From: "NAKADA Hiroyasu" <nakada_h@jca.apc.org>
To: "keystone" <keystone@jca.apc.org>
Subject: [keystone 3392] コザ暴動を語る
Date: Fri, 15 Dec 2000 18:20:52 +0900
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仲田です。
もう30年にもなるのか、という思いです。
その日は、嘉手納基地から毒ガスの持ち出しを阻止するために、主要ゲートに
は労働組合を中心に座り込みをしていました。その行動も一応終わり、普通は
それからコザで一杯やるところでしたが、私たちが配置されたところが比較的
寂しいところだったことと、連日の阻止行動で疲れていたので、そのまま帰宅。

翌日の新聞で、「暴動」の発生を知り、複雑な気持ちであったことを思い出す。
歴史的な現場に遭遇できなかったことを残念に思う反面、しかし、現場にいた
ら確実に石を投げていただろうから、それが避けられたことに安堵したこと。
 
 

チラシより
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                            あれから30年
                          コザ暴動を語る集い

 1970年12月20日未明、コザ暴動が発生した。沖縄市中心街のゲイト通
り、ゴヤから諸見里にいたる約2キロにわって、米軍車両82台が民衆によって
焼き打ちされた。連続しておきた米軍人による2件の交通事故が引き金になって
起きた民衆の決起と暴動−その背景には、25年におよぶ過酷な米軍支配への鬱
積した県民の怒りがあった。
 あれから30年−沖縄の現実は変わっただろうか。基地は強化の一途をたどり、
近代化され、固定化の方向はますます強まっている。日本政府の二度に渡る特措
法改悪によって、新たな土地強奪が始まっている。市民投票や県民投票による県
民意思も完全に封じられ、民主主義は否定された。
 米軍人による強盗、強姦などの凶悪犯罪も後をたたない。
 私たちは、今日の危機的状況の中で、30年前に起きた「コザ暴動」の意味を
問いなおし、歴史の遺産を受けつぎ・さらなる検証をすることによってこれから
の沖縄を考える契機にし、大衆運動の出発にしたいと思います。
 集会の趣旨に賛同し、参加してくださるよう、おまちしています。

                                  記

日 時  12月20日(水)午後6時〜9時30分
場 所  中頭教育会館3Fホール
参加費  500円(資料代、会場費、運営費等)
 

集会内容
第1部  「ひとり語り」       桑江 テル子
第2部  シンポジウム
 ★「コザ暴動の戦後史的位置づけ」  比屋根 照夫
 ★「米軍がみたコザ暴動」      保阪 廣志
 ★「ジャーナリストがみたコザ暴動」 吉岡 攻
 ★「体験者の報告」         神田 栄光
 ★コーディネーター         崎山 律子
  *フロアーからの発言

主  催  「コザ暴動を語る集い実行委員会」
協賛団体  中部地区労働組合協議会
       沖縄市市職員労働組合
       沖教組中頭支部
       高教組中頭支部
 
 

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仲田博康
nakada_h@jca.apc.org



 
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