Mime-Version: 1.0
Date: Thu, 10 Feb 2000 01:42:01 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 2354] [aml]英活動家の来日に関連して
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 2354
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

 [転載無用]

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
 --------------------------------------------------------------------------

 Date: Sat, 05 Feb 2000 08:19:56 +0900
 From: 和田 喜太郎 <YRX00535@nifty.ne.jp>
 Subject: [aml 16307] 英活動家の来日に関連して
 

和田です。
 英国の反核活動家の来日に関連して、「以前に投稿があった」というのは、以下の内
容です。つまり、佐賀大学の豊島さんから、鹿児島の続さんに宛てられたものを、青木
雅彦さんが転載・紹介してくれたものです。
 転々載の再転載となりますが、このさい一部省略して念のためにお知らせします。

                ************************

 99/06/29 題名:[aml 12845] FW: 英国の核兵器禁止直接行動

 転送の転送ということになりますが、日本でも一部の新聞では報道された。(一部の
新聞は報道したくもない(^^;)、トライデント原潜研究施設に侵入して機器を破壊した
勇敢な女性達の行動。その声明の日本語訳が公開されています。
 この行動の参加者の一人は、私が昔 [aml]で紹介した戦闘機破壊行動の参加者でもあ
りました。その時の声明文も日本語で読めるようです。

Forwarded by Masahiko Aoki <btree@pop06.odn.ne.jp>
---------------- Original message follows ----------------
 From: "peace" <peace@po.synapse.ne.jp>
 Date: Tue, 29 Jun 1999 17:08:22 +0900
 Subject: FW: 英国の核兵器禁止直接行動
-----
鹿児島の続です。
peace@po.synapse.ne.jp
へ情報をいただきました。
転送します。

-----Original Message-----
>From: TOYOSHIMA Kouichi [mailto:toyo@cc.saga-u.ac.jp]
 Sent: Monday, June 28, 1999 1:33 PM
 To: peace@po.synapse.ne.jp
 Subject: 英国の核兵器禁止直接行動

  ピースネット鹿児島  御中
 佐賀大学の豊島耕一と申します。次のような事件をご承知でしょうか。
イギリスとデンマークの中高年の女性3人が去る6月8日、グラスゴーにほど近いゴイ
ル湖(入り江、Loch Goil)の原潜研究整備施設(http://www.dra.hmg.gb)に侵入し、ト
ライデント原潜関連の研究およびソナー設備を、約4時間にわたって「非武器化」する
という行動を起こしました。この施設はミサイル原潜の隠密行動に必要な、音響特性、
磁気特性をチェックしたり、改良するための研究開発の主力となっているもので、これ
なしには原潜は「丸裸」となり武器としての能力を低下させることになります。
 メンバーの一人アンジー・ゼルター氏は、3年前にインドネシア輸出予定の戦闘機を
ハンマーで壊して輸出を阻止したグループの一員として,裁判にかけられましたが、輸
出先での虐殺防止のための正当な行為として完全無罪とされました。(その経緯につい
て記した本人の文章の日本語訳は次をご覧下さい。
 http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/peace/angie.htm)

 今回の行為についても、本人らの「共同声明」によると、国際法違反の核ミサイルを
廃棄しようとしない政府に代わっての、民間による「補正」行為であるとしています。
 また,必要な事前の秘密性以外、公開で、非暴力であり、きちんと説明できる
(accountable)、 責任ある行動である、とも言っています。したがって直ちに警察に
拘束されました。メンバーのひとりはこれを「家事」とも言っています。この「共同声
明」を次に翻訳しました。
 http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/peace/lochgoil.htm
オリジナルは次です。
 http://www.gn.apc.org/tp2000/GOILSTATEMENT.html
彼女らを単に「過激派」などと決めつけられない、考えさせる内容を持った文章です。

 TOYOSHIMA Kouichi
 Dept. Phys., Univ. of Saga
 豊島耕一、佐賀大学理工学部物理科学科
−−−−−−−−−−転送ここまで−−−−−−−−−−

 99/10/23 題名:[aml 14515] 英核施設破壊の女性免罪
 From: Aoki Masahiko <btree@pop06.odn.ne.jp>

  [aml 12845](1999.6.29)で私が転載で紹介した、核施設を破壊して逮捕された女性た
ちの裁判のニュース。仰天判決です。新聞記事ですので【転載禁止】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「核兵器は違法」と施設破壊を免罪 英・スコットランド

 「核兵器は国際法上、違法である。これを無くそうという行動は犯罪を防ぐためのも
のだ」……こんな論理が通って、英国・スコットランドで21日、海軍基地に侵入して
核搭載原子力潜水艦トライデントの施設の一部を破壊した反核運動の女性3人に対し、
免罪を言い渡す法廷の決定があった。
 3人は、1980年代に盛んだった「核軍縮運動」(CND)に共鳴する反核運動家
で、45〜63歳。
 今年6月、グラスゴー西方にある海軍基地ファスレーンに忍び込み、トライデントの
付属施設である「はしけ」の実験設備の一部を破壊して逮捕され、拘束されていた。

 21日、スコットランドから報じられたところでは、地元のグリーノック治安判事裁
判所で、弁護側は(1)1996年の国際司法裁判所(ICJ)の判断(勧告的意見)
で、すべての核兵器は違法とされている。(2)女性たちは基本的に罪を犯したが、そ
れはこれを上回る犯罪を防ぐためだった。(3)したがって、スコットランドの法で「
免罪」されるべきだ……と主張した。

 これに対して、ギムブレット判事(60)は弁護側の言い分を認めて放免を決定。
「決定はこうした行動を繰り返していいという意味ではない」と諭しながらも、「この
事件がきわめて特別な状況下にあった」と語って、トライデントの存在を「違法」と判
断したことを強く示唆した。
 決定の理由として、同判事は「英国のトライデントが他国に脅威を与えていて、国際
法を犯すと解釈することもできる」と語り、女性らの行動が「正当化」されるという判
断を示した。

 英国は「抑止力」として核兵器保有を正当化している。BBC放送などによると、こ
の判決について、地元の保守党議員らから、早速、怒りの声があがっている。上級審に
持ち込まれた場合、この決定が支持を得られるかどうかは疑問だが、核兵器の合法性に
ついて国際社会に改めて一石を投じ、世界の反核運動を勇気づける「小さな町の法廷の
大きな判断」になるかも知れない。
(朝日新聞 10月22日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 しかし我々がこの判決に驚くのは、日本では安全保障問題に関しては絶対に行政に不
利な判決は出ないという思い込みがあるからで、素直な人間的な判断ではこの判決の方
が当然でしょう。この60歳の判事は、もう出世とかのことは気にせず、人間的な論理
と倫理で判決を下したということでしょう。
 すでにお知らせしたようにこの被告の声明は
 http://www.gn.apc.org/tp2000/GOILSTATEMENT.html
その日本語訳は
 http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/peace/lochgoil.htmにあります。

 80年代以降は国際的には反核運動の担い手は完全に女性が中心になりました。
これは恐らく自然な成り行きで、と言うのも例えばN.コールダー著『核戦争の悪夢』
(みすず書房)に次のような一節があります。

 ウーマンリブの皆さんから抗議を受けることになるだろうが、核戦争の話をする時は
いつも男(men) という言葉を使わざるをえない。たしかに女性の軍科学者、軍官僚、そ
して数こそ少ないがミサイル将校がいることはいる。しかし、核兵器は、戦争は男性の
つくり出したものであるという生の実態……文化人類学者にとってはきわめて深刻な事
実……を変えはしなかった。ミサイルの形はまったく男性のシンボルそのものであり、
敵の攻撃でミサイル戦力が破壊されることに「去勢」という言葉を使うことがあるくら
いである。

 ですから、西村某が女性蔑視の言動をするのも、彼としては首尾一貫しているわけで
す。フロイトの深層心理分析を待つまでもありません。

*******以上で転々載終わり********



 
  • 1998年     3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 1999年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
  • 2000年     1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

  • キーストーンメーリングリスト 目次