実行委員会代表



 20年前の第一回被害者全国集会から今回の集会まで延べ千人近くの人たちが参加しました。輸血拒否はもっとも反社会的な教えです。数多くの悲劇が生まれ、今もたくさんの人が苦しんでいます。ここに撤回決議を提案します。
 統治体がこの教えを言い始めてから60年近くになります。ものみの塔に対して社会的な責任を追及しなければなりません。年間千人以上が教理の犠牲になっています。1950年代から現在までに世界中で六万人以上が亡くなっています。日本では1985年6月に川崎で輸血を受けられなかった児童が命を落として以来、この問題が知られるようになりました。国内では輸血拒否による死亡例は十人以上が確認されています。敗血病患者が輸血拒否で両足を切断したケースがありました。青森の事件は発生してから二年後に表面化しました。主犯はものみの塔統治体です。三者が共犯者として上げられると思います。一人目はエホバの証人の家族や友人であり、困難な闘いを支援するネットワークやカウンセラーが求められています。二人目はエホバの証人本人です。だまされていても殺人は殺人です。三人目は見て見ぬ振りをしている世の中です。司法がエホバの証人の行為を追認しています。聖書が殺人の道具になっているのに教会が問題を見逃しています。エホバの証人が輸血拒否をして死んでも構わないという風潮が蔓延しています。危険な教えをとらえ直し、ここにメッセージを発します。

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