啓蒙、予防パンフレット                        平成14年8月発行
 
「カルト」とは?その問題点は?
 
◎ カルトとは?
今、社会の中にはさまざまな数多くのグル−プがあります。その中のどのグル−プが気をつけなければならないカルトなのかを見分けるのは、なかなか難しいことです。
「カルト」とは一般に広義として、何らかの強固な信念(思想)を共有し、その信念に基づいた行動を熱狂的に実践するように組織化された集団のことを言います。また狭義には、破壊的な行動を伴う新興宗教や異端宗教の団体(破壊的カルト)を指すのが一般的です。
 
◎ カルトの問題点は?
 
この破壊的「カルト」集団は、下記のような反社会的な特徴を持つのが一般的であり、それが故に社会に多くの迷惑を及ぼしたり、家族、友人などを犠牲者(被害者)にすることが少なくありません。
 
☆ 破壊的カルトは虚偽と欺瞞に満ちた行動体系を持つ。(偽予言etc.)
☆ 個人が組織に入会、脱会することの自由が剥奪されている。(特に脱会)
☆ 組織または組織のトップと一般信者との間の支配・隷属的関係が強い。
☆ 現実社会を否定または敵視し、公共の利益と福祉に反する行動を取ることが多い。
☆ 信者はマインド・コントロールにより本来の人格を破壊される。
☆ 信者は組織への隷属のために家族や社会から隔絶されてしまう。
 
◎ 破壊的カルト組織とはどんなもの?
 
代表的な破壊的「カルト」としては、オウム真理教(現アレフ)、統一協会、ものみの塔
(エホバの証人)、ヤマギシズム、法の華三法行などが一般的に知られています。
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