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〈東京・練馬から〉自衛官募集への非協力のニュース
発信者＝井上澄夫（戦争に協力しない！させない！練馬アクション）
発信時＝２０００年１０月１９日
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自衛官ＯＢの組織・隊友会が、去る９月、練馬区議会に、自衛官募集業務への、よ
り一層の区の協力を求める請願書を提出したこと、それに対して反撃が始まったこと
を、すでに〔ａｍｌ１９２４０〕と〔ａｍｌ１９２９０〕で報告しました。その後、
練馬区議会に、小松 丸さんを代表とする陳情とは別に、もう一つ陳情が提出されて
いたことがわかりましたので、それを以下に、掲載します。
隊友会の請願書に対抗して出された陳情は、全部で２通でした。私たちは、それら
の審議に注目しています。１１月に入ってから、また報告することにします。
以下に、陳情書を紹介します。
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自衛官募集に関する陳情書
２０００年９月２６日
東京都練馬土支田（以下略）
練馬に自治をつくる会
代表者 氏名・電話略
練馬区議会議長 土屋 新一 殿
要旨
練馬区として自衛官募集に協力するようなこと、例えば自衛官募集の記事を区報に
掲載するとか区庁舎アトリュウム等に自衛官募集のポスターを掲示するとか、それに
類するようなことは、これまで通り行わないよう、練馬区に働きかけて下さい。
理由
衆知（ママ）のように、日本国憲法は前文で、「平和を愛する諸国民の公正と信義
に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」としております。１５年
にわたる戦争で悲惨な経験を強いられた私どもにとっては、誠に貴重な宣言であり、
その実現を希求するものであります。ところで現在の自衛隊は、それが戦力であるな
らば、憲法第９条に違反することは明らかであり、前記の憲法前文に悖ることになる
ことも避けられません。そのような自衛隊の隊員募集に協力するということは、「非
核都市練馬区宣言」で「日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念」を生かすことを
願った練馬区および練馬区民にふさわしいこととは到底考えられません。
以上の理由により、練馬区議会として、練馬区に対して、要旨で述べたような働き
かけをして頂きたく、ここに陳情する次第です。
以上
署名簿 署名人数 人
（以下略）
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