被害者体験談       終わりは来なかった……

 7月に脱会しましたNです。ホットな心境と言ったら、やはり以前証人にいたときの現実……。正直言ってこの先何をしていったらいいか分からない。いろんな経験、辞めた人の経験を教えてもらいたいという気持ちです。身軽な状態で自分の時間をそのために割ければいいですね。辞めてから3ヶ月です。大会に出られないし寂しい気もあります。考えると苦痛なときもあります。

 昔の経験を話すと、5年前にK先生に説得してもらい、一時あきらめられた状態で過ごしてもらい、今、間違いに気が付いて生きています。印象に残っているのはやはり聖書を信じますか、聖書を改竄しているという言葉でした。クリスチャンとしてエホバの証人組織から教えられた背教者とは違っていました。冷静に見ていくことができる、間違いに気が付いてから5年前に話したことを思い出します。終わった後、何をしていくか生活を考えると、辞めた後の被害があります。
 

 人格といったものをエホバの証人のころは変えるように教えられていました。すると自分の持っている人格がなくなってしまうんです。それが一番の被害です。人それぞれの個性が侵されているんです。それも辞める一心で、辞めた後も、……支援していただいている人のおかげで生きていられるんです。伴さんは自分のエホバの証人体験で心理学を勉強して身障者のリハビリの施設の仕事をするときに役に立ったと言ってました。社会復帰の経験が役に立っていると言ってました。被害者は、そういうことが考えられる動機付けになります。
 具体的には分かりませんが、参考になれればと思い話します。エホバの証人はもうすぐ終わりがくるから将来の考えを考えていませんでした。実はその終わりはありません。なんて言うか、まだ続きが百頁残っていたという状態なんです。どうやっていこうかという状態です。いろんな楽しいこと、いろんな人に会えるのが楽しいのです。昔は、Kさんや家族を訴えてやろうと思いましたし、「私なら訴えます」と言った長老がいました。お金がかかるらしいと聞きました。家族は自分の子供をエホバの証人から取り戻すというと組織から離して果たして子どものためになるかという不安があります。病気を治すとき、手術は痛いのと一緒で、そのときは痛くても、後から気が付いたときには絶対に感謝されますので。波があるんですけどエホバの証人にいたときよりしっかりしたいと思います


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