曜日(13日)には反対派の家が放火されて全焼する事件も起き
     ています。
      また、遺跡破壊などの文化遺産破壊だけではなく、環境破壊も
     深刻です。特に海岸線の破壊は大きな問題で、近隣のさんごは死
     滅しつつあります。例えば、工事では除草剤を使わないという約
     束があったのにも関わらず、州政府の調査ではランドアップとい
     う強力な除草剤が海から検出されており、それらが多量に撒かれ
     たことが明らかになっています。

        【まとめ】
         このJALのゴルフリゾートは、そもそも計画段階から大き
        な無理があり、大きな問題をはらんでいました。しかも、工事
        は事前の約束を破り、法律違反の連続です。そして、関連会社
        で働く従業員は、脅しと口止めされたうえ、週わずか250ー
        300ドルという最低賃金で働かされているのです。祖先が眠
        る墓を壊し、工事を続けなくてはならない現地ハワイ人労働者
        の気持ちは、いったいどんなものでしょうか。JAL幹部のみ
        なさんは、どうか少しでも思いを馳せていただきたいと思いま
        す。

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以上、転送歓迎

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