To: aml@jca.apc.org, keystone@jca.apc.org
Subject: [keystone 3571] 戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国FAX通信2/7号
Date: Sat, 10 Feb 2001 15:03:41 +0900
From: toshimaru ogura <ogr@nsknet.or.jp>
X-Dispatcher: imput version 20000228(IM140)
Lines: 480
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 3571
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

小倉です。以下、戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国FAX通信の最新
号です。

ご存じのようにNHKのETV2001「日本軍による戦時性暴力」の報道が大きな問題
になっています。この件についての抗議の呼び掛けと、抗議先の情報もありま
す。是非よろしく。

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    戦争協力を拒否し、有事立法に反対する
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   ∨  YYYYYY YY  YY   YYYY   ∨
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   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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●「戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国Fax通信」のファクシミリと
 郵送での購読料は半年間3,000円です。
●この11月から新たに再スタートとなります。ファクシミリ/あるいは郵送で
 の定期購読者を募集しています。ぜひ、定期購読をお願いします!
●この【電子版】は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、もちろん、こうしたメディアを編集し、発行を継続してゆ
 くためには、様々な経費が必要です。
●この【電子版】をご覧になった方で、多少なりともこうしたメディア/取り
 組みに意味があるとお考えの方は、*是非カンパをお送りくださるよう*お
 願いいたします。
●下記に記載の郵便振替口座をご利用ください。

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【電子版】
戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国FAX通信
No.7 2001年2月7日(月2回発行)
◆◆◆第1期・第7号◆◆◆

東京都千代田区三崎町3−1−18 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
FAX:03-3234-4118
電子メール:tokada@jca.apc.org
購読料 3000円(半年間/第1期:2000年11月〜2001年4月)
郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
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目次
●拡大する「強制わいせつ」抗議に〈連帯〉を!
  −−沖縄の「海兵隊削減要求」と新基地づくり
●憲法の論じ方を変え  改憲論を斬る
  2/24 ピープルズ・プラン研究所のシンポジウムへ、ぜひ参加を!
●ていこうせん
●自衛隊のゴラン派兵反対の集会とデモ
●投稿:NHKのETV2001「日本軍による戦時性暴力」に批判と抗議を
●リレー連載◆定点観測/その7◆横須賀
●メディア紹介
 『押しつけを跳ね返そう!
  「日の丸・君が代」強制にNo! の意思表示を10・28集会 報告集』
●沖縄・安保 News クリップ(1/20〜1/31)
●日出生台での3回目の米軍実弾砲撃演習と
  それを許し続ける日本政府に抗議する
  〈日出生台ピースアクション2001・春〉
●「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークが始動!
●第1回沖縄公開審理報告会
●各地集会・行動予定(2/10〜2/25)
●「全国Fax通信」で、北海道へ要請書を送りました!
●事務局から

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拡大する「強制わいせつ」抗議に〈連帯〉を!
 −−沖縄の「海兵隊削減要求」と新基地づくり

 米海兵隊員が女子高校生のスカートをめくりあげ、写真を撮るという性暴力をふる
い、現場を目撃され逃げたが逮捕されるという事件が、1月9日に、沖縄(金武町のキ
ャンプ・ハンセンの兵隊)で発生。当然にも激しい抗議の声が沖縄で広がる中、国頭
村でも米兵と軍属による傷害事件、器物損壊事件が起き、怒りの炎に油をそそぐ事態
となった。この「強制わいせつ」事件は昨年7月に沖縄市で女子中学生に対するもの
から半年後におきたものである。また、金武町の米軍への抗議行動は別の件で年末に
大きくスタートしていた渦中である。
 「暮れも押しつまった二十九日と三十日にも、普天間飛行場所属のヘリコプターが
中部・東海岸の与那城村の民間居住地区に不時着、北部の金武町では九月以降三度目
の実弾射撃訓練による原野火災、とあいつぐ事故で、越年の抗議が続いているところ
だった」。
 由井晶子は、以上のように書いている(「海兵隊削減要求で一致した県民意思」『
労働情報』568〈2001年2月1日〉号)。
 拡大した怒りは、前例のない事態をつくりだした。1月19日、沖縄県議会は「強制
わいせつ」に抗議し、「海兵隊を含む兵力の削減」を自民党などの保守会派をふくめ
て全会一致で採択したのである(そのような決議は名護市議会や那覇市議会でも上が
っている)。
 私たちも、米軍の「良き隣人」となるというかけ声が、まったくの欺瞞でしかない
ことを、あらためて明らかにする事態に対する、沖縄の人々の強い怒りとの連帯(政
府・アメリカへの抗議)を目ざす動きを、いそがなければなるまい。
 ただ、沖縄の現在の動きについては、由井の以下のような指摘にも注目しておくべ
きであろう。
 「自民党はじめ県政与党がこれまで革新側の提案を拒み続けてきた『海兵隊の削減
』に踏み込んだのは、最近米国の軍事・防衛の専門家の間に沖縄の海兵隊の兵力削減
論が出てきて、昨年十月、超党派の米専門家がまとめた報告書には沖縄の負担軽減が
盛り込まれていることが背景にある。/報告書に関わったアーミテージ前国家次官補
、キャンベル前国防副次官補らの沖縄の負担軽減、在沖海兵隊の訓練分散・兵力削減
論も、基地機能の維持、日米同盟の強化、自衛隊の共同訓練や米軍の施設共有など、
日本の協力が前提である。ブッシュ政権がどう沖縄の基地に臨むのかをめぐって、昨
年来県内の研究者や実務家を中心に論議が盛んな中で、辺野古沿岸地域への基地建設
を許せば、機能強化して恒久化しかねないと危惧されている。稲嶺知事や岸本名護市
長の一五年期限付き、軍民共用飛行場という提案、米側にその意思を伝えているとい
う政府の対応のいかがわしさをどうするのか」(同前)。
 10月16日には首相官邸で「代替施設協議会」の第五回目が開かれ、名護新基地の工
法の案の検討が始まっている。この間の「兵力削減」要求の動きは、名護新基地づく
り反対の動きと、大きく連動するものにはなっていないのだ。私たちは、沖縄の中の
名護新基地づくり・那覇軍港の浦添移転反対という(日米軍事同盟強化に反対する)
立場から、「兵力削減」要求を追求している人々との連帯をめざして、日米政府の戦
争国家日本づくりの政策にトータルに反対する運動を、沖縄の状況もふまえて、自分
たちの足もとから、あらためてつくりなおしていかなければなるまい。
(天野恵一/事務局)

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憲法の論じ方を変え  改憲論を斬る
 2/24 ピープルズ・プラン研究所のシンポジウムへ、ぜひ参加を!

 「改憲論」を斬る新しい言説を構築するために、討論を始めませんか。──新ガイ
ドライン関連法、通信傍受法、国旗国歌法など、戦後日本国家のあり方を根本的に変
える法律を矢継ぎ早に成立させた動きは、明文改憲の企てを政治日程にのせつつあり
ます。国会レベルで「改憲派」が圧倒的多数を占めるなかで憲法調査会の議論も本格
化し、権力を握る側の憲法論争はますます攻撃的です。その「改憲論」が、環境権な
どの新しい権利を規定する必要性といった装いで、憲法第九条に鉾先を向けているこ
とはいうまでもありません。問題は、こうした「改憲論」をどのように批判し反撃す
るか、ということです。現行憲法の平和主義、主権在民、基本的人権の原理が普遍的
な価値と規範的な役割をもつことを称揚し、象徴天皇制や国民規定などさまざまな問
題をもふくむ日本国憲法をまるごと容認してきた護憲論は、有効でしょうか。憲法の
論じ方を変え、「改憲論」をラディカルに批判する何か別の方法が必要ではないでし
ょうか。私たちは、民衆の側からのオルタナティヴな社会像を積極的に対置しながら
憲法を論じていく必要があると考えます。そのためには、私たちが生きる日本列島社
会の構成原理を、多文化共生──たとえば在日外国人、女性、環境、住民自治と分権
、反天皇制──といった視点から探り、提起し、論じていくことがベースです。そこ
から、「改憲論」が構想している国家像・社会像が、グローバリゼーションのなかで
人びとの不安をかき立てている社会の深刻な危機を隠蔽し、悪化させるものであるこ
とを明らかにしましょう。民衆の営みにねざした豊かな社会像を描き出しましょう。

ピープルズ・プラン研究所 シンポジウム
憲法の論じ方を変え改憲論を斬る
日本列島社会構成の原理を考える視点から

●2月24日(土)13:00(開場)〜21:00
●日本キリスト教会館6階会議室
 (地下鉄東西線早稲田駅下車、アバコ・ブライダルホール隣)
●参加費:当日2000円/当日清算・前売り1800円
【プログラム】
13:30〜◆問題提起(武藤一羊)
14:00〜◆パート1(天野恵一、笹沼弘志、ダグラス・ラミス、赤石千衣子、
          高二三)および討論
18:30〜◆パート2(中西四七生、島袋純、桜井大子、小倉利丸、斉藤日出治)
          および討論
●問合せ先:ピープルズ・プラン研究所
 (電話/Fax:03-5273-8362 電子メール:ppsg@jca.apc.org)

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ていこうせん

いささか旧聞かつローカルな話題。都内の私鉄が昨年暮れに「痴漢対策」なるものを
始めた。夜遅い時間の電車に各一両の「女性専用車両」を設置したのである。テレビ
ニュースでは「安心して乗れます」という複数の女性と「痴漢に間違えられなくて嬉
しい」という複数の男性のインタビューが流れた。まったく本末転倒なこの措置を歓
迎する女性が多いらしいことにびっくらこいたのだが、「専用車両に乗らなかった女
性は痴漢にあってもいいって思われちゃうんですか?」という女性キャスターのつぶ
やきは、男性キャスターには届かなかったようだった▼だいたいなんだって被害者で
ある女性が隔離されなくちゃいけないんだろう? いつもそうだ、こと性犯罪に関し
ては。例えば「男性専用車両」を、ちょっとサービスして各三両くらい設置するから
、それに乗らなかった男は痴漢とみなします、てな対策がされたとしたら?(それは
それで「予防拘禁」だな。) 「保護」という名前のゲットーは、いつもアヤシイ▼
スタジオにいあわせたおすぎは反対だった。「だってあたしはどっちに乗ればいいの
? 全部を二分法ですまそうなんて思わないでちょうだい」。そう言える感覚こそが
、新しい関係の可能性を秘めている。(み)

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自衛隊のゴラン派兵反対の集会とデモ

 大雪の降った1月27日、東京・小平市内でゴラン11次派兵反対集会が行われた。悪
天候のため参加は20名にも満たなかったが、外語大の藤田進さんのお話を中心に集会
を行い、デモも最後まで行われた。
 昨年9月からのパレスチナ人の抗議行動は、イスラエル軍の弾圧で多数の死者を出
し、現在もその対立を解決する糸口は見つかっていない。藤田さんは講演の中で、「
実際にイスラエルに占領された地域やその周辺で難民として生活するものの視点から
、どう解決がはかれるのかということを考えることが重要だ。湾岸戦争以降、アメリ
カは自らを軸として国連も動かし、世界の一極支配を行おうとした。中東については
、現在も解決が図れず、ゴラン高原の周辺など戦乱のるつぼである。一方、パレスチ
ナ難民に対しては周辺のアラブ諸国も救済事業を打ち切るなど、切り捨てにも乗り出
している。自治政府内部でもいろいろな対立があり、PLOの権威も現在は大きく落ち
ている。一筋縄ではいかない中東問題の解決だが、自衛隊の派兵などは今のイスラエ
ルによる抑圧政策に手を貸し、現状を固定化させるだけなのは確かだ」と話された。
 集会では、講演に先立って中国の戦争被害者や三里塚闘争への支援を訴えるアピー
ルが行われた。また講演の後には、パレスチナの演奏グループ、サーブリーンから提
起された「インティファーダが与える影響に子供達が抗してゆくためのキャンペーン
」についてのアピールも行われた。
 決議採択後、大雪の中のデモへ。物珍しいのか(よくやる?)、結構注目を集めて
いる気がした。小平基地では抗議文を受け取らせ、無事解散。 
(大洞俊之/立川自衛隊監視テント村)

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投稿:NHKのETV2001「日本軍による戦時性暴力」に批判と抗議を

 1月30日、NHK教育で放映されたETV2001「シリーズ 戦争をどう裁くか」第2夜「日
本軍による戦時性暴力」に対して皆さんが行動を起こしてくださるようお願いします
。この番組は以下の理由で、私には許しがたいものです。

1.判決について完黙――タイトルからして番組の中心になるはずの「女性国際戦犯
法廷」についてもっとも重要な情報が完全に欠落しています。誰が起訴され、判決内
容はどうだったかということが何もわからないのです。
2.「法廷」批判を強調――導入部でいきなり司会者が、「法廷」には法的拘束力が
ない、弁護人がいない、死者を被告にしているとネガティヴな紹介をして番組は始ま
りました。さらに2人の歴史学者のコメントが紹介されましたが、秦郁彦氏の「法廷
」批判には内海愛子氏のコメントの2倍近い時間が費やされました。
3.処罰について完黙――河野洋平氏の謝罪の録画を流したり、アジア女性基金につ
いて言及しているのに処罰に関しては何も言わないため、「戦争をどう裁くのか」と
いう番組は現在の日本政府の戦後補償政策に対して何ら有効な政策批判となりえてい
ません。
4.主催者について完黙――「法廷」を開催したのは誰なのか? 何故なのか? 「戦
争をどう裁くのか」の“どう”の部分には「誰が」という意味をも込めなければなり
ません。「女性国際戦犯法廷」は民間の女性(男性もいますが、大部分が女性なので
)が国境を超えた共同行動として開催したことに重大な意義があります。「民間団体
によって開かれた」という一言の説明で済まされるものではありません。しかも、準
備段階から取材を受け、VAWW-NET代表の松井やより氏は長時間にわたるインタビュー
を受けているのですから。

 以上の理由で、私はNHKに抗議しました(ETVのHPに書き込み)。ほかにも電話、フ
ァックス、Eメールで抗議されている方は多いと思います。しかし、放映前後にイン
ターネット上のメーリング・リストで「激励して」メールと「抗議して」メールが飛
び交う状況に戸惑っている方もおられるでしょう。曲がりなりにも「法廷」の光景を
とらえた映像が流されたことをどう評価するか、意見の分かれるところかもしれませ
ん。でも、チラリと見せておいて、あとは何がなんだかわからないのは変だと思いま
せんか? NHKは「公共放送」として、このことをきちんと説明する責任があると思
います。「判決は出たのか? どんな判決だったのか? 何故それを報道しないのか
?」という質問をNHKに送ってください。私たちの知る権利にかかわる重大なことで
すから。

◆NHK電話:03-3465-1111
 (「視聴者ふれあいセンター」につないで、と伝える)
◆NHKファックス:03-3467-1988
 「視聴者ふれあいセンターETV2001」
◆NHKウェッブ:
 http://www.nhk.or.jp/etv2000
 (NTVへの意見・要望が書きこめるページ)
 http://www.nhk.or.jp/fureai/
 (NHKに関する意見・要望が書きこめるページ)
(鈴木香織/VAWW-NET  Japan)

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リレー連載◆定点観測/その7◆横須賀

 1月28日、横須賀の月例デモが300回となった。佐世保の「19日市民の会」や三鷹の
「ちょうちんデモ」の後を、よたよたと歩き続けて25年。43人がいつもと同じ道を、
いつもと同じように歩いた。300回付き合ってくれた横須賀署警備課の皆さんと、町
行く人々のやさしいまなざしにお礼を言って、交流会。仲間が作ってくれたおでんで
、冷えた体を暖めた。
 デモ参加者とほぼ同じ数のメッセージを、全国の仲間からいただいた。米艦船の寄
港を通告されている函館、小樽、苫小牧の仲間からもメッセージが届いた。「記念日
に参加できずに申し訳ありません。“でも”同じ日、函館でも、苫小牧でも、小樽で
も入港に反対する行動が予定されています。同じ空の下、お互いを思いながら、活動
に励むことにしましょう」と函館の仲間。
◆  ◆  ◆
 字数に制約があるので、ここでは小樽市についてのみ取り上げる。
 小樽市はマケインの寄港通告に対して、札幌領事館に「キティーホーク寄港から4
カ月しかたっていないことと市民感情に配慮して、再考してほしい」と(道新1月16
日)要請。
 山田小樽市長は、昨年のキティーホーク寄港後の記者会見で、「前回の空母寄港よ
りも(市民から)厳しい反対を感じた」と述べ、今後の寄港には「市民感情に配慮し
たい」として慎重に対応する方針を示していた(道新00年11月1日)。今回の「市民
感情に配慮して」は、記者会見で予告されていた市長の「今後の方針」が、そのとお
りに実施されたことを意味する。この継続性を見落とすまい。
 なにより重要なのは、「市民感情に配慮して」という拒否の理由だ。これまで米艦
船の寄港をことわる自治体は、空いているバースがない、といった物理的な条件を示
した。「市民感情に配慮して」は、物理的な条件とはまったく違う理由だ。私たちが
知る限りでは、物理的な理由ではなく、「市民の声」を理由に米艦寄港拒否を表明し
たのは、小樽市が初めてだ。97年以降の小樽市のがんばりが、また新たな一歩を記し
た。そしてそこに、市民の条例制定運動も存在しているという小樽市の「政治状況」
を、大切にしたい。
(新倉裕史/非核市民宣言運動・ヨコスカ)

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メディア紹介
『押しつけを跳ね返そう!
 「日の丸・君が代」強制にNo! の意思表示を10・28集会 報告集』

 沖縄県・読谷村で開かれた国体のソフトボール会場で、知花昌一さんが「日の丸」
を燃やして抗議してから、もう13年がたった。この間、「日の丸・君が代」の「国旗
・国歌」としての法制化に象徴されるように日本国家は、個々人の「人格の中に国家
の意思が踏み込んでくること」(天野恵一)を許すような社会に向け、質的に大きな
転換を遂げつつある。
 このパンフレットは、「『日の丸・君が代』の強制に反対する意思表示の会」が昨
年10月28日、そうした状況の中、いかにして「ひとりひとりが自分の意見、態度をき
ちっと持ち、それを表明できるようなものを作り出して」(同)いけるかを模索しよ
うと知花さんを招き開催した集会の記録である。
 「日の丸」を燃やし「非国民」とされた知花さんはその後、村会議員に選出され、
昨年3月、「日の丸」を燃やした翌日に生まれた子どもの小学校の卒業式に来賓とし
て招かれた。知花さんの子どもとは知らない校長が、「君が代斉唱」中、自らの意思
で席に座り続けた子どもに対し、起立するよう何度も恫喝して子どもの意思を踏みに
じった。式の終了後、抗議に向かった知花さんに対し校長は、議員という「権威」あ
る人の子どもであったことにひたすら恐縮し、知花さんの申し入れ通り、子どもに謝
罪した。大人という「権威」を振り回し、起立して歌うよう子どもを恫喝する校長が
、議員という「権威」の前では平身低頭する。なんという滑稽な図だろうか。知花さ
んのお話から、これが「日の丸・君が代」なのか、とあらためて思い知らされる。し
かし、それが戦争につながり、「権威」や権力によって人を殺すことを強制されるよ
うになるのでは、滑稽で済む話ではない。
 その後のリード・イン・スピーク・アウトでは、大島孝一、太田昌国、大津健一、
栗原幸夫、桜井大子、中川信明、野上美保子、福富節男、武藤一羊、吉川勇一の各氏
が、「日の丸・君が代」が象徴するものに対する個々の思いを、短い文章を引きなが
ら語っている。それぞれの凝縮された思いを、ここで紹介することができないのが残
念だ。ぜひ買って読んでいただきたい。
(中嶋啓明/反天皇制運動連絡会周辺)

●発行:「日の丸・君が代」強制に反対する意思表示の会
 (電話/Fax:03-3234-4118)
●A5判/300円

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沖縄・安保Newsクリップ(1/20〜1/31)

 【1月20日】米国のブッシュ新大統領が就任(日本時間21日未明)。
 【1月21日】昨年5月、普天間飛行場内で電波発信施設TACAN(タカン)の屋根に上っ
た基地従業員2人が高出力電磁波を浴びた疑いのある事故で、当時、施設近くに警告
表示がなかった可能性がある、と琉球新報。
 【1月22日】沖縄の県立平和祈念資料館が、旧資料館の屋外に展示されていた沖縄戦
当時の日本軍の魚雷やトーチカ砲、米軍戦車のキャタピラなどを新館前広場に移す作
業を進めている、と沖縄タイムス。同館は、「以前あったものを移しただけ」として
いる。▼外務省の荒木清寛副大臣が、稲嶺知事らと懇談。副大臣は、日米地位協定の
見直しは厳しいとの認識を強調。▼岸本名護市長が「地元」三区との連絡会議第四回
に出席。
 【1月23日】「米軍用地特別措置法」に基づいて内閣総理大臣が行った土地の強制使
用認定は無効だとして、読谷村の楚辺通信所(通称象のオリ)に土地を所有する地主
ら2人がその取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が、那覇地裁で。▼米兵による不
祥事が相次いでいる問題で外務省沖縄事務所が、在沖米軍トップや県首脳、市町村の
代表者らを臨時に集め、再発防止に関する会合を開いた。県側が従来申し入れていた
米軍の教育プログラムに日本側講師を招くことは決まったが、それ以上に踏み込んだ
議論には至らなかった。
 【1月24日】米国グアム州のギテレス州知事が、グアム州の経済効果のため、在沖米
海兵隊など在沖米軍の一部を受け入れる考えを明らかにした。
 【1月25日】沖縄県観光リゾート局が、2000年の入域観光客が前年比0.8%減になっ
たと発表。主な要因の一つに沖縄サミット開催を挙げた。▼新嘉手納爆音訴訟の第3
回口頭弁論が、那覇地裁沖縄支部で。
 【1月26日】9日に起きた米海兵隊員によるわいせつ事件で、那覇地検が同海兵隊員
の容疑を県迷惑防止条例違反に切り替え、那覇簡易裁判所に略式起訴、罰金5万円を
請求、同簡裁が略式命令を出した。▼連合沖縄が地方委員会で、「海兵隊を含む在沖
米軍の兵力削減」を求めて百万人署名運動を展開する方向を確認。
 【1月28日】米太平洋軍準機関紙「星条旗」が、米軍関係者らの声として「沖縄の新
聞は米兵事件を販売に利用している」と報じた、と沖縄タイムス。
 【1月30日】米軍北部訓練場の過半返還に伴うヘリパッドの移設問題で、移設予定地
(7カ所)一帯にヤンバルクイナやノグチゲラなど、固有種や絶滅危ぐ種を含む動植
物が1849種が確認、と那覇防衛施設局が発表。
 【1月31日】森喜朗首相が第151回国会の施政方針演説。▼大分県の日出生台演習場
で2月8日から実弾砲撃訓練を行うため、在沖縄米軍の先発隊約110人が、嘉手納基地
からチャーター機で大分空港に到着。▼沖縄市東部海浜開発の埋め立て事業見直しを
訴える「泡瀬干潟を守る連絡会」の結成総会が、沖縄市内で。

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日出生台での3回目の米軍実弾砲撃演習と
 それを許し続ける日本政府に抗議する
 〈日出生台ピースアクション2001・春〉

 住民の反対の声を無視して日出生台では3度目の米軍演習が強行されようとしてい
ます。そして日本政府は、これを積極的に後押ししています。日出生台では1月25日
の監視情報センター設置から、抗議集会やゲート前現地住民集会などが取り組まれて
います。2月8〜20日の演習の監視行動も予定されています。
■2月8日(木)17:00〜/抗議集会(主催:玖珠地区平和運動センター/玖珠)
■2月10日(土)13:00〜/日出生台ハイキング(玖珠教職員組合)および「沖縄と日
出生台を結ぶ大分県女性の会」による米軍演習反対のビラ配り
■2月12日(月)13:00〜/日出生台演習場ゲート前集会(相乗りして車を減らすため
に、12:20分までに湯布院の見成寺にお集まり下さい。凍結で危険な場合は見成寺で
の会合に切り替えます。)、19:00〜/講演「地域通貨の持つ意義とその可能性」〜
自立した地域を住民自らつくっていくために〜(場所:湯布院町コミュニティセンタ
ー/講師:森野栄一/主催:地域内交易システムyufu/入場料:1000円
■2月20日くらいから米兵の集団外出が予想されます。監視行動にご協力いただける
方はご連絡下さい。ぜひ賛同を!
◆賛同カンパ(個人1口1000円/団体1口2000円)
◆運動支援の布製バッグ、バンダナも販売中!
◆郵便振替口座:01780-3-56320
        ローカルネット大分・日出生台
連絡・問合せ:ローカルNET大分・日出生台事務局
〒879-5102 大分県大分郡湯布院町川上1525-12(電話/Fax:0977-85-5003)
電子メール:yufukiri@fat.coara.or.j

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「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークが始動!

 1月21日、東京・数寄屋橋交差点では8人の方がマイクを握り、40人でビラ撒き。エ
イサー、歌、踊りなどのパフォーマンスも。この街頭行動(署名集め)で、いよいよ
新しいネットワークが動き出しました。
 地域の取り組みも山場を迎えるこの時期、当面は総理大臣あての署名(※)を集め
ることが中心になりそうですが、横の繋がりでいろいろなことが出来ればと思います
。みなさんの提案・参加・協力をお願いします。そして、全国の「日の丸・君が代」
強制反対に取り組んでいる市民団体が繋がっていけるようにしたいと考えています。
「こんなところに声をかけてみれば」ということも教えてください。連絡先は、目黒
教育ネットワーク(電話/Fax:03-3715-0414)など。
※「『日の丸・君が代』の強制を許さず、思想・信条の自由を守る施策を求める署名
」という名称。「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪(Fax:06-6130-
5543)などが集約している「『良心の自由』の制度保障を求める全国署名」ともども
、たくさん集めましょう。
(上原好一/「日の丸・君が代」の強制に反対する品川の会)

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第1回沖縄公開審理報告会

 1月12日(日)、東京・錦糸町のすみだ産業会館で、「沖縄収用委員会・公開審理
報告と今後の闘い」と題する集会が、沖縄一坪反戦地主会・関東ブロックの主催で行
われた(関東ブロックの総会を兼ねて)。
 これは、今年三月末で使用期限切れを迎える米軍楚辺通信所と牧港補給廠のうち地
主(2名)が契約を拒否した土地に対する強制使用裁決申請を受けて、17日に行われ
た第1回の公開審理の報告会である。報告者は、自身、審理の対象となる地主である
知花昌一さん。審理冒頭で、当山会長が「実質審議を行いたい」と、2度にわたる特
措法改悪で骨抜きにされたとはいえ、「独立した準司法機関」としての維持を表明し
、栗原那覇防衛施設局部長が裁決申請理由陳述で、相変わらず「我が国の平和維持に
寄与するため必要」と主張したと報告。知花さんは加えて、「『基地がなくなったら
沖縄の人は生活に困る』という声がいまでも聴こえるが、そんなことはない。基地が
あるから経済的な自立が妨げられている、このことを理解して欲しい」と訴えた。
 第2回の公開審理は2月23日で、午前中に収用委員会は楚辺通信所の立ち入り調査を
予定していて、午後は知花さんが国側の裁決申請理由に反論する陳述を行う予定であ
る。 (梶野宏・派兵チェック編集委員会)

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各地集会・行動予定(2/10〜2/25)

 2月10日(土)〜11日(日) 非核・平和条例を考える全国集会inヨコスカ 【10日
】13:00〜講演*山内徳信/提起*江橋崇/各地報告/18:00〜交流会【11日】9:00〜
分科会/11:30〜全体会/場所*横須賀市文化会館/1000円/主催*実行委(045-
253-3565 神奈川県地域労働文化会館)
 2月10日(土) 危ない教科書が「神の國」をつくる!? 開場*18:00/場所*文京区
民センター(三田線春日駅・JR水道橋駅)/講師*俵義文/300円/主催*アジア連
帯講座(03-3372-9401)
■「紀元節」復活反対・「ヒノマル・キミガヨ」の強制を許さない市民のつどい 時
間*14:00〜/場所*小樽市生涯学習プラザ・レピオ(稲穂小学校隣/電話:0134-
24-3363)/参加費*300円/主催*2.11市民のつどい実行委(T/F:0134-62-5247)
■度重なる米艦船 小樽入港問題を小樽市長(要請中)と共に語る市民集会 時間*
18:30〜/場所*小樽市生涯学習プラザ・レピオ/参加費*300円/山田市長には現在
、出席を交渉中です/主催*米空母に反対する市民の会(T/F:0134-62-5247)
 2月11日(日) 天皇制の戦争責任を追及し、「日の丸・君が代」に反対する2・11「
反紀元節」集会 【デモ】16:00集合/場所*西神田公園(総武線水道橋駅)【集会
】18:00開場/場所*全水道会館(総武線水道橋駅)/講師*西野瑠美子、西原博史
/主催*「紀元節」に反対する2・11集会実行委/連絡先*日本基督教団靖国・天皇
制問題情報センター(03-3205-7363)、反天連(03-3368-3110)
■「建国記念の日」反対、ホットライン開設、「日の丸・君が代」の強制を許さない
大阪集会 開場*12:30/場所*天王寺区民センター(地下鉄谷町線四天王寺前駅)
/講演*澤野義一、井上二郎(弁護士)、黒田伊彦/ビデオ上映、写真展あり/500
円/集会後ピースウォーク/主催*「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪
(fax:06-6562-6905)
 2月15日(木) 改憲試案を読む 時間*19:00〜/場所*日本キリスト教会館4F(東
西線早稲田駅)/報告*天野恵一/500円/主催*新しい反安保実V(03-3368-3110)
 2月17日(土) 80年代の「国際化と国粋化」を問い返す 時間*17:30〜/場所*文
京区民センター(三田線春日駅・JR水道橋駅)/講師*武藤一羊、天野恵一/連絡先
*反天連(03-3368-3110)
 2月23日(金) 沖縄県収用委員会・公開審理 時間*午後予定/場所*読谷総合福
祉センター/知花昌一さん側の陳述/問い合わせ*沖縄・一坪反戦地主会関東ブロッ
ク(090-3910-4140)
 2月24日(土)憲法の論じ方を変え、改憲論を 斬る → 1面参照
 2月25日(日)「日の丸・君が代」強制に反対する集会とデモ・神奈川 開場*
13:00、デモ出発15:30/場所*横浜市技能文化会館/講師*ダグラス・ラミス/500
円/主催*「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会(090-3909-
9657)
■「日の丸・君が代」強制反対千葉県民集会 時間*13:00〜/場所*千葉県労働者
福祉センター(モノレール市役所前)/主催*千葉県高等学校教職員組合
■戦争に協力しない!させない!練馬アクション総会 【総会】13:30〜【記念講演
】15:00〜/講師*中北龍太郎(弁護士)/場所*練馬勤労福祉会館(西武池袋線大
泉学園駅南口)/連絡先*03-3825-8428(池田)

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★私たち「戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国Fax通信」は、「沖縄の反基
地闘争に連帯し、「有事立法」に反対する実行委員会」(通称:新しい反安保実V)
との連名で、新宮正志・室蘭市長、井上博司・函館市長、鳥越忠行・苫小牧市長、山
田勝麿・小樽市長および堀達也・北海道知事宛に、米艦船の入港を拒否するよう求め
る要請書を送付しました(2月1日付)。
★これらの要請書は、なるべく早急に「全国Fax通信」のホームページにも掲載しま
す。
http://www02.so-net.ne.jp/~hanten/fax.html
★ぜひ多くの声を北海道へ!

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