朝鮮学校生徒を守るサポート・リボンのお願い
 
 9月17日の日朝会談で北朝鮮が拉致事件を認めたことで、朝鮮学校生徒への嫌がらせや学校への脅迫状が届くという悪質な行為が相次いでいます。何ら責任のない在日朝鮮の子どもたちへの人権侵害は許せません。子どもたちの恐怖と緊張を考えると心が痛みます。


 朝鮮学校生徒たちの様子を伺うと、案じていた嫌がらせが起きていました。子どもたちを守るために、集団登下校時は、チマチョゴリは危険なので私服か体操着(トレーナー)で教師や総連の人が付き添っており、乗る車両も決め、なるべく集団で移動するよう学校側は安全策を講じているとのことでした。本当に情けない日本社会で申し訳ないと気持をお伝えしました。 

黙って心配しているよりも、サポーターを表する赤と青のリボンを胸に付け、歩くことにしました。
「あなた方の味方です。何かあったら助けを求めてください」というメッセージのリボンです。もちろん、埼玉朝鮮学校、東京朝鮮学校の生徒と保護者、総連の方々にはこのリボンについて周知していただいております。

 ぜひこのサポートリボンを広げてください。黙認せず、関心を持つ方がちょっと勇気を出して胸に付けていただければと願っています。私服登校なのでこちらからは分からないのですが、子どもたちがリボンを見つけ「ありがとう」と声を掛けてくれて、心温まる出会いもありました。
 リボンは手作りです。色は北朝鮮のカラーの2色(赤、青)です。6cm位の長さの青のリボンテープの上に赤のリボンを重ねて少しずらして二つに折り安全ピンで留めたもので、Λ の形にみえます。どなたでも簡単にできます。HP掲載のリボンは青のテープの幅がいくらか広いので全体は5角形のようになりました。

 拉致されたご家族の怒りと心痛思うと胸が痛みます。しかし、50〜80年前の植民地時代には、関東大震災の虐殺、強制連行、強制労働、従軍慰安婦の問題、朝鮮半島での収奪と同化政策等々の非人道的行為の数々に日本政府は心からの謝罪と国家賠償をしてきておりません。今もなお、在日朝鮮の方々は差別と偏見に苦しんでいます。北朝鮮を責めるだけではなく、両国の非人道性にも目を向け冷静に対処すべきだと考えます。互いの信頼を回復し、国交正常化への願いを託し、心をつなぐリボンとなってくれることを期待しています。                                (S)                   

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