クリスマス会のお知らせ(2008/12/14掲載)

 JFCネットワークのクリスマスパーティーのお知らせです。JFCユースによるパフォーマンスを始め、歌あり、踊りあり、ゲームありのイベントです。また、今年は、初めての試みとして、NPO法人リーガルサポートセンターとの合同クリスマスパーティーです。

◆日時:2008年12月21日(日)12時から16時(11時半開場)
◆場所:早稲田大学大隈ガーデンハウス(東西線日早稲田駅から徒歩5分、JF山手線高田の馬場駅から早稲田大学正門行のバスで10分)
◆参加費:フィリピン人1家族500円。学生500円、日本人1000円
◆参加資格:どなたでも。一人一品料理持ち寄りです。
◆参加希望の方は、必ず、事務局までご連絡ください。


JFCユースによるホームページを紹介します(2008/12/6掲載)

 動画サイト(YouTube)を利用したJFCユース(青年)によるホームページを紹介します。Japanese-Filipino Children and Youth Best of Both Sides(jfcybobs)というサイトです。音楽やダンスパフォーマンスをしているJFCユースたち、その友達や家族との活動を中心に紹介しています。是非ご覧下さい。

http://jp.youtube.com/user/jfcybobs


国籍に関する日本の最高裁判決に対するNGOとJFCの団体による共同声明文
(2008/9/7掲載)

 JFCネットワークは、フィリピンのNGOであるBatis Center for WomenDevelopment Action for Women Network(DAWN)、JFCの団体であるBatis YOGHI(Youth Organization that Gives Hope and Inspiration)とともに2008年8月4日付けで、日本に在住する10人のJFCに日本国籍を認めた最高裁判決に対する共同声明文、及び、「最高裁判決を受けたJFCとNGOによる声明」を発表しました(マニラでの記者会見の模様)

共同声明文(English)
共同声明文(日本語)


プロジェクトのインターンスタッフ募集のお知らせ(2008/5/24掲載)

 JFCネットワークでは、下記プロジェクトの実施を予定しています。これに関連して、インターンスタッフ1名を、緊急で募集します。詳細については、東京事務所(050-3328-0143)まで、問い合わせ下さい。なお、既に決定の場合はご容赦下さい。

○プロジェクト名(内容):
 国籍確認訴訟判決に伴う在比ケースの対応支援

プロジェクト期間:
  200865日から2009531日までの約1年間
 (200865日以降、できるだけ早い時期から3カ月以上1年以内)

○プロジェクト実施場所/専門スタッフ派遣場所:
  フィリピン共和国メトロマニラケソン市(マリガヤハウス)

募集人員: 1

○応募条件:
 ・語学力(英語もしくはタガログ語)が堪能であること。
 ・法律問題への関心が高いこと。
 ・コミュニケーション能力に長けること。
 ・PC(ワード, エクセル)が使えること。

※別途、在比JFC国籍喪失ケースの掘起し・戸籍記載手続支援プロジェクト」
(期間2008年9月1日から1年間)のインターンスタッフを募集します(詳細は
 東京事務所まで)。



事務所移転のお知らせ

 JFCネットワークの東京事務所は2007年4月28日(土)に、市谷から新宿へ移転しました。電話番号も変更となりました。また、2007年6月5日からは、IP電話サービス導入に伴い再度電話番号が変更になりましたので、ご注意下さい。

    [電話番号(FAX兼用)] 050-3328-0143 (2007年6月5日より)
                    03-6672-3233 (6月4日まで)
                    
    [Mail to] jfcnet@jca.apc.org
    [最寄り駅] JR線 新宿駅 徒歩15分
     地下鉄丸の内線 西新宿駅 徒歩8分、都営大江戸線 都庁前駅 徒歩5分
    [活動日] 火曜日、水曜日、金曜日 10:00~18:00


東京弁護士会の『人権賞』に選ばれました

 東京弁護士会が制定する第21回人権賞を受賞しました。
 東京弁護士会ホームページ → http://www.toben.or.jp/new/news061205_1.html



特定非営利活動法人(NPO法人)JFCネットワーク』の設立と団体名称変更の件

 私どもは、1994年設立以来、任意団体として活動して来ましたが、設立から10周年を迎え、JFCを支えるネットワーク(従来名称)から『特定非営利活動法人JFCネットワーク』へと生まれ変わりました(2006年4月20日設立登記、理事長 阿蘇敏文、副理事長 山野繁子)。これからもJFCの子どもたち支援の活動の一層の充実をはかって行く所存ですので、引き続き皆様の暖かいご支援を宜しくお願い致します。



日本・フィリピン友好50周年記念酒


 2006
年、日本とフィリピンが国交を回復して50周年目を迎えます。このお酒は日比友好50周年を記念して作られました。その売上の一部は日本やフィリピンに暮らす JFCの子どもたちのために使われます。


お酒のチラシ  お酒の注文票

※ お酒の注文票フォームに入力し、適当な名前を付けて保存し、
   メールに添付してJFCネットワークまで送信下さい。
   または、印刷して本数などを記入し、FAXでJFCネットワーク
   までお送り下さい。




JFCを支えるネットワーク設立10周年記念出版のお知らせ

 JFCを支えるネットワークは、1994年5月に設立してから今年で10年目を迎えることができました。 これを記念して本を出版することになりました。

〇タイトル: 「パパからの初めての手紙」 - First letter from my Dad -

○定価: 本体1,200円 + 税

○編者:JFCを支えるネットワーク  ○発行:株式会社游学舎  ○発売元:泉書房

〇内容: ひとりのJFCの少女の物語り、ケース紹介、JFCの声、活動への想い、
      何が今フィリピンで問題なのか、JFCネットワーク活動報告書。

〇全国の書店でお求めになれます。詳しくは事務局までメール又は電話でお願いします。




『フィリピン女性来日ハンドブック-日本での仕事・生活・人間関係』が完成!

 JFCネットワークでは、アジア女性基金からの助成金を受け、『フィリピン女性来日ハンドブック』の作成を進めてきました。これは来日を控えたフィリピン女性を対象に、日本で労働、もしくは配偶者として生活するために必要な日本事情、文化、法律手続き等の情報を提供するためです。2004年4月印刷、完成し、比政府及び自治体、弁護士会、関係NGO等を通じて配布しています。ハンドブック作成に当たっては実体験に基づく情報を載せることが重要と考え、JFCネットワークのクライアントの女性に集まってもらいワークショップを8月と9月の2回開きました。お問合せは事務局まで。

●2003年9月19日~21日 ハンドブック作成に向けた第2回ワークショップ

ワークショップでは、演劇の手法や体を使ったエクセサイズを取り入れつつ、参加者が自分たちの過去の経験をシェアーしたり、表現したりしました。例)日本へ行く前の自分たち―まとめより…「みんな19歳から21歳の若い独身の時に日本に行っている。」「みんな処女だった。」「自分の父親が無責任だったり、死亡したり、病気になったりして家族が経済的に困窮した事が日本行きを決めたケースが多い。」「みんな高校は卒業できている。高校までは両親ががんばってくれたけれど、大学はお金がなく入れないか中退してしまった人が多い。」    

「日本行きを決めた直接的原因は?」まとめより・・・「家族の稼ぎ主だったから。生き抜くため。経済的な理由。」「貧困とそれへの挑戦」「母親に説得された」「海外でいろいろな経験をしたかった」「一人暮らしの自由へのあこがれ」「それまでしていた仕事をやめてまで日本に行った。もちろん、給料がいいから」「家族を助けるために自分の意思で決意した」「環境、雰囲気。だれもが日本へ行った。それがはやりだった。」

また、フィリピンの移住労働者(Migrant Worker)の問題や異文化コミュニケーションについて講師を招き、セミナーも行いました。講義の後には多くの質問や感想が参加者から出されました。

ワークショップ最終日のまとめでは、3つのグループがそれぞれ、これから来日しようとしているフィリピン人 女性たちに向けて、自分たちのハンドブックを作成しました。その中の言葉を紹介します。

「元エンターティーナーとしてみなさんに送る注意は、あらゆる事の決断の際には自分の心と考えを吟味しなさいということです。」「エンターティーナーとして行く人たちは、普通の2倍気をつけてください。私のようにならないように。」「私が日本での経験で学んだことは、自立することです。」「自分の人生は自分の責任です。」「私たちの人権についてよく知りましょう。」「日本の文化や人々についてよく学び、理解しましょう。」「いつでも神様の導きと助けを求めることを忘れないようにしましょう。」     

●2003年8月23日 ハンドブック作成に向けた第1回ワークショップ

ワークショップの内容は、自己紹介、性別(SEX)とジェンダー(GENDER)の違いについてのカシーさん(ファシリテーター、フィリピンの女性の法的支援を行っているNGO・WomenLEADのスタッフ)の説明。その後、いろいろな身の回りにあるものを集めて、その物のジェンダーを皆に決めてもらい、その理由を言っていく、というアクティビティーを行った。その中でジェンダーに関わる、特に女性に対する偏見や思い込みに対するディスカッションを行い、女性をエンパワーするジェンダーの考え方を学んだ。また、ジェンダー差異がどのように社会的に形成されているのか一人の男の子と一人の女の子の成長過程を追いながら話し合った。

お昼の後は、ジェンダーの偏見がどのように実際に現れているか、現在の女性が置かれている状況をカシーさんが豊富な事例と共にレクチャーした。貧困問題や女性に対する暴力(VAW)(レイプやDV、セクハラ、買春、国際移民労働、人身売買、ポルノなどなど)についてさらに掘り下げ、最後には、リプロダクティブライツについて話しをした。セックスについての考え方や、自分たちの子どものための性教育について、カシーさんと子どもとの実際の経験を元に話しをし、興味深かった。

内容は参加者にとって少々難しかったかもしれないが、みな質問をするなど積極的にレクチャーに参加しており、彼女たちが熱心に話しに聞き入る姿が印象的だった。一日のワークショップの後、参加者は励まされた顔をしていた。それぞれがいろいろな思いをもって帰宅していった様子だった。


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