Mime-Version: 1.0
X-Sender: kaymaru@mail.jca.apc.org
Date: Fri, 31 Mar 2000 19:57:35 +0900
To: aml@jca.apc.org
From: "MARUYAMA K." <kaymaru@jca.apc.org>
Subject: [keystone 2528] 白保のサンゴ:緊急全国集会(4・8)
Cc: keystone@jca.apc.org
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 2528
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

 集会情報を転載します。

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 緊急全国集会へぜひ、ご参加を!

 先日の「白保海域の保全のための緊急署名」に参加いただきありがとうございまし
た。

 残念ながら署名の甲斐もなく、白保海域に大きな影響が懸念される「カラ岳陸上
案」が選ばれてしまいました。これをうけ、八重山・白保の海を守る会は緊急集会を
行います。皆様のご参加、ご協力をお願いいたします。
 

再び、白保のサンゴの海があぶない!新石垣空港カラ岳陸上案反対!!

緊急全国集会へぜひ、ご参加を!

 稲嶺県政によって設置された新石垣空港建設位置選定委員会は、3月11日、まった
く議論を深めることもなく、カラ岳陸上案を新たな空港建設地として強引に最終選定
しました。
 このカラ岳陸上案は、陸海一体となった白保サンゴ礁生態系のど真ん中に新空港を
建設する計画案です。海の直接的な埋立てこそないものの(誘導灯は海上に設置され
ます)、高さ30メートルもの巨大な滑走路が海岸林を踏み倒し、渚ギリギリまで迫り
ます。

 大土木工事による赤土の大量流出や広範囲にわたる地下水脈の分断は白保サンゴ礁
生態系に取り返しのつかない大きな影響を与えるものと考えられます。さらに陸上部
分の地形改変は、ユニークな海中景観とともに、訪れる人々を魅了している陸上部分
の優れた自然的景観を完全に消失させます。

 愛知万国博や吉野川可動堰のように自然環境に配慮しない公共事業が頓挫の憂き目
をみている中、今回の決定は時代錯誤もはなはだしいことと言えます。このような暴
挙を許しては20年間の私たちの白保の海を守る闘いはいったい何だったのかと問われ
ましょう。

 残念ながらWWFJ(世界自然保護基金日本委員会)は「条件つき容認」という苦渋の
決断をしました。しかし私たちは、今後も白保のサンゴ礁生態系を後の世代に健全な
まま残していくために、このカラ岳陸上案の白紙撤回を求めてあくまで闘うつもりで
す。多くの皆さんの参加を強く呼び掛けます。

日  時:2000年4月8日(土) 午後1時30分〜5時
会  場:なかのZERO(TEL.03-5340-5000)●JR「中野」駅南口下車徒歩7分
講  演:「カラ岳陸上案が白保の海に与える影響」
      目崎  茂和 氏(南山大学教授)
現地報告:本村  恵和(白保漁業組合)

参 加  費:¥500 *参加予約は必要ありません。直接会場へ!

問合せ先:八重山・白保の海を守る会(TEL.03-3220-3529)

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 MARUYAMA K.  kaymaru@jca.apc.org
 2GO GREEN (JCA-NET)
 http://www.jca.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html



 
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