To: aml@jca.apc.org, keystone@jca.apc.org
Subject: [keystone 2686] 戦争協力拒否FAX通信5月6日号
From: toshimaru ogura <ogr@nsknet.or.jp>
Date: Sun, 14 May 2000 02:31:13 +0900
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Lines: 480
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X-Sequence: keystone 2686
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

小倉です。戦争協力拒否FAX通信5月6日号です。

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        戦争協力を拒否し
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   ∨∨ YY    YY YY   YY YY  ∨∨
   ∨  YYYYYY YY  YY   YYYY   ∨
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   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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    新ガイドライン・有事立法に反対する
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●「戦争協力を拒否し、新ガイドライン・有事立法に反対する全国Fax通信」の
 ファクシミリと郵送での購読料は半年間3,000円です。
●この9月中旬から新たに再スタートとなります。ファクシミリ/あるいは郵
 送での定期購読者を募集しています。ぜひ、定期購読をお願いします!
●この【電子版】は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、もちろん、こうしたメディアを編集し、発行を継続してゆ
 くためには、様々な経費が必要です。
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 組みに意味があるとお考えの方は、*是非カンパをお送りくださるよう*お
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【電子版】
戦争協力を拒否し、新ガイドライン・有事立法に反対する全国FAX通信
No.16 2000年5月6日(月2回発行)
◆◆◆第2期・第4号◆◆◆

東京都千代田区三崎町3−1−18 近江ビル4階
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郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
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目次
●新しい沖縄県平和祈念資料館の展示内容の問題について考える
●沖縄・名護への新たな米軍基地建設に反対!
  −−街頭情宣行動に、ぜひ参加を!
●「6・18 シンポジウム−−沖縄サミットと民衆の安全保障」にぜひ参加を!
  −−そして「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムへ!
●ていこうせん
●報告/第4回沖縄交流キャンペーン−−予想を越える「サミット効果」
●リレー連載「……こんな運動してます!」
   −−ゴランPKO派兵に反対する三多摩行動
●米海軍揚陸艦の博多港入港に対する抗議行動
●パンフ紹介
  『債務の鎖をたちきるために』1、2
●沖縄・安保 News クリップ(4/14〜4/28)
●名護市民投票裁判・判決公判へ!
●「しないさせない戦争協力」関西ネットワーク
  −−第1回総会開かれる
●各地集会・行動予定(5/10〜5/21)
●事務局から

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新しい沖縄県平和祈念資料館の展示内容の問題について考える

 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会、沖縄平和ネットワーク主催の「新沖
縄平和祈念資料館を考えるシンポジウム」が4月28日に那覇市内で開かれた。こ
のシンポの報告が『沖縄タイムス』(4月29日)で、このようになされている。
 「十五、六歳の時、鉄血勤皇隊として沖縄戦に参加した長田勝男さんは、ガマ
の展示について『日本の軍隊と住民が雑居していたのに、その事実が全然ない』
と語気を強めた」。
 「監修委員らは遅れた作業の経緯や課題を報告した」。
 「英訳文の不備については『昨年の(展示改ざん)問題が起った後で、行政は
監修委に一度も指示していない、訳者の勉強不足ではないか』と説明。今後の運
営のため『県に展示資料の図録やデーターベース、資料館ガイドが必要だという
要請文を出した』と話した。/大城将保元監修委(県立博物館長)も『資料収集
から取捨選択、写真の説明文作りを五カ月でやるのは常識的に不可能だった』と
し『開館の延期を何度も要請したのに、県が四月一日にこだわったため、見切り
発車になった』と不満をぶつけた。/『県行政の熱意不足を痛感した。七十数億
円をかけた大事業なのに、準備室は設置されず、実際に作業をする部会もつくら
れなかった。監修委員会の会議も県は三回しか予定していなかった。県職員は
次々とかわり、つじつまを合わすだけで、蓄積がなく、だれも責任を持たない。
行政体質が問題だ』と厳しく批判した」。
 とにかくつじつまをあわせて、4月1日にオープンするという強引な県(行政)
の姿勢が、様々な批判をうみだす展示になった大きな原因の一つであったことが
具体的に示されている。この資料館は「住民の視点」から、さらにつくりかえら
れる努力がなされなければならない、とそこで語られている。
 英文解説については、沖縄へ行った私たちのグループが発見し、4月16日の沖
縄大学での集会で報告した結果、問題化したというプロセスもあって(本紙前号
を参照)、非常に気になっていたが、全体的な批判的検証の流れの中で、それな
りに運動的に積極的な提起となっていったことが確認できるのはうれしい。
 もう一つ私たちが注目しておかなければならないことは、沖縄の右派グループ
の、公的な仕事から「一坪反戦地主会」のメンバーを排除せよ、という陳情が、
沖縄県議会で採択されてしまった件だ。これは、大田県政下でえらばれた監修委
員会のメンバーが、平和祈念資料館の監修委を継続させよと要求した状況下で、
出されたものである。県政が、今後あらためて「改ざん」するのにやりやすい条
件をつくりだすために、それは出されたのである。
 戦争の記憶(歴史)をめぐって、反対の立場からの綱引きが始まっているの
だ。 
 私たちは、この沖縄の「戦争の体験(記憶)の改ざん」問題のゆくえに、さら
に注目し続けたい。また、自分たちの足もとにある戦争資料館は、沖縄のそれと
比較すべくもない、はるかにグロテスクなものであるという事実をも想起すべき
であろう。そうしたものへの、私たち自身の何らかの働きかけも、同時に考えて
いきたい。
(天野/事務局)

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沖縄・名護への新たな米軍基地建設に反対!
 −−街頭情宣行動に、ぜひ参加を!

第8回・5月7日(日)/第9回・5月21日(日)
2回とも午後1〜3時/数寄屋橋(銀座)

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「6・18 シンポジウム−−沖縄サミットと民衆の安全保障」にぜひ参加を!
そして「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムへ!

 「戦争協力を拒否し、米軍基地の沖縄内移設に反対する実行委員会(新しい反
安保実4)」は、6月18日に「6・18シンポジウム−−沖縄サミットと民衆の安全
保障」を企画している。
 これは、同実行委とピープルズ・プラン研究所の共催で開かれた昨年12月5日
の「シンポジウム『民衆の安全保障』とは何か−−米軍基地の『県内移設』に抗
する沖縄と私たち」および1月29日の「沖縄・名護への米軍基地押しつけを許す
な! 1・29集会」、さらには4月16日に沖縄の人々と共に沖縄大学で実現した
「基地移設・沖縄戦史の改ざん問題を通してサミットと〈民衆の安全保障〉につ
いて考える集い」という一連の積み重ねの一環としてある。
 そして、このシンポジウムから、6月29日〜7月2日の「『民衆の安全保障』沖
縄国際フォーラム」へと、つなげていきたいと考えている。ぜひ、積極的な参加
と協力を!
(岡田/新しい反安保実4)

◆◆6・18シンポジウム −−沖縄サミットと民衆の安全保障◆◆

●6月18日(日)文京区民センター(JR水道橋駅、地下鉄三田線春日駅)にて
●分科会(13:00開場/13:30開始)
(1)「人道的介入」を考える−−問題提起:益岡賢(翻訳家)、太田昌国(新
しい反安保実4)ほか
(2)戦争の記憶の改ざんと安全保障−−問題提起:栗原幸夫(編集者)、鵜飼
哲(一橋大学教員)、天野恵一(派兵チェック編集委員会)
(3)軍隊と女性−−問題提起:牧田真由美(NO! レイプ NO! ベース 女たちの
会)ほか
●全体会(18:00開場/18:15開始)−−発言:島田正浩博(一坪反戦地主会)、
ダグラス・ラミス(政治学)
●参加費:前売1000円/当日1200円
●主催・問い合わせ先:新しい反安保実4(電話/FAX:03-3368-3110)

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ていこうせん

 「安全保障ツアー」の帰り、渡嘉敷島へ渡った。「すんません、今、港なんで
すけどお」というぶしつけな私たちを、「日本軍慰安婦」の慰霊モニュメント建
立に尽力されたKさんは、こころよく案内してくださった。モニュメントは気持
ちの良い高台にあった。流石に朝鮮半島は見えないが、吹き抜ける海風はきっと
「慰安婦」にさせられた人々の故郷にも届くのだろうと、むしろこちらが慰めら
れるような、そんな場所だった。
 地元では、やはりモニュメントに対する抵抗感はあるらしい。特に家を慰安所
として提供させられたような人達には「家の恥」として感じられるという。だが
彼らもまた、日本軍から家を接収されたに違いなく、恥じなくてはならないのは
もっと違う人々だ。そしてどのような理不尽な力で結ばされた縁であったとして
も、彼女らをなかったことにするのでなく、その存在と向かい合い、想いを凝ら
していくことでしか、彼ら、そして私たちの心もやすらぐことはないのではない
か。帰りの東シナ海の上で「お気楽なヤマトンチュ」はぼんやりと考えた。
(み)

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報告/第4回沖縄交流キャンペーン−−予想を越える「サミット効果」

 4月21日から29日まで9日間にわたる第4回沖縄交流キャンペーンが幕を閉じ
た。名護への基地押しつけが繰り返され県内移設がまかり通る厳しい状況の中
で、継続されている運動と響きあう「本土」側の運動を探る手がかりは掴めただ
ろうか。
 今回は名護から宮城保、具志川から崎原盛秀、宜野湾から島田善次、那覇から
新田千鶴子の各氏においで頂いた。毎度のことながらハードスケジュールで昼は
組合や部落解放同盟へ、夜は地域集会へと存分に働いて頂いた。
 一番手は大田区での南部集会。新田さんはざっくばらんな語り口で開催決定か
ら一年を経たサミット光景を伝えた。参加国の旗が保育園や人気のない所にまで
翻り、まるで運動会の万国旗さながら。関連工事に働く姿もここそこに。国道58
号線の街路樹も警備目的からか見事に刈り込まれてしまった。会場からの質問は
ヘリ基地反対協がリコールに踏み切れなかった理由に集中した。彼女は言葉を選
びながら“サミット景気”の中で市民の反応を考えると非常に難しいことも大き
な原因だったのではないかと回答してくれた。
 二番手の島田さんは組合青年部の若い人たちに期待しますと前置きして、「本
土」での差別体験や普天間飛行場の爆音に晒される生活を例に挙げながら、歴史
的・構造的な“沖縄差別”を明らかにされた。5月の平和行進に参加する彼ら
に、事前学習を積んで来るようにと強調された。
 最終日は立川での三多摩集会の崎原さん。「稲嶺県政は新平和祈念資料館の展
示内容を反日的ではない方向に改ざんしようとした。オープンしてからも日米両
政府に都合の悪い部分の訳が欠落していることがわかった。沖縄戦の実相を歪め
る行為を県民は決して許さない」。
 全体的に参加者は昨年より少ないが、主催者の取り組みとしては三線や琉舞を
加えたり物産販売など工夫がされていた。特に西部集会の沖縄県人会青年部によ
る寸劇「君はジュゴンをみたか」は好評であった。
(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック 野口裕子)

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リレー連載「……こんな運動してます!」
 −−ゴランPKO派兵に反対する三多摩行動

 陸上自衛隊小平駐屯地は、東京・三多摩の小平市にあり、旧陸軍中野学校の流
れをくむと言われる「調査学校」、そして会計管理などに関する「業務学校」が
あります。戦闘機や戦車などがあるわけでもなく「地味」な基地です。しかしこ
こでは、1996年2月から現在も続いている、ゴラン高原UNDOF(国連兵力引き離し
監視軍)への自衛隊派兵要員の語学訓練が行われているのです。UNDOFへの派兵
部隊は半年交替で、その派兵の前に、おおよそ3ヶ月の語学訓練が春と秋に行わ
れます。
 この自衛隊のUNDOF派兵は、すでに丸4年を超え、のべ400人以上の自衛隊員が
参加している、非常に大きなPKO作戦です。今は、この8月に派兵される第10次隊
の語学訓練真っ最中のはずです。しかし日本のマスメディアは、この自衛隊派兵
についてほとんど報道しなくなっています。「忘れられた」というよりも、「意
図的に報じないなかで、既成事実のみが積み上げられている」とさえ思えます。
 日本政府は、(1)中東和平問題はわが国の利害に直結する重要課題、(2)
UNDOFは中東和平の懸案であるイスラエルとシリア間の和平交渉を下支えする上
で重要、(3)自衛隊の活動に対し関係国が高く評価している、として派兵を正
当化しています。しかし現在の中東和平プロセスは、イスラエルと、これを支援
するアメリカに都合の良い形での「和平」でしかないことが、今ますます明確に
なってきています。現在準備されているイスラエル軍の南部レバノンからの撤退
についても、イスラエル北部の安全保障を確保するためとして、UNIFIL(国連レ
バノン暫定軍)の強化さえ国連レベルでは検討されていると報じられています。
イスラエルの長年の軍事占領がもたらした「ツケ」を国連PKFが代わりに支払
う、という構図なのです。
 私たち「ゴランPKO派兵に反対する三多摩行動」は、派兵の第1次隊から毎
回、この小平駐屯地での語学訓練と自衛隊派兵に反対する集会とデモを行ってき
ました。小さな取り組みですが、「派兵反対!」の声を地元で上げ続けていきた
いと考えています。ぜひ参加を!
●集会:5月27日(土)午後1時から、小平中央公民館(西武多摩湖線一橋学園
駅下車、徒歩7分)。
●「自衛隊の治安出動と防災」をテーマに池田五律さん(派兵チェック編集委員
会)のお話、ビデオ「関東大震災朝鮮人虐殺記録映画・隠された爪跡」上映な
ど。
●集会後、小平駐屯地までデモを行います。
(森田ケイ/ゴランPKO派兵に反対する三多摩行動)

●連絡先:電話/FAX:042-525-9036(立川自衛隊監視テント村)

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米海軍揚陸艦の博多港入港に対する抗議行動

 1月のミサイル巡洋艦「ビンセンス」に続いて4月14日、米海軍のドッグ型揚
陸艦「ジャーマンタウン」17,000トンが博多港に入港し中央埠頭9号岸壁に接岸
しました。前日に知り得た私たちでしたが、1月に引き続き入港直後の午後6時
から抗議の行動を現地で行ないました。「博多港の軍事利用に反対する」との横
断幕を掲げ、「入港・接岸を許さないぞ」「博多港をアメリカ軍の前線基地にす
るな」「ジャーマンタウンは直ちに出て行け」と声をあびせ、私たちの怒りと抗
議の意思を表し、抗議文を読み上げました。なお、同文は後日米国福岡領事宛に
郵送されました。マスコミも大きく取り上げました。
 ガイドライン関連法が制定され、博多港や福岡空港が米軍によって利用される
度合いが急速に高まっています。しかし、そういう状況だからこそ、沖縄や福岡
での九州・沖縄サミットにむけての運動と連携しながら民間施設の軍事利用に反
対する運動を一層力強く進めていこうと話し合っています。4月23日も、福岡市
天神で沖縄米軍基地県内移設反対署名や戦争協力拒否宣言署名などを市民に訴え
ながら、「ジャーマンタウン」入港抗議の宣伝活動を繰り広げました。
(脇 義重/「戦争法」に反対するネットワーク・福岡)

◆「ジャーマンタウン」博多港入港に抗議する◆
 本日、在日アメリカ海軍のドック型揚陸艦「ジャーマンタウン」(17,000ト
ン)が博多港に入港し中央埠頭に接岸した。私たちは、入港に抗議し直ちに出港
することを求める。/日米安保ガイドライン関連法が制定された頃以降、福岡空
港と博多港が頻繁に軍事利用され始めている。今年1月にはアメリカ海軍ミサイ
ル巡洋艦「ビンセンス」が博多港に強行入港し、須崎埠頭への接岸を画策した。
「ジャーマンタウン」は中央埠頭に接岸した。このような入港・接岸が続けば、
博多港のすべての埠頭が軍事目的に徴用され、博多港湾がアメリカ海軍の軍港と
化してしまう。/わたしたちは、アメリカ海軍のプレゼンス(存在)とその作戦
行動が、近隣に軍事的緊張をたかめるものであると、アメリカ政府に抗議してき
た。しかし、抗議にも拘わらず、今回も繰り返された。今回の入港目的は「友好
親善と観光」とされている。しかし、実際にはアメリカ海軍艦艇の博多港「慣
熟」作戦であり、また、軍事作戦に必要な情報の収集であり、許すことはできな
い。/わたしたちは、福岡市長に、博多港湾の施設が軍事利用されることから、
接岸を許可しないよう求めてきた。また、補水など物品と役務を行い作戦行動を
支えることのないよう強く求めてきた。今回も同様な要求を福岡市長に行う。/
ここに、「ジャーマンタウン」の入港に抗議し、直ちに出港するよう求める。
 2000年4月14日 「戦争法」に反対するネットワーク・福岡

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パンフ紹介
『債務の鎖をたちきるために』1(300円)/2(200円)

 2000年中に、返済不能なまでにふくれあがった第三世界の貧困諸国の債務を帳
消しにしようという運動が広がっている。ジュビリー2000のキャンペーンだ。
ジュビリー(Jubilee)とは、旧約聖書にいう50年ごとの「解放の年」のことで
あり、古代イスラエルでは、この年に失った土地が元の所有者に返還され、奴隷
は解放されたという説によっている。1990年から始まったこの運動の目標は、西
暦2000年の「ミレニアム」という節目にあたって最貧国の抱える債務をキャンセ
ルし、全世界で13億人にものぼるという絶対的貧困にあえいでいる人びとの問題
を克服していくための最低条件を作りだすことにある。
 1999年のケルン・サミットでは、5万人の「人間の鎖」によってG7サミットの
会場が包囲され、1700万人の債務帳消しを求める署名が提出された。それによっ
て2国間債務ODA債務の完全帳消しをふくむ総額700億ドルの削減など、一定の前
進が実現された。しかしそれは、IMFによる構造調整政策を前提としたものであ
り、運動の側が要求しているものとは大きく異なっている。IMFの構造調整政策
こそが、債務返済のために、貧しい国々の医療・教育などの社会支出を削減し、
多国籍企業のために地場産業や農業を破壊し、効率化の名の下に民営化を強行し
て、失業を拡大するなど、貧困や飢餓をいっそう蔓延させる元凶といえるから
だ。
 日本政府はG7の中で、債務帳消し問題について最も消極的である。日本政府は
債務帳消しについては「原則的に否定」しており、40年間の長期にわたって返済
を繰り延べにした上で、「商品購入援助」としての「債務救済無償援助」を提供
するというものだ。それは援助対象国に日本への経済的隷属関係を押しつけるも
のであり、債務国が債務帳消しによって利用可能となる財源を医療・教育などに
まわす可能性を奪うことになってしまう。最大のODA供与国である日本がこうし
た態度を取っているのだ。
 債務帳消し日本実行委員会(ジュビリー2000日本委員会)が発行している2つ
のパンフ『債務の鎖をたちきるために』(1、2)は、「南」の諸国の経済的・社
会的発展を阻害し、貧富の差を極限的にまで広げている今日のグローバリズムの
諸問題をえぐり出している。「民衆の安全保障」とは、こうした世界のあり方を
根本的につくりかえるためのものでもある。(国富/事務局)

●発行:債務帳消し日本実行委員会(TEL:03-3291-5901)

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沖縄・安保Newsクリップ 4/14〜4/28

 【4月14日】稲嶺恵一知事が、首相官邸で森喜朗首相と初会談。昨/7月に再
改定、今月1日に施行された「米軍用地特措法」に基づいて、那覇防衛施設局
が、来年3月31日で使用期限が切れる読谷村の楚辺通信所(象のオリ)と浦添市
牧港補給地区内の一部の土地を所有する地主に意見照会の文書を送付。
 【4月15日】国連機関(国連アジア本部)誘致シンポジウムが那覇市内で。約
200人が参加。
 【4月19日】日米地位協定に基づく1999年の国内民間空港への米軍機着陸回数が
計801回を数えることが運輸省のまとめで分かった、と琉球新報。前年より82回
増え、沖縄県内では那覇空港に4回着陸。米軍管理の三沢や自衛隊管理の小松な
どを除いた全国87カ所の民間空港のうち、29の空港に米軍機が着陸。
 【4月21日】那覇防衛施設局から沖縄県に入った連絡によると、名護市の米軍
キャンプ・シュワブで18日に発生した原野火災の焼失面積は約5千平方メート
ル。実弾射撃訓練中に起こり、約5時間燃え続けた。
 【4月24日】米海兵隊が1995年から96年にかけ、鳥島射爆場で劣化ウラン弾を誤
射した問題で、科学技術庁が、鳥島や久米島周辺で昨年実施した環境調査結果を
沖縄県に報告。海水、大気、海産物など8項目のいずれも「影響は認められな
い」と結論。ヘリ基地反対協が、名護市内で臨時総会。s150人が参加。F
軍実弾演習による今年の山火事は、今月22日までの延べ焼失面積152万7,200平方
メートル。東京ドームの約32倍、と沖縄タイムス。
 【4月25日】河野外相が参院予算委員会で、米軍基地内のPCBなど廃棄物の取り
扱い、情報提供について、地位協定の運用改善を求めていく考えを初めて表明。
 【4月26日】4月1日に開館した沖縄県平和祈念資料館に多くの感想や意見が寄せ
られ、展示方法の改善を求める声も出されている、と琉球新報。稲嶺知事が"
新石垣空港の建設場所に「カラ岳陸上」を正式決定。
 【4月27日】在沖米海兵隊所属の水陸両用車6台が、事前通告なしに宜野座村松
田から漢那にかけてのリーフ付近を通航。翌日、宜野座村漁協の組合員が、松田
沖合約300メートル付近の岩礁の広範な破壊を確認した。沖縄県議会の「一Z
反戦地主など」の排除決議で、一坪反戦地主会が、県議全員に見解を問う公開質
問状を郵送。28日付の沖縄タイムスは、「陳情の採択後、県議会事務局には全国
から……批判、抗議文が27日現在、175件寄せられている」と報道。
 【4月28日】「新沖縄県平和資料館を考えるシンポジウム」(主催・沖縄戦記録
フィルム1フィート運動の会、沖縄平和ネットワーク)が那覇市内で。世界+
然保護基金日本委員会(WWFJ)が、ジュゴンなどの保護のため、名護市辺野古へ
の米軍普天間飛行場移設、北部訓練場へのヘリパッド建設計画を見直すよう日米
両首脳に求める署名活動を始めると発表。

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名護市民投票裁判・判決公判へ!

 2年4ヶ月、全10回におよぶ裁判の判決がいよいよ出されます。名護市民投票の
結果を風化させることなく、その実質を問う日本で初めての住民投票裁判に結集
を!(当日は、27人乗りのバスが出ます。11時10分、名護高等予備校前から出
発)
●5月9日(火)13:10〜
●那覇地方裁判所

名護市民投票・模擬裁判
 名護市民投票とは何であったか、何を学習し、何をくらしの根幹にすえ、未来
に何をつなぐのか。それらを裁判の経過内容をふまえたかたちで演じます。
●キャスト:原告側・真志喜トミ、他2名/被告側・輿石正、他2名/裁判官・川
野純治、他2名
●同日14:30〜16:30
●教育福祉会館(那覇市古島/電話:098-885-9621)

◆連絡・問い合わせ先◆ 名護市民投票裁判・原告団
 (じんぶん企画/電話:0980-51-1177/FAX:0980-51-1170)

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「しないさせない戦争協力」関西ネットワーク
  −−第1回総会開かれる

 昨年中、新ガイドラインに基づく「周辺事態法」をはじめとする「戦争ができ
る国家」造りのための諸法の制定や港湾・空港などの軍事利用の急速な拡大に反
対して闘ってきた「しないさせない戦争協力」関西ネットワークが、これまでの
闘いの成果の上に、体制を整備し次の闘いを切り開くために4月24日第1回総会
を開いた。全港湾大阪支部や全労協などの労働組合や、「ヤマサクラ37」反対闘
争を担った地元伊丹市や尼崎市の市民運動参加者など約60名が参加した。
 開会の挨拶は結ぶ会の神志那さんが行い、議題に先立って、安保条約や日米ガ
イドラインを分析・研究しこれに忠告を発してきた関西学院大学教授の豊下楢彦
さんが「新旧ガイドラインを検証する」と題して記念講演を行つた。基調提起は
関西共同行動の中北さんが行い、関西ネットワークは今後「軍事演習に対する闘
い」「港・空港の軍事利用を許さない闘い」「非核神戸方式を守る闘い」「地域
職場での戦争協力拒否」「自治体を平和の砦にしていく運動」などに取り組むこ
とを提起した。
 さらに総会では、今後のネットワークの運営体制なども話し合われ、「年1回
の総会」「日常の運営を決定する運営委員会」とその下に「事務局」を置くこと
などが確認された。また中北さん、馬場さん(以上大阪)、粟原さん(兵庫)、
滝沢さん(京都)などの代表者も決定された。
 総会のまとめは全港湾大阪支部の馬場委員長が行い、「厳しい中ではあるけれ
ども、団結して道を開こう」と呼びかけた。
(星川/「しないさせない戦争協力」関西ネットワーク)

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各地集会・行動予定(5/10〜5/21)

5月10日(水) 南北首脳会談合意と再開 時間*18:30〜/場所*文京シビック
センター(丸の内線後楽園駅)/問題提起*北川広和、宋世一、渡辺健樹/主催
*日朝国交正常化の実現と見直しを求める全国署名運動(03-5684-0194)
5月11日(木)「憲法調査会」――改憲論を批判する 時間*18:30〜/場所*神
保町区民館(都営新宿線神保町駅)/報告*繁山達郎/600円/主催*国連・憲
法問題研究会(03-3264-4195)
5月12日(金) 満月コンサートIN首里 時間*18:30〜/場所*喫茶ザンギリス
(首里儀保十字路)/出演*まよなかしんや/チャージ*1000円/主催*沖縄う
たの里(098-876-1352)
5月12日(金) 神奈川と沖縄を結ぶ反基地反核平和行動 時間*18:30〜/場所
*かながわ県民センター(横浜駅三越裏)/報告*池宮城紀夫(沖縄から)、宇
野峰幸(弁護士)、横須賀・厚木から/500円/主催*同行動(090-11056980)
5月13日(土) 原子力の本当のはなし 時間*14:00〜/場所*横須賀YWCA(京
浜急行北久里浜駅2分)/お話*藤田祐幸/500円/主催*放射能から私たちの未
来を守る会(0468-36-0956 菅沼)
■軍隊と性暴力について考える 時間*18:00〜/場所*文京区民センター(三
田線春日駅・JR水道橋駅)/講師*野口裕子(名護ヘリポート基地に反対する
会)/主催*アジア連帯講座(03-3372-9401)
5月14日(日) 軍港建設を問う5i4市民行動 【ピースウォーク】11:00浦添市
役所前集合【平和とくらしを守る県民大会】15:00〜宜野湾野外ステージ【浦添
市民平和交流集会】18:30〜浦添社会福祉センター/主催*軍港建設を問う!浦
添市民行動実行委/連絡先*一坪反戦地主会・浦添ブロック(098-876-1352 大
城)
■空自浜松広報館抗議ウォッチング 集合*10:00広報館駐車場/申し入れ*
11:15広報館入り口/主催*NO!AWACSの会(FAX 053-422-4810)
■ユーゴの支援の中から、そして日本の状況は 時間*13:30〜/場所*世田谷
北沢区民会館(小田急線ほか、下北沢駅下車、北沢タウンホール2F)/講師*暉
峻淑子(埼玉大学)/主催*女は戦争への道を許さない世田谷集会(03-3424-
8310 味岡)
■やっぱり変だよ石原さん! 練馬区民緊急集会 時間*14:00〜/場所*練馬
産業会館(西武池袋線桜台駅南口5分)/問題提起*辛淑玉(石原やめろネット
ワーク)/主催*何か変だよ石原さん!実行委(03-3993-5405 練馬区職労)
5月15日(月)沖縄・名護への米軍基地建設反対!5i5集会 時間*18:30〜/場
所*外濠公園(中央線四谷駅)/報告*一坪反戦地主会/集会後デモ・防衛施設
庁要請行動/主催*沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)
5月17日(水)こんな住民管理制度なんていらない! 戸籍・住民基本台帳・外
国人登録 時間*18:30〜/場所*千駄ヶ谷区民会館(山手線原宿駅)/講師*
佐藤文明(戸籍研究)、水野精之(板橋区議)/500円/主催*やぶれっ!「住
基ネット」(03-5269-0943 プライバシー・アクション)
5月19日(金)「思いやり予算」違憲訴訟・東京 第11回口頭弁論と防衛施設庁
申し入れ行動 時間*13:10〜13:30/場所*東京地方裁判所611号法廷(地下鉄
霞ヶ関駅下車)/法廷後市ヶ谷へ移動し、15:00から防衛施設庁への申し入れ行
動を予定/連絡先*米軍への「思いやり予算」を返せ!訴訟(東京)事務局
(03-5275-5989 市民のひろば)
■Nから子どもたちへ ペルーの子どもたちと、今 時間*18:00〜/場所*早稲
田奉仕園小ホール(東西線早稲田駅4分)/報告*太田昌国、ペルー現地から/
500円/主催*永山こども基金/集会連絡先*03-3353-7771(四谷共同法律事務
所)
■沖縄に平和を! 李政美コンサート 時間*18:00〜/場所*スペース・オル
タ(新横浜下車6分)/沖縄現地からのお話(宮城康博さん)、李政美さんコン
サート/2000円/主催*沖縄の自立解放闘争に連帯し、反安保を闘う連続講座
(045-241-4096 鈴木)
■「日の丸・君が代」強制の現在と今後 時間*18:30〜/場所*かながわ県民
センター(横浜駅西口)/問い合わせ*「日の丸・君が代」の法制化と強制に反
対する神奈川の会(090-3909-9657)
5月20日(土)地域から平和をひらく連続講座 第2弾 時間*18:00/場所*大
田区立生活センター大集会室(JR蒲田駅東口3分)/講演*太田昌国/主催*
地域から平和をひらく連続講座実行委員会(03-5736-0755)
■日の丸君が代反対!討論集会 時間*18:30〜/場所*国分寺本多公民館/各
地からの報告あり/主催*日の丸・君が代いりません!実行委(042-525-9036 
テント村)
5月20日(土)〜21日(日)米軍基地のない韓国・沖縄・日本を! 日韓共同シ
ンポジウム 【20日】時間*18:30〜/場所*江戸東京博物館(総武線両国駅)
/共同討論会【21日】開場*13:30/場所*機械振興会館ホール(三田線御成門
駅)/パネラー*新崎盛暉、新倉裕史、駐韓米軍撤退闘争本部など/2日通し
1300円、20日500円、21日1000円/主催*同実行委/連絡先*日韓民衆連帯全国
ネットワーク(03-5684-0194)
5月21日(日)戦争と性暴力のない世界を! 沖縄とアジアをむすぶ 時間*
14:00〜/場所*立川女性総合センターアイム(中央線立川駅北口)/講師*松
井やより(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)/500円/主催*うちな
んちゅの怒りと共に!三多摩市民の会(042-592-3806 古荘)

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