From: ic3t-kwt@asahi-net.or.jp
Date: Wed, 5 Jul 2000 11:23:08 +0900 (JST)
X-Sender: ic3t-kwt@pop.asahi-net.or.jp
To: keystone@jca.apc.org
Subject: [keystone 2840] 沖縄サミットにあたっての国際連盟アピール
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 2840
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

日本平和委員会の川田忠明と申します。

 私どもは、G8サミットにあたって、沖縄の米軍基地の現状を
国際的に告発するとともに、基地の縮小・撤去をもとめる沖縄の
人々の要求とたたかいを支持する国際的な連盟アピールを組織し
つつあります(アピール全文は、下記参照)。

 現在までに、世界の80を超える団体・個人から支持・賛同が
よせられています。そのなかには、国際平和ビューロー(IPB)
会長、国際平和自由婦人連盟(WILPF)書記長、世界平和評
議会(WPC)名誉議長などの国際組織の代表をはじめ、5大陸
の平和、環境、人権団体がふくまれています。とくにイタリア、
インドネシアでは、母国語に翻訳して、自国内での支持をひろげ
る動きもうまれています。

 できるだけ多数の海外の方々の賛同を得て、記者会見で発表し
ていきたいと思っています(第一次分を7日あたりに、サミット
直前に最終集計を沖縄で発表の予定)。

 アピールの趣旨にご賛同きただけるのであれば、是非、みなさ
ん方の国際的なつながりもいかして頂いて、海外の友人にはばひ
ろくよびかけていただけると幸いです。

 また、このML以外にも、投稿可能なML(内外)があればご
連絡いただけると幸いです。
 みなさん方のご協力を、よろしくお願いいたします。

川田忠明
日本平和委員会・理事
世界平和評議会・書記

===========================================

国際連名アピール(日本語)

 私たちは、平和と安全をねがう世界の人々に、G8サミット(七月二十一日〜二十三日)が、
沖縄で開かれることに特別の注意を喚起したいと思います。この日本の小さな群島は、主権国
家の領土としては世界的に例をみない、植民地的ともいえる外国軍基地の重圧をうけています。

 沖縄には、その面積の一割以上(本島の二割以上)をしめる膨大な米軍軍基地が存在してい
ますが、これらはそもそも、国際法を蹂躙して不法に建設されたものです。
 第二次大戦で沖縄を占領した米軍は、終戦後も沖縄県民を収容所にいれ、土地を対価も支払
わずに取り上げ、強制的に基地を建設しました。これは、戦時でも私有財産の没収を禁じ、軍
事収用であっても対価の支払いを義務づけている、ハーグ陸戦法規への明白な違反です。
 しかも一九五三年からは、ブルドーザーで住居を破壊し、焼き払うなど、無法な土地取り上
げが、終戦直後よりもさらに大規模に行われ、現在の広大な米軍基地がつくられていったので
す。

 今日では、これらの基地が、沖縄県民の人権と安全を蹂躙する元凶となっています。
 日本政府と沖縄県の統計によると、この三十年間で米兵による犯罪は約五千件に達し、その
一割以上は、殺人や強盗、強姦などの凶悪犯罪です。ところが、在日米軍には、米国の法律も
適用されず、犯罪を犯した米兵が、特権で守られているのが実態です。また、騒音被害は、県
民の三七%におよび、軍用機の墜落・炎上事故もたびたび発生しています。
 これらの事態が「すべての人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する」(世界
人権宣言)ことを厳粛に宣言した国際社会の規範に反するものであることは明白です。

 さらに重大なことは、これらの基地が、アジアと世界の平和への脅威となっていることです。
 沖縄には、在外米軍基地としては世界で唯一、海兵隊が駐留しています。朝鮮半島と中国を
眼前におくこの海兵隊は、先遣攻撃をその任務とする部隊です。こうして沖縄は、米軍のアジ
ア・太平洋地域における重要戦略拠点とされているのです。
 しかも、サミット開催地である名護市に最新鋭基地の建設をねらうなど、アメリカは、その
先制攻撃と干渉の戦略にそって、在沖米軍基地をいっそう強化しようとしています。
 これが、紛争の平和解決、主権尊重、内部問題不干渉などの国連憲章の諸原則をふみにじり、
アジアと世界の平和の流れに逆行するものであることは明白です。

 G8諸国は、民主主義、人権、平和を共通の「価値観」とすることを表明していますが、彼
らが集うこの沖縄こそ、これらの「価値」が乱暴に蹂躙されている現場に他なりません。二十
世紀最後のG8サミットを沖縄で開催するのであれば、日米政府は、この沖縄米軍基地の現状
を是正するために、基地の縮小・撤去の行動をただちにはじめるべきです。
 沖縄の人々は、戦後半世紀以上にわたって、米軍基地の重圧とたたかい、それからの解放を
もとめてきました。二十一世紀を目前にしたいま、すみやかにこの願いが実現されるべきです。
私たちは、沖縄の人々の要求を支持し、そのたたかいに心からの連帯を表明するものです。

===========================================
(英文)

               International Appeal
          on the U.S. Bases in Okinawa
on the occasion of the G8 Summit Meeting
     Okinawa, Japan, 21-23 July, 2000

        We would like to draw your attention to the fact that coming G8
Summit Meeting (21-23 July) will be held in Okinawa. This small group
of islands, like a colony, are burdened with U.S. military bases, as has
never seen in other territory of sovereign states in the world.

        There are huge U.S. bases in Okinawa which occupies more than 10%
of the whole territory (20% of the main island). These bases were built
in violation of international law.
         The US Military forces, occupying Okinawa in the Second World War,
built their bases by force, sending surviving citizens to concentration
camps and taking their land without payment. It was a clear violation of
The Hague Convention that prohibits the confiscation of private property
even during war, and that obliges to pay for their property requisitioned
even in the case of military necessity.
        Further more, since 1953, bulldozing houses and burning them, the
U.S. Forces had o



 
  • 1998年     3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2000年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

  • キーストーンメーリングリスト 目次