全交（平和と民主主義をめざす全国交歓会）の杉谷といいます。複数のMLに投稿し
ていますので、重複して受信された方には申し訳ありません。
沖縄本島東海岸に生息するジュゴンに関して、さる１０月のＩＵＣＮ世界自然保護
会議で、その保護を求める勧告決議が採択されました。私たちは、この決議の誠実な
履行を図るためには、幅広い世論の力が必要と考え、日本政府に対して「ＩＵＣＮ勧
告決議の履行を求める」請願署名運動を呼びかけ、進めてまいりましたが、このたび
12月26日より、インターネット署名を開始しましたのでご案内します。ぜひご協力く
ださるようお願いします。
アドレスは
http://www2r.biglobe.ne.jp/~zenko/sendmail/dugong.html
です。
さる１２月１８日には、署名の第一回提出行動をおこない、総理府に対して20,212
筆の署名を提出してきました。またこの日、防衛施設庁への要請文手渡し、環境庁・
水産庁への要請行動をおこなってきました。この日で各省庁への要請行動は３回目に
なりますが、各省庁とも「ジュゴンの保護」については言及をしており、ＩＵＣＮの
勧告決議の重みを感じると同時に、しかしそのために具体的にどうするかは、市民の
側からの広範な働きかけがなければ、動かないということもあきらかになってきまし
た。
１２月１８日の各省庁への要請の簡単な報告は下記にのせました。
http://www2r.biglobe.ne.jp/~zenko/18campain.htm
ジュゴンのすむ海・自然を、軍事基地のために破壊させてはならない！ この当た
り前の声を実現させるために、今私たちはＩＵＣＮ世界自然保護会議の勧告決議とい
う、とても大きな支えを手にしています。今この声を、「ＩＵＣＮ勧告決議の履行を
求める」対政府への署名と言う形で、全国に広げていただきたいと思います。
この趣旨に賛同くださる個人・団体の方々が、あらゆる形態でこの声を広げて下さ
るようお願いします。
以下は、政府への「ＩＵＣＮ勧告決議の履行を求める」請願署名の全文です。
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十月十日、世界自然保護会議（ＩＵＣＮ）は、日米両国政府に対して沖縄のジュゴ
ン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全を求める勧
告を決議しました。ＩＵＣＮは、七十五ケ国の政府、百十一を数える環境庁などの政
府機関七百三十二団体ものＮＧＯ（非政府組織）が
加盟する政界最大の自然保護組織です。沖縄本島中北部の豊かな自然環境とジュゴン
やノグチゲラ、ヤンバルクイナを保全するための勧
告決議を実行するために以下の三点について要請します。
【要請事項】
１．ＩＵＣＮ総会の保全決議を履行すること
２．政府はＮＧＯ団体との協議を行い、調査活動と保全計画立案のために、国内外の
研究者・専門家およびＮＧＯ団体の参加を保障する
こと。
３．沖縄県名護東海岸（辺野古沿岸域）への米軍基地建設計画を撤回すること。
内閣総理大臣 森 喜朗 殿
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杉谷 伸夫 sugitani@fa2.so-net.ne.jp
全交（平和と民主主義をめざす全国交歓会）
zenko@mwc.biglobe.ne.jp
http://www2r.biglobe.ne.jp/~zenko
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