（from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更）
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Date: Fri, 06 Oct 2000 14:50:28 +0900
From: 和田 喜太郎 <YRX00535@nifty.ne.jp>
Subject: [aml 19306] １１・３ 神戸の憲法集会
神戸の憲法集会の案内がありましたのでお知らせします。
案内ビラからの呼びかけ文も付け加えておきます。（00/10/06 和田）
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【憲法公布５４周年】
１１・３ 憲法をいかす市民の集いｉｎ神戸
★神戸港の軍事利用反対、憲法改悪は許さない
★危機に立つ「非核神戸方式」 神戸から改憲ＮＯ！の声を
●日 時：１１月３日（金）午後１時３０分〜
●場 所：神戸市立婦人会館（神戸駅北５分、湊川神社西）
●プログラム
◇オープニング 〜平和を歌う〜
◇講演：『いま、憲法と平和が危ない』加藤晋介氏（弁護士）
◇参加者からの発言、報告など （終了後デモ・ハーバーランド→元町）
●主 催：同「集い」実行委員会
●連絡先：「憲法をいかす会・神戸」 TEL:078-361-3655 FAX:361-3614
◆ ◆ ◆
今年の３月１８日、「非核神戸方式」は２５周年を迎えました。この方式によって、
１９７５年以後、アメリカの艦船は一隻も神戸港に入港していません。核兵器積載艦船
の入港を拒否するという「非核神戸方式」は、国際商業貿易港である神戸港が戦前・戦
後を通じて戦争のために使われ、市民やその生活に大きな不安と混乱を与えた反省をも
とに、多くの市民の平和を求める思いから生まれたものです。
■危機に立つ「非核神戸方式」
しかし今、この「非核神戸方式」が危機に立っています。神戸港をめぐっては、新ガ
イドライン関連法の成立を前後して、「非核証明書」なしでのカナダ艦船人港、たび重
なる海上自衛艦の入港や演習、アメリカ大使などによる米艦船入港希望発言などがあい
ついでいます。
そして、これに呼応するように、将来性のない神戸空港利用や、売れないポーアイ２
期土地売却の打開策として神戸市は医療産業都市構想を打ち出し、アメリカをはじめと
する外資系企業の誘致を積極的に行っています。一方、神戸財界も「非核神戸方式」が
神戸経済発展の“足かせ”になっていると発言するなど、今後、医療産業都市構想に絡
んだアメリカからの圧力とともに、「非核神戸方式」見直しの動きが強まることは必至
で、米艦船の入港打診も時間の問題となっています。
ところで、周辺事態法では自治体が管理する港湾の使用協力が定められていますが、
政府の解説書では、地方議会の決議等は協力拒否の理由には当たらないとし、民間港を
再び強制的に戦争のために利用しようとしています。
■憲法まもって平和なアジアと世界を 神戸から改憲ＮＯ！の声を
昨年は周辺事態法をはじめ、国旗・国歌法、盗聴法の制定、住民基本台帳法の改悪な
ど、平和憲法体制を真っ向から否定する動きが強まり、日本が「戦争ができる国」へと
準備が進んできました。その総仕上げとして、いま国会の『憲法調査会』では「押しつ
け憲法だ」「軍隊保持は当然」など、九条を中心に改憲の大キャンペーンが繰り返され
ています。
１１月３日は憲法公布５４周年です。この危険な憲怯改悪の流れに神戸から声をあげ
ていきましょう。憲法の平和主義の精神を具体化した「非核三原則」の空洞化を許さず
実質化する運動を強めていきまきしょう。強まる神戸港の軍事利用の動きに反対し「非
核神戸方式」を守り広げていきましょう。
◆ ◆ ◆
■講師紹介：加藤晋介（かとう しんすけ）さん
岡山県生まれ。東大卒後８２年弁護士登録、現在辰巳法律事務所所長で東海大・立命
大など非常勤講師。『日本憲法のしくみ』『入門・憲法の読み方』ほか著書多数。
※加藤さんの話聞いたことがあります。分かりやすく話してくれます。長崎出身の木村
晋介さんとは違います。現在、集会賛同人を募っています。詳しくは連絡先へ。
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